- リーダーインタビュー
- センパイの背中
食は作業ではない、冒険だ:篠原祐太(ANTCICADA 代表)
「昆虫食」と聞いてどんなイメージを持つでしょうか。美味しいの?どうやって食べるの?様々なイメージや疑問が出てくるかと思います。今回の実験報告会は、そんな昆虫を使ったコース料理やコオロギラーメンを提供するレストランANTCICADAを経営、GARAGE Program 11期生「Cricket ramen」の篠原祐太(ANTCICADA 代表)をナビゲーターとし、GARAGE Programの計9プロジェクトが活動を報告します。
篠原は2018年6月に100BANCHに入居。幼い頃から追いかけ、食してきた虫の食材としての魅力を伝え、従来の素揚げやゲテモノ料理とは違った昆虫食のあり方を世界に提案することを目標に活動を続けてきました。2020年には日本橋にレストランANTCICADAを開業。昆虫食に限らず「地球食」として、ジビエや鯉など普段食卓にはのぼりにくい食材も使いながら、食を通じて地球を冒険するような体験機会の創出に取り組んでいます。
■実験報告会とは?
実験報告会は、100BANCHメンバーたちの未来に向けた実験でわかったことを広くシェアするイベントです。100BANCHでの挑戦を経て、プロジェクトを拡大・成長させた先輩プロジェクトをナビゲーターに迎え、プロジェクトが生まれて間もないころからどう加速していったのかについてお話します。また、100BANCHの3ヶ月間のアクセラレーションプログラム「GARAGE Program」を終えたプロジェクトが活動を報告。どんなときも自らの力を信じてプロジェクトを進めてきたメンバーのピッチは必見です!
■登壇プロジェクト紹介
Let’s be an entrepreneur!:松見 絵梨香 #こども #起業家教育
『子どもたちがおうちで「社長」になってお店屋さんを経営!!』
子供たちが自分の将来にワクワクできないという現状を変えるべく、集まったプロジェクト。「働く」や「お金」など社会のしくみを楽しみながら学ぶことができる体験型プログラムをカードゲーム化します!
MORINOEBI:若林快卓 #昆虫食 #食糧問題
『次世代の海老、モリノエビで昆虫食のおいしさを再定義する』
昆虫が苦手な人でも食べられるよう、昆虫食のおいしさを再定義し、食べ慣れない次世代の食べ物をクリエイティブの力でおいしく食べられる世界の実現を目指すMORINOEBI。試作したモリノエビチップスの検証結果に注目!
DEW:高橋良爾 #ものづくり #照明
『線香花火のような照明DEWを世界に届けたい』
線香花火のような照明DEWの一般販売を目指すプロジェクト。デザイン家電ではなくアート家電市場の創造を目指して活動するひとりメーカー高橋のピッチに注目!
A cultured energy drink:田所直樹 #培養肉 #サイエンス
『培養肉技術から生まれた、身体を育む培養液エナジードリンクをつくる』
培養肉作りの経験から、身体の細胞に必要な栄養素で設計した、本当の意味で細胞を増殖させ身体を育む事ができる培養液エナジードリンクを開発しているプロジェクト。バイオ系の世界を身近にするべく挑戦を続ける彼らの成果はいかに⁈
Reimagining urban greenspaces with Foodscaping:Shinozaki Robyn Natsuko
#フードスケイプ #都市
『人と緑の繋がるランドスケープ:Foodscapingで都市のグリーンを再創造する』
Foodscaping(Food x Landscaping)で参加型の緑の場づくりを行い、都市部での新たな緑の可能性の再創造を目指すプロジェクト。人と自然とがハッピーに共生する未来の実現に向けて活動を進める彼女らのピッチに注目!
OHITORI SAMA SMILE PROJECT:山下愛香 #おひとりさま #ウェルビーイング
『おひとりさまでも生きやすい社会をつくりたい』
おひとりさまでも生きやすい社会を目指して、渋谷区の飲食店に「おひとりさま歓迎ステッカー」を貼っていくプロジェクト。一人で外食をすることの抵抗感を減らし、さらには家族の垣根を越えて助け合うことの良さが広まり、おひとりさまが困ることのない社会の実現を目指す!
Trash Lens:山本虎太郎 #アップサイクル #サスティナビリティ
『かざして探そう! モノの新たなスタートライン』
モノの手放し方を考えるハードルを極限まで減らし、今までゴミ分別でさえ面倒に感じていた人が進んで資源活用をする世界にすることを目指すプロジェクト。100BANCH 2F GARAGEのゴミ箱でも実験を重ねた彼らの成果とは⁈
CREATIVE HACK:中安宏嘉 #デザイン #クラウドソーシング
『サービス業の課題をクリエイティブで解決し、 もっとワクワクする世の中にしたい!』
クリエイターのクリエイティブ以外の活動をトータルでサポートしていく仕組みを提供していきたいと語るCREATIVE HACK。GARAGE Programを延長し、ヒアリングやサービス設計を進めてきた彼らのピッチに注目!
