- イベントレポート
100年先の未来を描く8プロジェクトが登壇 2022年12月 GARAGE Program実験報告会
自分たちが大学サッカーを変えていく
大学サッカーの認知度・価値などが向上していくためのきっかけとして大学サッカー×Jリーグのエキシビションマッチを開催し、大学サッカーの魅力を少しでも感じていただき、普段のリーグ戦での観客動員数向上などにつなげる。
また、その他にも体育会生と共に様々なプロジェクトを作り上げ、部活動以外のことに取り組む楽しさを実感してもらう
日本において、スポーツの価値はまだまだ低い。実際、日々のスポーツの試合は海外と比べると観客動員を始め、盛り上がりにかける部分があるなど、日々の生活の一部にスポーツが入り込めていないと感じている。日本独自のスポーツ文化を作り、プレーする人を始め、スポーツに関わる全ての人が幸せになるためには、マイナースポーツの底上げが必要だと感じた。そこで、「私たちが 大学サッカーを 変えていく」をphilosophyに掲げる一般社団法人ユニサカで未だ発展途上の大学サッカー界を変えていきたいという強い思いが芽生えた。
大学サッカーという枠組みの中で、新たなスポーツ体験を掛け合わせることによって、「スポーツってこんなに面白いんだ!」「大学サッカーすごい面白いことやってるな」と思っていただき、大学サッカーの認知度が向上し、毎週の公式戦にも多くの観客が入るような循環が生まれるのでは無いかなと思っております。
また、スポーツ界において若者が現地観戦しなくなり関心も薄くなり続けている今、このイベントを通して多くの学生がスポーツに対して興味をもち、大学サッカーの発展が日本スポーツ界の発展へと繋がっていくと信じております。
どのような施策を考えれば大学スポーツに対し、そして自分たちが行っていくイベントに対して興味を持ってくださるのかをプロジェクトメンバーだけでなく、同期プロジェクトや入居他プロジェクトの方々ともコミュニケーションを取り、試行錯誤を重ねていきたいです。そして実際に年末年始のエキシビションマッチに繋がるようなミニイベントを開催し、内省し、様々な方々にフィードバックをいただき、本イベントに繋げていきたいです。
1.開催に向けて準備度70%まで持っていく
2.協賛10企業以上確保
3.プロジェクトメンバー総勢20名到達
現在スポーツに関わる人はもちろん、新たにスポーツに関わる人を増やし、多くの人にスポーツを通して幸せを感じてもらえるような新たな日本特有のスポーツ文化を作っていきたいと考えています。スポーツをプレーしている人に関してはメジャー・マイナー問わず全ての人が同じだけ幸せを感じるような環境を作りたいです。
例えば、女子サッカーのWEリーグは観客動員が1000人に達しないこともあり、厳しい状況が続いています。
しかし、海外では女子サッカーも男子サッカー同様に多くのサポーターでスタジアムが溢れ、チャントがこだまする、素晴らしい環境があります。
日本には多くのマイナースポーツが存在していますが、メジャースポーツとの差を縮めていくことが必要だと思います。
会社帰りにスポーツをしたり、観に行ったりいつでもどこでも身近にスポーツがあるような日本でしか実現できないような文化を作ります。
代表理事伊藤凜聖
2002年 東京都出身。5歳の頃からサッカーを始め、東京選抜や関東選抜などに選出されプロを目指していた。高校入学後あることがきっかけでサッカーを嫌いになりかける。それと同時にプロを目指すことを諦め、スポーツにプレーする以外で携わることに興味を持ち始める。一般社団法人ユニサカには高校2年次から所属し、他にも100banch入居プロジェクト「スポ研」など様々な活動を行う。現在は、約15年間続けてきたサッカー人生に終止符を打ち、6年後の総合型スポーツクラブ設立に向けて日々精進中。
代表理事渡辺夏彦
1995年、東京都出身。 2歳の頃、6歳上の兄の影響を受けてサッカーを始める。 國學院久我山高校サッカー部時代にU-17日本代表、日本高校選抜メンバーに選出。 SFCへ進学後は、プロ入りを目指しながらソーシャルビジネスを学ぶ。大学3年目に「自分たちが大学サッカーを変えていく」をフィロソフィーとする一般社団法人ユニサカを立ち上げた。 大学卒業後、ドイツブンデスリーガ3部に所属するVfRアーレンに加入し、プロキャリアをスタート。 現在はドイツ4部のFV Illertissenに所属。
学生メンバー目黒雄大
1999年生まれ 小3から選手権を目指し中学受験を経て神奈川の桐蔭学園サッカー部に入部。中学高校と神奈川県制覇を経験し、夢だった選手権にも出場。 大学入学と同時にプレイヤーは引退し、大学サッカー雑誌ユニマガの創刊/編集長を務めた。現在は、Loohcs志塾・みとよ探究部にて中高生の探究サポートをしている。
理事奥山大
