- イベントレポート
100年先の未来を描く8プロジェクトが登壇 2023年6月 GARAGE Program実験報告会
子どもたちがおうちで「社長」になってお店屋さんを経営!!
子どもたちがおうちで「社長」になってお店屋さんを経営!「働く」や「お金」など社会のしくみを楽しみながら学ぶことができる体験型プログラムをカードゲーム化します!
私たちはある共通の問題意識をかかえて、集まりました。それは、今の日本の子供達が、将来自分が働くことにわくわくできないこと。 内閣府が平成30年度に行った「我が国と諸外国の若者の意識に対する調査」によると、「あなたは、自分の将来について明るい希望を持っていますか」という質問に対し、「希望がある」と答えたのはおよそ60%。これは調査が行われた先進7カ国の中で最も低い値となっております。 私たちはこの現状を変えるために、未来に向かって何かにチャレンジするきっかけとなる機会を提供し、「自分で未来を選択できる子ども」を増やしたいと思い、このプロジェクトを立ち上げました。
子供達が実際に「働く」を体験することで、働くことの楽しさや大変さを身をもって実感することができます。働くことの楽しさを知ることで、自分は何にでもなれる!自分の未来は明るいんだ!と実感できると同時に、働くことの大変さも知ることで、自分の親や働いている大人に対して感謝の気持ちが生まれます。さらに、親子で仕事や職業について会話する機会が増え、親も自身の仕事に対して責任・誇りを感じます。
3月中に試作カードゲームの試遊会を実施。試遊会でFBを集めて反映してカードゲームを完成させ、5月のゲームマーケットに出展する。必要な場合には、クラウドファンディングの実施も検討しております。
・カードゲームを製品化し、5月のゲームマーケットに出展
・ゲームマーケットでのFBを反映し、本格販売開始
まずはカードゲームが全国の子供たちに遊んでもらえるように販売経路を拡大し、ゆくゆくはカードゲームを使ったワークショップを全国各地で開催!どんな環境に生まれ育った子でも、自分の可能性を信じ選択肢を広げられるようになってほしい。
プロジェクトリーダー松見 絵梨香
大学在学時、教育に関心をいだいていたところで、川西真理子・藤田蘭子と出会い、「Let’s be an entrepreneur!」プロジェクトの立ち上げを行う。好きなボードゲームはカタン。渋谷のおすすめのカフェは「ケニヤン」
藤田蘭子
長男妊娠を機にフリーランスに転向した3児の母。知育レクリエーションクリエイターとしてオリジナルの未就学児向け知育玩具の開発・制作・販売を行う。2022年からは家庭教育ファシリテーター協会の理事として、江東区内で子を持つ親向け家庭教育学級やお悩み相談会等の企画や運営を行っている。
川西 真理子
1985年生まれ 秋田県出身。2008年大手SIerにてシステムエンジニアとしてキャリアをスタート。Webエンジニア、大手プログラミングスクール運営メンバー等を経て、2021年フリーランスに。現在はIT愛好家としてWeb制作やIT講師、アプリ開発、オンラインサロン運営など幅広く活動中。出産を機に、家庭内教育やママ向けサービス事業に取り組み始める。
CANVAS代表、慶應義塾大学教授、B Lab所長
石戸奈々子
東京大学工学部卒業後、マサチューセッツ工科大学メディアラボ客員研究員を経て、NPO法人CANVAS、株式会社デジタルえほん、一般社団法人超教育協会等を設立、代表に就任。慶應義塾大学教授。総務省情報通信審議会委員など省庁の委員やNHK中央放送番組審議会委員を歴任。デジタルサイネージコンソーシアム理事等を兼任。政策・メディア博士。著書には「子どもの創造力スイッチ!」、「賢い子はスマホで何をしているのか」、「日本のオンライン教育最前線──アフターコロナの学びを考える」、「プログラミング教育ってなに?親が知りたい45のギモン」、「デジタル教育宣言」をはじめ、監修としても「マンガでなるほど! 親子で学ぶ プログラミング教育」など多数。これまでに開催したワークショップは 3000回、約50万人の子どもたちが参加。実行委員長をつとめる子ども創作活動の博覧会「ワークショップコレクション」は、2日間で10万人を動員する。
デジタルえほん作家&一児の母としても奮闘中。