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100BANCH woods「多種多様な未来と生命を育むチャレンジ」—ナナナナ祭2022を終えて

ナナナナ祭2022では、つくりたい未来、その前提となる地球の未来をともに大切に育むために小さな苗を守り育てるところから、生命を育む森づくりへのチャレンジをスタートしました。

苗木を一緒に育ててくれる仲間を募った10日間で目撃したものは、一本一本の苗木が異なる姿であるように、多種多様な未来を描く人々の決意でした。

100BANCH woodsという未来の森と人を育てるプロジェクト

パナソニック創立100周年を記念し立ち上がった100BANCH「100年先の未来をつくる若者たちの実験区」が5周年の節目を迎え、次の5年、10年もつくりたい未来、その前提となる地球の未来をも育みたいという願いからスタートしたプロジェクトが100BANCH woodsでした。年に1度の大イベント「ナナナナ祭2022」をきっかけにこれまで100BANCHを支えてきた人たちと、これから100BANCHと関わる人たちで森づくりへのチャレンジが始まります。

 

未来への決意を掲げよう、未来にその手を加えよう

ナナナナ祭期間中には、来場者が誰でも未来への決意を掲げることができる丸太の短冊「願いの樹」。

自分のお気に入りの苗木を選び、渋谷で育苗に関われる100BANCH woodsのシンボル「願いの杜」。

以上2つのコンテンツが実施されました。

決意を掲げ、苗木を育て始めてくれた参加者は500名以上。

 

森林保全をもっと自分事に、ずっと身近に。

100BANCH woodsにて「願いの杜」「願いの樹」の企画・制作を担当したソマノベースは土砂災害リスクの低い山づくりを目指す100BANCH発のプロジェクト。森林と相互に関係する社会の人々に、森林への関心を向けてもらうにはどのようなコンテンツが良いかを考えてきました。

未来の森林と私たち人間の関係性はどうあればいいのだろう。今の関係性はどうあるべきなのだろう。ひとりひとりが森と人の関係について考え、行動して欲しいと思っています。

日本人口の約半分が都市圏で生活し、森林環境と直接関わることの少ない生活を送っています。それゆえに、森林環境との関係性を立ち止まって考えたり、身近なこととして捉えることが難しい状況にあると思います。

どんな人でも、簡単に、森づくりに関わったと言える原体験を得てもらうにはどうすればいいか。また、誰かにやらされた行動ではなく、自らの思いを言語化し、行動と関連付けられるようにするにはどうすればいいか。

人々と、森林のつなぎ目となり、楽しみながら行動に移せるコンテンツが、「願いの杜」「願いの樹」であります。

 

みんな森が好き。緑が好き。本当は大切に感じている。

100BANCH woodsのプロジェクトに参加してくれた皆さんと話していると老若男女、国籍、お仕事の業種問わず、本当にさまざまな方からポジティブな意見をいただきました。

小さな苗木を可愛がり、その姿形に自身の生き方をも重ねながら。私たち人間は皆自然の子、そんなことを感じさせられました。

新しい気づきもありました。「自然は大切だ」とは思ってくれていながら、その思いの裏側に実体験やストーリーが見当たらない。後世に残したい自然の姿が見当たらない。

なんとなく大切にしたいどこかの自然。を、私が大切にしたいこんな自然。に置き換えられるように、今の姿、昔の姿、未来の姿を織り交ぜながら、原体験をひとりひとりが持てるように提案していくことが、これから必要なことと感じました。

 

森の面白さと可能性の翻訳家に。人と森の繋ぎ目に。

イベント最終日には「100年先をつくる~杜から学ぶ時間のとらえ方~」と題し、トークセッションのイベントを実施。青年活動団体「響」を立ち上げ、明治神宮代々木の杜を守り伝え続けるNPO法人響 事務局長 井梅江美さん。東京大学大学院 農学生命科学研究科 准教授 岩田 洋佳さん。ソマノベースデザイナーで100BANCH woodsの企画・制作を主導した西来路 亮太の3名が登壇。

100年前の昔より「永遠の杜」を目指して、今なお世代を超えて守られ続ける明治神宮の杜から、森づくりの在り方について議論され、継承のための人づくりについても議論が交わされました。

自然は環境に合わせて、ある種を拡大させ、またある種を縮小させる。彼らが行う自然の呼吸を私たちが邪魔をせず見守り続けること。彼らを見守りサポートし続けることが大切だと、先人の想いを共有し、伝え続けること。

森づくりは、人づくりから。いつの間にか遠く離れてしまった森林との距離を近づけるには。

私たちにもこんな関わり方ができると実現可能性を感じてもらい、わかりやすく想いを共有し、参加ハードルを落としたコンテンツの提供をすることから、多くの人との関わりしろを作っていく重要性を感じました。

 

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