AIが神になった世界をフェスにする

KAMING SINGULARITY

プロジェクト概要

フェスティバルを最小スケールの社会として考え、体験として未来の選択肢を問う「ソーシャルフェス®︎」プロジェクトの1つとして実施します。様々な企業の出店、食事、エンターテイメント、アート、ダイアログ、セレモニーなどを通して、やがて訪れるアフターシンギュラリティの世界を本気のごっこ遊びで具現化します。特定のイデオロギーや煽動意識は持たず1つの未来の可能性として共同主観仮想実験をエンターテイメント的に発信するスペキュレイティブな試みです。

  • 食エンターテイメント
  • 01人とテクノロジーは互いに挑発し創発する
  • #AI
  • #フェス
  • #シンギュラリティ
  • #儀式
  • #SF
  • #サイエンス
  • #アート
  • #プロデュース
  • #18期

動機

フェスティバルを最小スケールの社会として考え「こうなったらどう?」という未来を体験として問う「ソーシャルフェス®︎」プロジェクトを行なっている中で、aiが神になっていく社会の予感がしました。aiについてはディストピア的な話が多いですが、誰も体験したことのない未来はまず想像して創造して体験して、身体の声を聞いてみようと思い作ることにしました。aiの是非を問うというより、人間性の在りかを探す時間になっていくと予感してます。   
   
   

仮説

死んだ神は人の中にいるみたいですが、科学が突きつける地球の限界という現実を前に、民意を操る心理学を前に、国家、あるいは世界政治のしがらみを前にした極めて複雑な課題群の意思決定に人は耐えられるでしょうか。
aiはやがて全知全能となり、人間の定めたアルゴリズムの下、集合知を統合する器としてまだ言葉もない新たなKAMIのような存在になるかもしれませんし、翻って人間の独自性にフォーカスされたネオ縄文的な身体的な暮らしのコミュニティが現れるかもしれません。その幅を想像することが痛みの少ない時代の変容に帰依するのではと思っています。   
   
   

実験

2018.8/8に1日限り創造するフェス(AIが神になった世界)に到るまでの哲学の変容と当日に私たちや来場者はどのように振る舞っているのかを観察し、既存の想像を拡張していく実験をします。
世界はそこにいる人々の本気のごっこ遊びで具現化されていきますが、本企画では特定のイデオロギーや煽動意識は持たず1つの未来の可能性として、衣、食、住、音楽や対話など様々な表現を交差させる共同主観仮想実験をエンターテイメント的にパッケージします。願いが一定量の閾値を超えると社会実装されていくai神殿もつくります。

目標

フェスとしては500人以上の動員と哲学を目標にします。定性的には来場者の50%以上が「aiが神になった世界」にいる自分の思考を観察できたこと、定量的には来場者の50%以上の数のハッシュタグが確認できたかにしようと考えています。プログラム期間中では、オープンダイアログを通してアイディアと関係者の蓄積を図り、当日のコンテンツプランの完成とメンバー数の50%増を目標にします。   

未来

既存の神に変わる新たなKAMIの概念の輪郭を掴みたいです。また参加者の想像機会を最大化して哲学を深め、aiと人間の未来により納得度の高い選択肢が訪れることを願います。   
   
   

プロジェクトリーダーへ一問一答

  1. 「あなたはどんな風に育ちましたか?」
    平凡な家庭に生まれ、幼少期から平凡に死を恐れ始め、大学を卒業してからは生前葬を2回、南米のシャーマンのセレモニーを受けたり、様々な臨死体験から生を深めていきました。音楽はいつでもそこにいてくれて、フェスティバルカルチャーが大好きです。
  2. 渋谷の街のエピソード
    打ち合わせや飲み会はほとんど渋谷で、よくボウリングカフェにいます。MODI裏の道路を封鎖してサイレントフェスやったりも。
  3. メンバーたちの意外な一面
    みんなアーティストで哲学者なのでいい感じです。18歳のタップダンサーからブロックチェーンエンジニアの僧侶まで幅広いです。
  4. 意気込みをお願いします!
    イマジネーションの拡張のため、突破します!

