林業イノベーターのためのWEBメディア「ソマノベース」から
林業に革命を。

soma no base

プロジェクト概要

林業界のトップランナーによる知識やノウハウを集約したWEBメディア「ソマノベース」をつくります。このメディアを通じて林業情報の蓄積とアクセスの簡易化を実現します。
そして若手林業家の技術力・事業力を育て、林業界のトップランナー・若手林業家・他業界の三者を繋ぐプラットフォームとして林業界が自力で収益を生める社会に貢献します。

  • 食コミュニケーション
  • #林業
  • #メディア
  • #防災
  • #災害
  • #生産者
  • #植物
  • #26期

動機

リーダーの奥川が高校時代紀伊半島大水害により被災。身近な人の死や地震の被災経験がきっかけで「地元に貢献したい」という思いを持つ。大学生時代、その志を果たすため様々な活動をする。大学三年生になった時、再び地元を水害が襲い「水害をなくすこと」が地元の人が本当に望むことだと感じ、水害について勉強を始める。その中で林業と水害の関係に関心を持ち、林業について情報収集を始める。しかし林業情報があまり世に出回っておらず、実際に現地に足を運ぶしかなかった。林業界全体を把握するのに二年を費やした。また、現地を訪れる中で若い林業家たちが上手く収益を上げられる林業が出来ていないことや、林業のノウハウ・業界を知るために分厚い教科書を読むか、現地にいる師匠に相談するしかないという事実を知った。時間をかけず、得たい情報をもっと簡単に手に入れられるようになれば、意識の高い林業家たちのスキルアップや収益の上がる林業をできる人が増えるのではないか。私のように二年の歳月をかけずともアクションに移れるのではないか。それが林業界を変える一歩になると思い、このプロジェクトを始めた。

仮説

林業界に入った若手従事者が、林業の施術・経営に関する質の高いノウハウを学べず、正しい山づくりや利益のでる経営が出来ていない。それは、林業に関する情報が個人や地域に集約されているため、学ぶために時間やコストがかかるからである。そこで、誰でもどこからでもアクセスできるWEBサイトに、トップランナーによる情報を集約・蓄積することで若手林業家の、正しい山作りや利益のでる経営に必要な技術力・事業力を育成することができる。

