
Science Fiction Club
新しい制服のカタチをつくり、学校教育をより良くする
もふもふは、学びをどのように変えるのか?
デジタルとアナログを融合させて、教育革命を起こす!
私たちは、子どもたちの健全なデジタル活用と学習意欲とを両立させる「もふもふデジタルコンパニオン」の開発にチャレンジするプロジェクトです。
私たち「もふもふ教育革命」は、ぬいぐるみに装着する自律型対話デバイス「MofuBuddy」の開発にチャレンジしています。スマホ/SNS依存や自発的思考力の低下という現代の子育ての課題に対し、AIともふもふの融合により、子どもたちの自然な学びと成長を促進します。対話を通じて考える力を育み、保護者との連携も強化。デジタルとアナログの良さを生かし、子どもたちが自発的に「考える」未来を創造します。
私には忘れられない生徒がいます。彼女は小学3年生の女の子。最初はゲームを黙々とプレイするだけでした。でも「ゲームをつくってみない?」と提案すると、彼女の目が輝き始めました。
「自分だけのストーリーでゲームをつくれるの?」
その瞬間、彼女の中で何かが変わりました。キャラクターを考え、物語を紡ぎ、そしてプログラミングを学び始めたのです。彼女の創造力は無限に広がっていきました。
この経験から、私は大切なことに気づきました。子どもたちには、与えられた情報を受け取るだけでなく、自ら考え、創造するプロセスが必要なのです。特にスマホやタブレットが当たり前になった今だからこそ、ただ情報を消費するだけでなく、自分で考えるフェーズを習慣化することが重要です。
そこで生まれたのが「MofuBuddy」のアイデアです。このAI搭載のぬいぐるみは、子どもたちと対話し、考えるきっかけを与えます。「なぜ?」「どうして?」と問いかけ、子どもたちの好奇心を刺激します。
私たちの目標は、このバディを通じて、子どもたちが自ら考え、創造する習慣を身につけることです。スマホやタブレットを使う前に、まず考える。そんな新しい学びのスタイルを確立したいのです。
「MofuBuddy」で、子どもたちの学びをもっと深く、もっと創造的なものにできると信じています。彼らの無限の可能性を引き出し、未来を明るく照らす存在になれることを願っています。
仮説: ぬいぐるみ型AIデバイス「MofuBuddy」との日常英会話が、子どもの英語リスニング能力と発話意欲を向上させる。
最初に、幼少期に必要な学びとは何かを考えました。自身が中国語を母語とする親のもとで育ち、自然に言語を習得できた原体験があるため、幼少期に日常的な言語接触が重要だという実感を持っています。その一方で、多くの家庭では英語を使う環境をつくるのが難しい現状があります。
そこで、ぬいぐるみ型AIデバイス「MofuBuddy」を提案します。親しみやすいデバイスで子どもが自然に英語に触れ、リスニング能力や発話意欲を向上させる環境を目指します。デモ展示によってその有効性はすでに確認されています。
3カ月間の目標: 「MofuBuddy」の効果検証とβ版プロトタイプの開発
実行計画
1. α版プロトタイプ開発(1カ月目)
– 「MofuBuddy」のハードウェア設計と製作
– 基本的な英語対話AIの実装
2. 実証実験(2カ月目)
– 10家庭を対象に2週間の使用実験を実施
– 週次でのフィードバック収集と分析
3. 結果分析と改良(3カ月目)
– 実験データの詳細分析
– 改良点の洗い出しと要件定義
– β版プロトタイプの設計開始
– 「MofuBuddy」の製品化、3年以内に1,000家庭以上への導入、5年以内に1万家庭以上への導入
– 教育機関(保育園、病院内の院内学級)への導入実験の開始
– 5年間の蓄積したデータをもとに子どもの個性教育及びメンタルケアサポートを開始
– AI教育バディ「MofuBuddy」が各家庭に1台以上普及し、子どもから大人まで生涯学習をサポートする世界
– 個々人の学習データに基づいた最適な教育プログラムが、AIバディによって提供される教育システムの確立
Fluffy Education Revolution デザイナー有馬 いりん
テクノロジーとクリエイティブの力で、未来の価値創造に取り組んでいる。慶應義塾大学理工学部、東京大学大学院学際情報学府での学びを経て、既存の産業構造を革新する挑戦を続けている。
プロジェクトの歩み
入居開始