Landaisle:中村賢汰 #新しい言論プラットフォーム #SNS
『「議論」を再設計。 新しい言論のプラットフォームの発明で、社会に新しい議論文化を』
議論形式の発明・システム設計によって新たな言論のためのオンラインプラットフォームを創出し、大衆の言論をあるべき形へ導こうというプロジェクト。メンターの乙武さんとも議論を重ねてきた彼らの成果はいかに⁈
■概要
日程:5/23(火)
時間:19:00 – 21:30 (開場18:30)
会場:100BANCH 3F
参加費:無料(1ドリンク付き)
参加方法:Peatixでチケットをお申し込みの上、当日100BANCHへお越しください
■タイムテーブル
19:00〜19:05:OPENING
19:05〜19:15:100BANCH紹介
19:15〜19:45:ナビゲーター活動紹介トーク
19:45〜20:00:質疑応答
20:00〜21:00:プロジェクト 報告ピッチ
21:00〜21:05:今後のイベント紹介
21:05〜21:30:交流会
■ナビゲーター情報
ANTCICADA 代表 篠原祐太(GARAGE Program 11期生 Cricket ramen プロジェクトリーダー)
1994年、地球生まれ。慶應大学卒業。昆虫食伝道師。幼少期から自然を愛し、あらゆる野生を味わう。昆虫料理創作から、ワークショップ、授業、執筆と幅広く手掛ける。中でも世界初の「コオロギラーメン」は大反響を呼び、2020年6月4日に日本橋・馬喰町にレストランANTCICADAを開店。メディア出演も多数。狩猟免許や森林ガイド資格保持。
プロジェクトリーダー松見 絵梨香
大学在学時、教育に関心をいだいていたところで、川西真理子・藤田蘭子と出会い、「Let’s be an entrepreneur!」プロジェクトの立ち上げを行う。好きなボードゲームはカタン。渋谷のおすすめのカフェは「ケニヤン」
若林 快卓
2001年 静岡県生まれ。港町で育つ。大好物は海老。苦手な食べ物は昆虫食。両親が会社を経営していたことから、幼い頃から会社経営についての話を日常会話から耳にする。両親からの教えは、「人と同じことをするな」であり、人に流されるのではなく、自分の意見を持つことが大事だと教わった。小中高で10年間柔道をやっていた。
ほぼひとりメーカー高橋 良爾
1990年 長崎県生まれ、ほぼひとりメーカー。 大学2年の頃、エンジニアと共に実験的なモノづくりをするVITROを立ち上げる。 鉛筆の万歩計や線香花火のような照明、Arduino互換基板などをつくってきました。 高校時代、写真家と出会い、散歩しながら稼げるなんて理想の生き方だと思いました。 毎日あてもなく歩くか、カフェで一休みしています。 と言いたいところですが、仕事に追われるときは徹夜しています。 高いけどいつか欲しいから頑張って稼ごう!と思ってもらえるモノを作ったり、 モノづくりを通じてワクワクする生き方を提案できたらと思っています。
A cultured energy drink プロジェクトリーダー/細胞研究・食品開発担当田所直樹
1996年 神奈川県生まれ, 横浜の海を見て育つ。交通事故の経験から医学の道を目指し、再生医療の研究をしていたが。食べるのが大好きで、まだ世の中にない最高の肉を作ること、そして世の中から空腹の人を無くしたい想いで趣味で再生医療の技術をベースとした培養肉の研究を進める。 本業は化粧品や食品の開発を行っている。
リーダー(代表)Shinozaki Robyn Natsuko
国際基督教大学卒業。Facebook社シンガポールAPAC拠点、及びMeta社東京拠点に勤める。シンガポール居住中に都市国家に緑を統合する先鋭的な取り組み魅了され、現地のあらゆるアーバンファーム事業に参画する。緑とサステナビリティを身近にし、より豊かな街作りに貢献したいという思いでGNを設立。
プロジェクトリーダー山下愛香
1988年生まれ。幼少期を秋田県・埼玉県・福岡県・静岡県などで過ごす。9歳の時に母ががんで亡くなったことで、「人は何のために生きるのか」を早い段階から考えるようになる。ずっと無気力で生きてきた24歳の時、単身で北海道移住し、右も左もわからない所から生活をスタートさせたことで、「過去は変えられないけれど、今と未来は変えられる。今できることを精一杯やろう。」と考え方が変わり、天職と思えるマーケティングのお仕事にも出会って、現在は、Web広告代理店業をしながら、「同じ苦労をする人を一人でも減らすこと」をテーマに4つの社会課題に関する活動を進めています。
代表山本虎太郎
2001年 東京都生まれ。 大学入学後3年間、環境スタートアップの株式会社ピリカで三年間インターンのエンジニアとして従事。 Flutterを用いたフロントエンド開発が得意。 ボーイスカウトでカブ隊の副長をしている。
共同代表中村 賢汰
2003年生、神奈川県鎌倉市出身。9歳からタイのバンコクに5年間滞在。
幼少期から目にしてきたネット口論をはじめとした、現代日本の言論の惨状に危機感を抱き、それらを解決するべく活動を開始。現在は、新たな言論のためのオンラインプラットフォームの創出のため、100BANCHに参加している。
100BANCH