- リーダーインタビュー
- センパイの背中
コンプレックスをポジティブに変換するヘルスケアから切り拓く人生:180mg/dl 丸山亜由美(トリプル・リガーズ合同会社代表)
病気や怪我はどんなに気を付けていたとしても、突然自分の身に降りかかってくるもの。しかし、その現実を受け入れ、自らのエネルギーに変えて生きる人がいることもまた事実です。今回の実験報告会はその1人であるGARAGE Program 13期生「180mg/dl」の丸山亜由美(トリプル・リガーズ合同会社 代表)をナビゲーターとし、GARAGE Programの計8プロジェクトが活動を報告します。
丸山は2018年8月に100BANCHに入居。自身が20歳のときに糖尿病と診断されたことから「糖尿病とそうでない人の境目がなくなるようなコミュニケーションのきっかけをデザインし、予防や治療に新たな喜びをつくること」をテーマに活動しています。100BANCHでは「未来の血糖値測定キット」のコンセプトデザインや、血糖値の上がりやすい食事や食材のデータを表現した立体作品とアートブックの発表などを行いました。100BANCHでの実験を振り返りつつ、これからのヘルスケアのあり方について語ります。
■実験報告会とは?
実験報告会は、100BANCHメンバーたちの未来に向けた実験でわかったことを広くシェアするイベントです。100BANCHでの挑戦を経て、プロジェクトを拡大・成長させた先輩プロジェクトをナビゲーターに迎え、プロジェクトが生まれて間もないころからどう加速していったのかについてお話します。また、100BANCHの3ヶ月間のアクセラレーションプログラム「GARAGE Program」を終えたプロジェクトが活動を報告。どんなときも自らの力を信じてプロジェクトを進めてきたメンバーのピッチは必見です!
[登壇プロジェクト紹介]
■Satoyama Wood Battery:倉田慎 #資源循環 #林業の再興
『日本の森林資源から産まれる「ウッドバッテリー」で、日本の山の問題を解決したい!』
メタルフリーな蓄電池”ウッドバッテリー”の製品化に向けた準備を進めてきたプロジェクト。「電池の地産地消」という思想を社会に浸透させていくその道のりとは?!
■Inzei Seikatsu corp.:鈴木花実 #デザイン #ものづくり
『廃れゆく日本文化をお洒落に、ポップにみせたい!』
Japanese designについて深掘り、現代的でお洒落な見せ方をすれば、古いものに対するマイナスイメージを転換できるのではないかという仮説を持ち、プロダクト制作などを行うプロジェクト。「和菓子」に注目した今回の成果は気になるところ!
■RESTA:松川力也 #就労支援 #オンラインスクール
『誰もが再挑戦出来る世界を創る』
障害者の就労支援のあり方に疑問を抱いていた松川。オンラインで障害当事者の可能性を増やすことを目標に、関係者へのヒアリングやコンテンツ準備に励んできた3ヶ月の成果はいかに、、、
■Kin-Kin:酒井功雄 #微生物 #現代的アニミズム
『私たちにとって最も身近な他者である微生物をケアし、現代的アニミズムを実践したい。』
体内にいる微生物をケアすることを第一に1日・1週間の行動をリデザインする”菌kin曜日”を自ら実践した。微生物とより良い関係を築くその先に地球環境とのより良い関係構築を見据える酒井のピッチに注目!
■Unisocc:伊藤凛聖 #大学サッカー #スポーツとの関わりかた
『自分たちが大学サッカーを変えていく』
大学サッカーを盛り上げるべく、イベント開催の準備を進めてきたUnisocc。そもそも今なぜ観客が少ないのか、誰が大学サッカーを盛り上げたいのか、根幹の部分の整理を重ねた成果はいかに!
■gappcap:安藤智博 #路上観察 #アーバニズム
『都市を瓶詰めして、解釈のギャップを捉える』
都市のさらなる瓶詰めに加え、瓶詰めからアーカイブまでの流れを見直すべくGARAGE PROGRAM期間を延長したgapcap。半年間の活動の成果が凝縮されたピッチになること間違いなし!
■Usta:加藤利基 #メタバース #建築デザイン
『創造的な『メタバース建築』を生み出す』
メタバース空間で建築デザインの価値向上を目指すUsta。延長期間ではアプリ開発やマーケティング戦略の構築を進めた。
Ustaが描く豊かで創造的なメタバース空間に注目!