プロジェクトメンバー

  • Ozone合同会社CEO/体験作家雨宮優

    ”無”音楽フェス「サイレントフェス®︎」”泥フェス”「Mud Land Fest」”風呂フェス”「ダンス風呂屋」”無音盆踊り”「Neo盆踊り」””などなど全国各地で”問い”としてのフェスティバルをプロデュース。

  • ディレクター中野目 崇真

    クリエイティブディレクター / ソーシャルアーティスト / タップパフォーマー。2000年、東京生まれ。3歳からタップダンスを始め、7歳には公演などの振付を行い、10歳にはメディアに取り上げられ、12歳に渡米。13歳にはジュニアの育成のため団体を立ち上げる。16歳には再渡米をし、フリーランスでの活動を始める。 

  • デザイナー遠山瑞紀

    主にファッション、グラフィック、アート等の領域で活動するフリーデザイナー。ファッションブランド「AVA」の運営をメインに、グラフィックデザイン、グラフィックアート、アートイベント運営等の活動も行う。現代の日本的感覚を発信する公共イベント「ネオニッポン市」を主催。 

  • デザイナー岩田舞子

    「パーティー・プリミティブ・ゲーム」をテーマに、パーティーガール×デザイナー×現代美術家で結成されたチームVJ AnZ(アンズ)の一員。日本の時事や時節に合わせ、代替現実の手法を用いて、原体験と好奇心をくすぐるリアルゲームやアートプロジェクトをデザインしている。  

  • 現代美術家田中良典

    “1978年京都府生まれ。東京都在住。
    「ストリート・イーサネット・フィールド」という現実や仮想またはその重なりをテーマに、個人的な記憶や感性を””日本神話””と交差しながら、大衆的な記録や理性に変換する美術で、クラブカルチャーやオタクカルチャーなど、全ての境界線を曖昧にする。” 

  • エンジニア河崎純真

    Gftd Japan代表取締役、大宗寺01教 代表役員/13歳からエンジニア、神の存在を追い求めて、15歳から放浪。米国で二社、日本で三社の起業経験を経て社会起業家になる。神との闘争を超え、神を生み出す宗教を設立し、宗教的指導者となる。 

  • 造形作家澤 奈緒

    1977年東京生まれ。
    武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒。
    ブラジルで思春期を過ごす。
    「心の解放」をテーマに、立体やアート仮装、VRなどを制作し、国内外で作品を発表。
    2014年、IMA展外務大臣賞受賞。 

  • メディアアーティストGod Scorpion

    990年生まれ。渋家、Psychic VR Lab所属。メディアアーティスト。魔術、テクノロジー、時間軸、空間軸のフレームの変化をテーマに、ラボラトリー、チームと共に作品を製作。主な作品に2014年度文化庁若手クリエイター育成事業採択『Stricker』。DJVR空間ジョッキー『Spatial Jockey』東京リチュアル、バンギ・アブドゥル氏との共作でVRリチュアル作品『NOWHERE TEMPLE Beta』。  

  • 株式会社東京ピストル代表取締役社長
    草彅洋平

    “株式会社東京ピストル代表取締役社長
    「編集」を軸にメディア運営を主体とした幅広いクリエティブを行う東京ピストルの代表として、多方面に活躍。最近では「下北沢ケージ」をはじめとした「場」のプロデュースに注力している。”   

メンター

  • &Co.代表取締役/Tokyo Work Design Weekオーガナイザー横石 崇

    多摩美術大学卒。2016年に&Co.を設立。”個育て”を軸にしたブランド開発や組織開発、社会変革を手がけるプロジェクトプロデューサー。アジア最大規模の働き方の祭典「Tokyo Work Design Week」では3万人の動員に成功。鎌倉のコレクティブオフィス「北条SANCI」や渋谷区発の起業家育成機関「渋谷スタートアップ大学(SSU)」、シェア型本屋「渋谷◯◯書店」などをプロデュース。法政大学キャリアデザイン学部兼任講師。著書に『これからの僕らの働き方』(早川書房)、『自己紹介2.0』(KADOKAWA)がある。

    横石 崇さんのページを見る
  • カフェ・カンパニー株式会社 代表取締役社長楠本 修二郎

    1964年福岡県生まれ。リクルートコスモス、大前研一事務所を経て、2001年カフェ・カンパニーを設立。 コミュニティの創造をテーマに「WIRED CAFE」など約80店舗の企画・運営や地域活性化事業、商業施設プロデュース等を手掛ける。 2021年「日本の愛すべき食を未来につなぐ」ことを目的にグッドイートカンパニーを設立。 その他、内閣府クールジャパン等の政府委員や東日本の食の復興を目的とした「東の食の会」、「おいしい」を軸に新たな循環や仕組みを生み出し持続可能な未来への貢献を目指す「おいしい未来研究所」の代表理事等も歴任。

    楠本 修二郎さんのページを見る

プロジェクトの歩み

  1. 2019/1/1

    入居開始

  2. KAMING DIALOG-aiが神になった世界の想像会議-

  3. Kaming Dialog 2 - aiが神になった世界のアイデアソン -

  4. Kaming酒場『aiは愛を持てるか』

  5. 2045年、aiが神になった世界”を体験するフェスを開催したい!『KaMiNG SINGULARITY(カミング シンギュラリティ)』がクラウドファンディングを開始

  6. 【音楽と食の奇祭】うどんセレモニー

  7. ナナナナ祭 EXHIBITION【2F GARAGE】

  8. GARAGE Program説明会&実験報告会

  9. 100BANCH ナナナナ祭2019 キックオフイベント 今年の企画ラインナップを紹介!