実験

林業界のトップランナーによるブログを集約したWEBサイト「ソマノベース」のリリース。

1. サイト制作

2. 記事を書く林業界トップランナー営業

3. 他業界のスポンサー営業

4. プレスリリース

5. 仕様改善

6. 本リリース

目標

「ソマノベース」が継続的に閲覧・更新され、他業界と林業界を繋ぐプラットフォームとしての計画がまとまった状態で、本リリースをする。

1. スポンサー5社契約

2. 林業ブロガー20人契約

3. 記事100本UP

4. 収益モデルの確立

5. 本リリース

未来

林業界を自力で収益を生む産業に変え、森林を健全な状態に保つことで、サステイナブルな社会を作る。

プロジェクトリーダーへ一問一答

  1. 「あなたはどんな風に育ちましたか?」
    私は和歌山県の那智勝浦町という、世界遺産や温泉、マグロやくじらなど観光資源がたくさんある町で育ちました。那智勝浦は陸の孤島と呼ばれるほど交通のアクセスが悪く、大阪から電車で5時間かかります。実家は海の近くにあり、学校が終われば海に遊びにいくような生活を送りました。好奇心が旺盛で、高校時代に海外に一人旅をしにいったり、ゲストハウスのボランティアをしたり自由奔放に過ごしました。祖父母や父母は私の挑戦を全力で応援してくれる人で「世の中に出来ないことはないこと」「人のためになる人間になること」「笑顔で明るくいること」をいつも教えてくれました。
    今の自分の基礎は那智勝浦にあると日々感じます。たからこそこの町のためになることをしたいです。
  2. 渋谷の街のエピソード
    渋谷の街で一番印象に残っていることは、大学1年生の時に初めてJR渋谷駅の2階の窓からスクランブル交差点を見た時の景色です。
    田舎から京都の大学に出てきて、初めて渋谷という町に来たあの日の景色は忘れられません。人の数が多くて、ビルの広告が大きい。街を歩く人はみんなおしゃれで、友達と楽しそうに過ごしている。「これが都会なんやなぁ」と一時間くらい交差点を行き交う人の流れを見ていました。
  3. メンバーたちの意外な一面
    しほは大学時代から学生団体で代表・副代表として一緒に活動していました。彼女は私にとって困ったときに一番頼りになる人です。そして最も尊敬できる女の子です。しっかりもので頼れる彼女ですが末っ子としてのかわいらしさも持ち合わせている女の子だなと思います。ぎっしーはいつも山に入って林業の勉強をしている男の子です。林業に関しての知識が豊富で私も勉強になります。一見真面目で大人しそうですが、コミュ力抜群でどこに行ってもすぐにその場に馴染んでいます。らいらいは見た目はいかつく、近寄りがたい感じですが、中身はとても優しくシュレックのような人間です。毎日後輩や友達から電話がかかって来て、相談に乗っています。人情味のある人です。伊能くんはまだ知り合ったばかりでこれからですが、東大で研究をしていると聞いていたのでビビっていたのですが、私にも理解できる言葉でいつも説明をしてくれるいい人です。色々な事業を色々な人とやっていてアクティブ人間だと思います。
  4. 意気込みをお願いします!
    林業家・デザイナー・研究者、その他外部協力者として多くの方がこのプロジェクトに関わってくれています。私がツイッターでこんなサイトがあればいいのにとつぶやいたことが、このプロジェクトが始まったきっかけです。全国の林業関係者が「つくってほしい」「一緒にやりたい」と反応してくれました。林業界を変える一歩になることを期待してくれています。その期待に応え、林業がよりよい産業になること。そして林業を通して世界がよくなること。そして水害がなくなること。そんな世界を創るための大事な一歩を踏み出します。

卒業インタビュー(奥川季花)

  1. どのような実験は行えましたか?またその成果を教えてください。
    私たちは林業を通して土砂災害をなくすことを目指して、100banchで実験を行いました。
    それはウェブメディアを立ち上げることで林業家さんと他業界を繋ぎ両者でプロジェクトを起こす実験です。
    →こちらは両者をつなぎ、林業に関わるプロジェクトを立ち上げることで、林業家さんの収入問題にアプローチでき、山作りに資金を使えるようになるのではという仮説で行った実験です。結果はウェブメディアがなくても林業家さんと繋がりを持つことができ、むしろメディアが林業家さんたちの工数になっていると分かり、他業界の方ともメディアがなくてもつながることができたため、ウェブメディアにこだわる事をやめました。逆に他業界からの依頼が多くきたため、プロジェクトを確実に実施して成功させるということに力をいれました。現在3プロジェクト進んでいます。個人的にここがきっかけで独立することになりました。
  2. 100BANCHはどんな場所でしたか?
    自分がいいと思うものを突きつめられる場所でした
  3. これからの仮説/実験/検証を教えてください
    林業家さんの収入源を増やすことで、山づくりに資金を回す林業家さんが増える
    →他業界からの仕事依頼を林業家さんに紹介し、一緒に企画を進めて事業として成り立つプロジェクトを立ち上げる→いま進んでいる3つのプロジェクトを成功させる
  4. 最後に一言どうぞ!
    100BANCHスタッフのみなさん、半年間ありがとうございました。ここに来たらいつも暖かく見守ってくれる皆さんがいて、私たちは思う存分好きなことを突き詰めていけたと思います。100BANCHがなければソマノベースは立ち上がっていませんでした。このような機会を作ってくださってありがとうございます。
    これからも100BANCH活用し続けます!!!!!
    よろしくお願いします!!!!

プロジェクトメンバー

  • リーダー奥川季花(とっきー)

    和歌山県那智勝浦町出身。高校生の時に紀伊半島大水害により被災。その経験がきっかけで「地元から水害をなくす」という志を持つ。大学時代に水害と林業の関係に関心を持ち、「水害に強い山づくり」をするため林業の世界に。林業が自力で利益を出せる産業になることが水害対策に繋がると考え活動している。

  • バックオフィサー河合志帆(しほ)

    高校で執筆した伝統工芸に関する論文を機に、地元を離れて同志社大学に進学。文化人類学を専攻し、ミャンマーにて民族衣装に関するフィールドワークを行う。個人で伝統工芸の現場取材を進め、同時にIMAGINE ONEWORLD KIMONO PROLECTにて着物取材に関与。他、みんなの夢AWARD7総代表として全国でビジネスコンテストの企画やマネジメントを経験。