■my doll:坂田莉心 #マイノリティ #固定観念
『悩みや障害を抱えた子どものために差別や偏見のない社会を目指す』
悩みを抱えた子供たちに同じ容姿/特徴を持った人形をプレゼントする活動を続けているmy doll坂田さん。子供たちにはどんな変化があり、坂田さんの今後の活動にどんな影響を与えたのでしょうか?!
■概要
日程:12/21(水)
時間:19:00 – 21:00 (開場18:30)
会場:100BANCH
参加費:無料(1ドリンク付き)
参加方法:Peatixでチケットをお申し込みの上、当日100BANCHへお越しください
■タイムテーブル
19:00-19:05 はじまりの挨拶
19:05-19:15 100BANCHの概要プレゼン
19:15-19:45 OBOGナビゲータープレゼン
19:45-20:00. Q&A
20:00-20:45 現役・延長卒業メンバーピッチ
20:45- 交流会(順次解散)
■ナビゲーター情報
トリプル・リガーズ合同会社代表 丸山亜由美
(GARAGE PROGRAM 13期生 180mg/dl プロジェクトリーダー)
国境や業界を横断するボーダレスなグラフィック・デザイナー。日本と海外、メディカルサイエンスとアートの境目に、新たなコミュニケーションのきっかけを作っています。北里大学 医療検査科と武蔵野美術大学 基礎デザイン科を卒業、ニュージーランドで英語・ドイツでデザインを学ぶ。主なクライアントにNew Zealand大使館やEU広報局など。
倉田慎
1989年生まれ、宮城県川崎町在住。2019年、台風19号による豪雨で、身近な里山地域が土砂災害や水害に見舞われ、危機感を覚える。自然と共に豊かに暮らしためには、里山資源を保全・活用する取り組みと担い手が必要。2020年、中山間地域である宮城県川崎町に移住し、仲間とともに「食とエネルギーの地産地消」の暮らしを実践中。
和菓子編リーダー鈴木 花実
会社員/グラフィックデザイナー
大人だからこそ真剣に”無駄”なものを作りたい。
代表松川力也
14歳で脳内出血を発症、その後21歳で言語聴覚士を取得。その後、総合病院・A型就労支援に勤務。障害当事者の人生の選択肢を増やす事を目標に講演会主催・障害当事者取材サイトを立ち上げる。
現在は、オンラインを通じて障害当事者の可能性を増やす事を目標に活動中。
代表酒井功雄
アーラム大学3年。2001年東京都中野区出身。2019年に気候ストライキ、”Fridays For Future Tokyo”に参加。2021年には英国でCOP26に参加。現在は米国インディアナ州の大学において、平和学を専攻。 Forbes Japan 世界を変える30才未満の日本人30人選出。
代表理事伊藤凜聖
2002年 東京都出身。5歳の頃からサッカーを始め、東京選抜や関東選抜などに選出されプロを目指していた。高校入学後あることがきっかけでサッカーを嫌いになりかける。それと同時にプロを目指すことを諦め、スポーツにプレーする以外で携わることに興味を持ち始める。一般社団法人ユニサカには高校2年次から所属し、他にも100banch入居プロジェクト「スポ研」など様々な活動を行う。現在は、約15年間続けてきたサッカー人生に終止符を打ち、6年後の総合型スポーツクラブ設立に向けて日々精進中。
Gapcapper安藤 智博
1996年、福島県出身。学部で都市開発を専攻し、卒業後は大学職員や地域シンクタンクにて特別研究員(デザインリサーチ)、東京大学発イノベーション教育プログラムi.schoolを経て独立。「生活圏や公共空間で“していい“の解釈をアップデートすることで、都市の制限を打破する」を掲げ、2021年アーバニスト組織“していいシティ“を立ち上げる。
代表加藤利基
1998年 静岡県生まれ。慶応義塾大学大学院経営管理研究科修士2年。合同会社applicot代表。芝浦工業大学建築学部建築学科卒業。現在、同大学デザイン系研究室にてアシスタント勤務。程よい田舎町で建築士の父の影響により、小さい頃からものづくりに興味関心を持ちながら育つ。過疎化が進む地元を見て、新たな建築のあり方を提案し、地元を盛り上げることができないか日々思考を巡らしている。
代表坂田莉心
2004年生まれ神奈川県在住。都内の高校に毎朝1時間かけて通っています。サーフィンやゴルフが好きなアクティブ女子です。映画を見ることお菓子を作ることもはまっています。将来は子どもと関わる仕事がしたいと考えています。
100BANCH