1997年生まれ、青森県出身。慶應義塾大学入学後、一般社団法人ユニサカ3代目の代表理事を務める。その後、Edo All United(旧One Tokyo)を立ち上げ、現在はYouTube活動をしている。
学生メンバー中川彩
2001年、埼玉県出身。幼い頃テレビ放送されていたサッカーに興味を持つ。中学生からは応援グッズとともに慶應ソッカー部の試合に幾度となく足を運ぶようになり、早慶クラシコ2017を観戦したことで完全に大学サッカーの虜となる。現在は大学進学をし、ユニサカの学生メンバーとして活動中。
学生メンバー大和田栞那
2002年 東京出身。 8歳の頃、弟がFC東京のサッカースクールに入ったことをきっかけにFC東京を中心にサッカーを観始める。それから現在まで家族ぐるみでFC東京サポーターとして応援を続ける。様々な活動に意欲的に取り組み、現在ではユニサカの活動に加え、被写体活動・演劇活動を行なっている。また。保育士を目指しながら大学では心理学を学び、ピアヘルパー・介護職員初任者研修等の資格を取得。ユニサカでは、多くの人を対象とするプロジェクトに対し、心理的また福祉的観点からも大学サッカーと人をつなげられるようアプローチしていきたい。
学生メンバー秦 崚馬
2002年生まれ、東京都出身。3歳から柔道を始め、慶應義塾大学体育会柔道部に1年半所属後、退部に向け休部中。現在、部活外の活動で自分が世の中に貢献できることを模索していて、その一環として、ミスターSFCコンテストのファイナリストとして出場し、活動している。これから17年間柔道をやってきたことを自分の一本の軸として、ユニサカやミスターコンテストで多くのコミュニティで貢献していきたい。
学生メンバー秦七伎
2001年生まれ、東京都出身。父の影響で3歳から柔道を始める。小学5年で全国少年柔道大会
で優勝し、その後も中学、高校と全国大会に出場していたが、大学1年で左膝前十字靭帯を
断裂後、他での自らの長所を見つけ伸ばすべく音楽を始める。スポーツビジネスや、
エンターテイメント全般に興味があり、大学では創造学の研究をしている。
学生メンバー佐藤海来
2002年生まれ 東京都出身
駒澤高校で凛聖と同期になる。大学ではサッカー部に入部できず、現在は社会人チームでサッカーをしている。もう一度本気でサッカーをしようと考えている。
学生メンバー梅田創太
2002年生まれ、静岡県出身。
父と兄の影響で3歳からサッカーを始める。高校まではサッカー部に所属し、全国大会出場を目指していた。大学ではサッカー部に入らず社会人チームに入りサッカーを続けている。現在は大学でスポーツについて学んでいる事に加え、スポーツの発展に貢献したいと思いユニサカのメンバーとして活動中。
学生メンバー佐瀬実
2002年生まれ
東京都出身。
兄の影響で6歳からサッカーを始め、小、中学生の頃は東京のクラブチーム、高校からは長野へ行き、2022年1月からアメリカのテキサスでプレーしている。卒業後ヨーロッパでも挑戦する予定だ。
そしてこういった経験を今後どう活かすか考えた時まずそれらを活かすための知識がないと思いユニサカに入ることを決めた。
学生メンバー秋山律
2002年生まれ。神奈川県出身。
学生メンバー石田楓香
2003年生まれ、東京都出身。順天堂大学バドミントン部で活動している。今まで様々なスポーツをしてきた経験を踏まえ、今度は自分が運営する立場としてスポーツに携わりたいと思い、ユニサカに入ることを決めた。
学生メンバー三谷和華奈
2001年生まれ、東京都出身。5歳からサッカーを始め、現在は早稲田大学ア式蹴球部女子で活動している。大学3年の夏に、スウェーデンのアマチュア2部のチームへ2ヶ月間、プレー。プロを目指しながら、あくなき探究心と好奇心で女子サッカー界を盛り上げるため、現在試行錯誤中。
学生メンバー築地育
2002年生まれ、静岡出身。5歳からサッカーを始めて現在は、早稲田大学ア式蹴球部で活動している。部活の先輩にユニサカを紹介してもらい、女子サッカーを発展させることに携わりたいと思い、加入を決めた。
米田公認会計士事務所 代表
米田惠美
高校時代から社会システムデザインに興味をもち、慶應義塾大学在学中の2004年に公認会計士の資格を取得。大手監査法人(EY)勤務を経て、2013年に独立。 組織開発・人材開発の会社を共同設立。副社長としてビジネスセクターの人材・組織マネジメントの知見を蓄積。
2018年より日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)の常勤理事として各種ガバナンス改革と並行して、社会課題を共通テーマにした官/民/スポーツの連携を推進する『シャレン!』を立上げ、経営改革を推進。理事退任後もスポーツを使った社会課題解決の取り組みを多く扱う。
現在はソーシャル・スポーツ・パブリック・ビジネスなど多様なセクターのリーダーのパートナーとして挑戦中。
プロジェクトの歩み