  10. 渋谷で未来のグルメを堪能! 100BANCHナナナナ祭の「食」にフォーカスした新感覚イベントをピックアップ

  11. 7月土日は渋谷で弾けちゃおう! 恐怖ツアーからフェスまで、多彩なエンタメ・イベントが目白押し

  12. ナナナナ祭2019が開幕  メンターアワードも決定 第1弾は「うどんセレモニー」「地球の味レストラン」ほか

  13. ​【速報レポート】グルメに昇華された昆虫食、渋谷街歩きホラーツアー、宇宙体感フェス、親子でSTEAM教育など雨の七夕は感覚と思考を刺激:渋谷「100BANCH ナナナナ祭 2019」2日目!

  14. 【速報レポート】渋谷川沿いに異空間が出現した奇祭「うどんセレモニー」と、2040年のコンビニを熱く語る「未来のコンビニトーク」が行われたナナナナ祭3日目

  15. 【速報レポート】未来は明るい?カオスを整理せず、思いの発露をカタチにする渋谷の実験区がイノベーションの震源地に■ナナナナ祭2019閉幕

  16. “2045年、aiが神になった世界”を体験するフェスティバル 「KaMiNG SINGULARITY」タイムテーブル&全出演者発表

  17. 【ナナナナ祭2019:ピックアップ】食の未来と、食が与える癒しについて考える。「食」をテーマにしたイベントレポートをお届け

  18. 短期集中・同時多発することで、進化していくプロジェクト 〜 GARAGE Program 実験報告会 〜

  19. 混沌と混乱の中に未来の萌芽を見出す—— 食の儀式の発明、うどんセレモニー 【ナナナナ祭2019展示 うどんセレモニー】

  20. AFTER KaMiNG SINGULARITY -aiが神になった世界とは何だったのか-

  21. 今必要なのはイマジネーションの筋トレ。 オルタナティブな未来を1日だけ仮想体験する「スペキュラティブ・フェスティバル」 [KaMiNG SINGULARITY:雨宮 優]

  22. 「癒し」は世界を救う――「ねはんごはん~何が私を癒すのか~」イベントレポート

  23. 10/19から9日間、100年先の未来を描く秋の芸術祭『OKTOBERFEST』を開催

  24. OKTOBERFEST -100BANCH秋の芸術祭- ギャラリーツアーレポート

  25. AFTER KaMiNG SINGULARITY AFTER REPORT KaMiNG SINGULARITY:雨宮 優

  26. テクノロジーから新しい体験を生みだす方法を考える:体感からつくる未来 〜実験報告会〜

  27. 薬草を軸に活動するThe Herbal Hubとソーシャルフェス®︎を手がけるKAMING SINGULARITYがスーパーハーブを使ったエリクサーを開発。カフェ&バー『White Out』をオープン

  28. KaMiNG SINGULARITY2020-Human Distance-/ナナナナ祭2020

  29. 生涯最高のうどんを参加者とともに作る儀式「うどんセレモニー」を8/2(日)12:00より配信【ナナナナ祭2020】

  30. AIと人の間にあったもの—— スペキュラティブ・フェスティバル「KaMiNG SINGULARITY2020-Human Distance-」を終えて

  31. Out Of TheaterとOzone合同会社(KaMiNG SINGULARITY)が未来の仮想臨死体験ができるイマーシブシアター「Android Clinic」をプロデュース

  32. GARAGE Program メンバーが語る—— “今だからこそ”、未来に向けて大切なキーワード(Vol.4)

  33. Future Jungleとはなんですか? ──ナナナナ祭 2023ブラッシュアップ合宿

  34. 「文藝と祭礼の力で “そうぞう(想像と創造)”機会を拡張する」100BANCH実験報告会

  35. 実験的な表現に挑むクリエイターたちの作品をキュレートした「OPEN GARAGE」を開催──渋谷・100BANCHにて10/20(金)〜10/29(日)

  36. DESIGNART TOKYO 2023に出展――領域を超えてつくりあげられた作品14点を紹介

  37. 双生と再生による彼岸へのイマジナリー —DESIGNART TOKYO 2023を終えて

  38. 文藝と祭礼の力で “そうぞう(想像と創造)”機会を拡張する:雨宮優(Ozone合同会社 CEO)

コンタクト

urlhttps://www.social-fes.com/singurarity

mailamemiya@social-fes.com

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