• メンバーズボイス

GARAGE Program メンバーが語る “今だからこそ”、未来に向けて大切なキーワード(Vol.1)

あなたは大切にしている“キーワード”がありますか?

新型コロナウイルスの影響で、社会や生活に大きな見直しが必要となり、さまざまな仕組みやサービス、人との関係が変化を遂げようとしています。

その状況下において、未来に向けた実験を日々行う100BANCHのGARAGE Program※ メンバーは、この変化をどう感じ、何を大切に活動を進めているのでしょうか?

100BANCH編集部は、「今だからこそ、未来に向けて大切にしているキーワード」を各プロジェクトに向けて取材。

未来をたぐり寄せる言葉や想いをリレー形式で紹介します!

※これからの100年をつくる、U35の若手リーダーのプロジェクトを推進するアクセラレーションプログラム

“今だからこそ”、未来に向けて大切なキーワード

SAVE THE UDON: 小野ウどん

キーワード「闇を楽しむ心」

新型コロナウイルス感染症をめぐる状況について停滞でも喪失でもなく「加速」と表現する人が意外と多く、僕もそう感じています。

いまの状況は、決して未来を変えられてなんかいなくて、向かうべきところに着くのが早くなっただけ。

混沌とした時代において未来への不安とは、一寸先が闇であることへの恐れからきています。闇であることは変えられない事実であり、それを嘆くのは人生を嘆くのと同じ。

僕はリーマンショックの時に「人生を嘆いたところで現状は何も変わらないんだから、闇を楽しめるバイタリティを持ちたい」という考えを身に付けました。闇を楽しむ心を持てば、目指す未来という小さな光が遠くに見え始めます。その光を目指していれば、どんな状況になっても闇をも楽しみながら進んでいける。

それが志を持つ大きな意味のひとつであり、時代に依存せず振り回されない。そんな考え方が生き抜く力になると思っています。

いちいち世の中に振り回されず、己の未来を描き続けるためには、闇を楽しむことが大切です。

■SAVE THE UDON

「うどんの手打ち文化を100年後に残すうどんの手打ち文化を100年後に残す」

プロジェクト詳細:https://100banch.com/projects/12333/

 

attender:宮城 浩

キーワード「開拓心」

今、大きな時代の変化を感じています。これからは現状維持(安定)ではなく変化を受け入れること、つまり「開拓心」が重要です。

仕事が集中している東京に人が集まるのは不可逆でした。反面、優秀だが埋もれていく人が多いのも問題でした。しかし、新型コロナウイルスの影響で「東京にいなくても仕事ができる」ことに気づき、「職住近接」という従来の価値観が一変。私はこれから首都圏の対極にある「地方」が熱くなると予想しています。

「地方に仕事がない」というイメージを抱く方は多いですが、「仕事を創る」視点だとポテンシャルが高く、まさに資源の宝庫です。テレワークが常となる令和時代において、培った経験が地方で活かせられれば、地方で活躍の場を拡げられる。「テレワーク(東京)+複業(地方)」という構図が理想です。

地方に人が動けば、地方の経済が変わり、そして日本全体が活気に溢れる。そのためには一人一人の「開拓心」が重要だと思います。

■attender

「『観光案内人』という新しい働き方!全国の知られざる魅力を発掘し観光をアップデート」

PJ紹介:https://100banch.com/projects/15862/

 

Now Aquaponics!:邦高 柚樹

キーワード「生きがい」

新型コロナウイルスはさまざまな苦しい状況を生んでいますが、一方で僕自身の思考を加速させてくれる、いいきっかけにもなっています。

また、社会で足りなくなったピースを技術が補填している様子から「この状況でも意外とやっていけるんだ」と人間の進化を感じます。この環境下に慣れないながらも、学習し始めていると。

今後は、さらにパソコンひとつでどこでも生きられるという感覚が広がると思います。その広がりがいろいろな人たちの価値観や人生観を壊し、自分のあり方自体を見つめ直す機会となっていく。

「自分は何がしたかったんだっけ?」

そう考えるきっかけを生み出し、これから目指すべき生きがいを浮かび上がらせるのではないか。新型コロナウイルスの登場は「その生きがいを求めてみよう」と思う人たちの後押しにもなっていくのだと思います。

悲観することはない、未来は明るいのだ!

■Now Aquaponics!

「『水槽』という生態系から、コミュニティと未来について考える」

PJ紹介:https://100banch.com/projects/now-aquaponics/

 

VR×Space Education Project by Yspace:木村 亮仁

キーワード「遊び」

今の日本の教育システムにおいて、生徒は受験に受かるためだけの勉強に追われるばかりで、遊ぶことも許されず、好きなことを見つける時間がほとんどありません。その結果、志望校に入れたとしても自分が何をしたいかと迷ってしまう傾向が強い。実は僕の高校時代もそうでした。

PLAYには“遊び”ほかに、“余白”という意味があります。

今後の教育は社会の制度に当てはめられた勉強をするのではなく、遊び=余白の時間をもっと作り出して、好きを見つける必要があると感じています。それを追求することにより、将来は自然と好きが仕事になっていく。

諸外国と比べて日本は「遊ぶことが悪い」という意識があるけど、100BANCHのメンバーのように、遊ぶように好きを追求しながら自己実現をしていくことが、これからの社会で重要な要素になっていくと思います。

■VR×Space Education Project by Yspace

「宇宙×VRで、新しい教育の形を実現する」

PJ紹介:https://100banch.com/projects/20488/

 

DRIPS:各務 康貴

キーワード「持続可能」

この制約された状況でも、粛々とやっていくことはやっていかなければいけないし、急に収益化ができなくなった産業であっても、決してその活動を消してはならないと思います。

例えば、今スポーツやエンタテインメント業界は非常に打撃を受けていますが、この業界から生まれてきたさまざまなコンテンツは、多くの人の心を動かし影響を与え、たくさんの人を成長させてきました。この素晴らしい産業が、この苦難によって萎んではいけないです。

スポーツやエンタテインメント業界に限らず、今苦境に立たされている業界に、さまざまな業界が寄り添い、共に支え合いながら持続可能な仕組みへと変えて成長していくことが必要だと思います。

そのためには、COVIT-19や今後生じる前提条件の変化等を適切に怖がり対策し、その変化に伴って変わりゆくユーザーニーズを見極めることが重要です。

■DRIPS

「口内からすべての人を元気に!!」

PJ紹介:https://100banch.com/projects/20335/

 

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Vol.2もお楽しみに!

 

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