  • ブロガー/林業アドバイザー伊能健悟(伊能くん)

    東京大学で森林科学を専攻。木材生産をメインに取り扱う森林利用学を専門に研究を進める。AIやブロックチェーンといった先端技術に関心があり、現在は東大発のAIベンチャーでインターンエンジニアとして開発に参加。これらの先端技術を林業に導入し、持続的な林業や森林経営、ひいては中山間地域の持続に活用することを当面の目標としている。

  • デザイナー西来路亮太(らいらい)

    大学時代に学生団体キャンパスコレクションで約200名の学生をマネジメント。大学退学後モデル事務所やイベント制作会社等と業務提携しPR事業を行う。その後広告代理店でイベント制作やインフルエンサーマーケティングを経験。デザイナーとしても活動。関西のアーティスト集団「Heisei Monday Coffee」等でイベント開催。現在は、『水害の人的被害を0にする』をミッションに掲げるソマノベースにて林業に携わる。ソマノベースでは、家庭や職場から直接、森林保全や豊かな山づくりに貢献できる新しい形の観葉植物「MODRINAE」を企画し、WOOD CHANGE AWARD 2020を受賞。

  • 営業松井大樹

    埼玉県飯能市出身。西川材という林業の街で育つ。早稲田大学スポーツ科学部で健康スポーツマネジメントを学び、世界一周など旅で世界の大自然を体験。卒業後外資系製薬会社に就職。その後独立し池袋に「旅する酒場サカタビ」をOPEN。地元貢献の視点から新規事業として林業の産業構造の変革に関心を持つ。木材利用の普及推進、マネタイズを目指し新規事業の準備をしつつ、ソマノベースの活動にも参加。

メンター

  • 株式会社ロフトワーク 共同創業者林 千晶

    早稲田大学商学部、ボストン大学大学院ジャーナリズム学科卒。花王を経て、2000年にロフトワークを起業。Webデザイン、ビジネスデザイン、コミュニティデザイン、空間デザインなど、手がけるプロジェクトは年間200件を超える。グローバルに展開するデジタルものづくりカフェ「FabCafe」、素材に向き合うクリエイティブ・ラウンジ「MTRL」、クリエイターとの共創を促進するプラットフォーム「AWRD」などを運営。MITメディアラボ 所長補佐、グッドデザイン賞審査委員、経済産業省 産業構造審議会製造産業分科会委員も務める。森林再生とものづくりを通じて地域産業創出を目指す官民共同事業体「株式会社飛騨の森でクマは踊る」を岐阜県飛騨市に設立、代表取締役社長に就任。

    林 千晶さんのページを見る

プロジェクトの歩み

  1. 2019/9/1

    入居開始

  2. ソマノベースキャンプ 〜都会のど真ん中から林業をアピールしよう!〜

  3. 誰と働くかで、活動が変化していく:実験報告会〜自分らしく働くU35のシゴト観〜

  4. 林業界と他業界をつなぐ:【ソマノベースキャンプ】イベント開催レポート

  5. 茶繋木と過ごす土曜日/ナナナナ祭2020

  6. 素材の魅力を知ることが社会課題の解決に。木材に触れて心身をリセットする土曜日

  7. GARAGE Program メンバーが語る—— “今だからこそ”、未来に向けて大切なキーワード(Vol.4)

  8. 渋谷だけがすべてじゃない!? 地方で感じる100BANCHの魅力 [11日目]

  9. こんにちは未来 「100年先をつくる~杜から学ぶ時間のとらえ方~」

  10. ナナナナ祭2022開幕――本拠地・渋谷での3年ぶりの夏祭りで未来を熱く発信!

  11. ナナナナ祭の見どころを一挙に紹介!「オープニングイベント」レポート

  12. 100年先の未来を描くプロジェクトがピッチ!9月実験報告会&ナビゲータートーク 26期生soma no base 奥川 季花(株式会社ソマノベース)

  13. 100BANCH Woods「多種多様な未来と生命を育むチャレンジ」ーナナナナ祭2022を終えて

  14. ナナナナ祭2022クロージングイベント「100年先をつくる~杜から学ぶ時間のとらえ方~」レポート<前半>

  15. 挑戦する姿はまわりに大きな影響を与える—— 実験報告会ナビゲータートーク:soma no base 奥川季花さん(株式会社ソマノベース)

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