- リーダーインタビュー
- センパイの背中
混ざり合いの中から縁をつなげ、未来に“異彩を、放て。":HERALBONY 松田祟弥(株式会社ヘラルボニー)
どんなに大きな夢や目標だって、最初は小さな一歩から始まるもの。あくまでも小さな成果の積み重ねでしかありません。地道な努力を重ねて、ときには立ち止まったりしながらも、また前進する。今回は、そうして活動を拡大させ、今では業界内外から注目されているGARAGE PROGRAM 7期生HERALBONYの松田祟弥(株式会社ヘラルボニー 代表取締役社長)をナビゲーターとし、GARAGE Programの計7プロジェクトが活動を報告します。松田はGARAGE Program 7期生として2018年2月に100BANCHに入居。それから次々と活動を展開し、現在では全国各地の百貨店等への出店、様々な企業とのコラボや多数のメディアに掲載されるなど精力的に活動を続けています。そんな松田が起業前から活動拠点としていたのが100BANCH。はじまりの場所ともいえる100BANCHで、これまでを振り返るとともに、100年先に向けた大きな構想を語ります。■実験報告会とは?
実験報告会は、100BANCHメンバーたちの未来に向けた実験でわかったことを広くシェアするイベントです。100BANCHでの挑戦を経て、プロジェクトを拡大・成長させた先輩プロジェクトをナビゲーターに迎え、プロジェクトが生まれて間もないころからどう加速していったのかについてお話します。また、100BANCHの3ヶ月間のアクセラレーションプログラム「GARAGE Program」を終えたプロジェクトが活動を報告。どんなときも自らの力を信じてプロジェクトを進めてきたメンバーのピッチは必見です!
[登壇プロジェクト紹介]
Rulie : 児玉英里 #クリーンビューティー #コスメブランド
『クリーン×カワイイ化粧品 人も環境も社会も美しい未来を想像する』
大学生/高校生中心で活動しているRulie。
日本最大級のオーガニック展示会への出展や化粧品製造の資金を集めるクラウドファンディングへの挑戦など、チャレンジ尽くしな3ヶ月。きっとたくさんの収穫があったのではないでしょうか?!
RINGO PAY : 高橋良爾 #決済リング #テクノロジー
『電子マネー時代の財布ファッションブランドをつくりたい』
デザイン&アートの祭典への出展や町工場と連携し製品をアップデートするなど着々とプロジェクトを進めていたRINGO PAY。
元々ご自身でプロダクトを作ってこられたプロジェクトリーダーの高橋は、100BANCHに入居して何を感じたのか、どんな影響があったのか気になるところです。
CACTUS TOKYO : 熊谷渓司 #サーキュラーエコノミー #革小物ブランド
『ファッションブランドを媒介に人と自然や社会が繋がり、共生する文化を育てていく』
ほぼ毎日朝早くから夜遅くまで100BANCHで作業をしていたプロジェクトリーダーの熊谷。
これでもかというほど100BANCHを使い倒していたのではないかと思います。
当初設定していたゴールから大きな変更があった裏には、どんな葛藤があったのでしょうか!
Online Yomikikase YOMY! : 安田莉子 #コミュニケーション #アプリ開発
『いつでもどこでも最高のコミュニケーションを。対話型オンライン読み聞かせYOMY!』
100BANCHに来た際はメンバー同士で大激論を交わしているYOMYのメンバー。
11月にはプレサービスを開始させました!どんな感触が得られたのか楽しみです。
Blined Project : 浅見幸祐 #障害理解 #ボードゲーム
『楽しさの垣根のない場所をつくることで、障害を生み出さない社会を目指したい』
楽しさを入り口とした障害理解を進めるものが少ないという仮説から、目の見える人も見えない人も一緒に楽しめるボードゲームを開発したBlined Project。
各地でボードゲームの体験会を行っており、着実に経験を積み重ねているかと思います。ボードゲームのことだけではなく、それを通じた「ココロ」「モノ」「場」のデザインを考えている彼らの3ヶ月はどのようなものだったのでしょうか?!
Academimic(Sci-Cology): 浅井順也 #科学 #エンタメ
『「研究×情緒」で大衆的な科学コミュニケーションをつくりたい』
科学が限られた人たちだけのものになってしまっている現状を踏まえて、科学の入り口を広げるために学術研究をモチーフにしたエンタメ作品をつくっているプロジェクト。研究が小説・音楽・イラスト・ムービー作品などになっています!
先日にプロジェクトサイトもオープン。今後の展開はいかに?!
■概要
日程:11/22(火)
時間:19:00 – 21:00 (開場18:30)
会場:100BANCH
参加費:無料(1ドリンク付き)
参加方法:Peatixでチケットをお申し込みの上、当日100BANCHへお越しください
■タイムテーブル
19:00-19:05 はじまりの挨拶
19:05-19:15 1000BANCHの概要プレゼン
19:15-19:45 OBOGナビゲータープレゼン
19:45-20:30 現役・延長卒業メンバーピッチ
20:30-21:00 交流会・撮影
■ナビゲーター情報
株式会社ヘラルボニー 代表取締役社長
松田 祟弥
(GARAGE Program7期生 : HERALBONYプロジェクトリーダー)
小山薫堂率いる企画会社オレンジ・アンド・パートナーズ、プランナーを経て独立。異彩を、放て。をミッションに掲げる福祉実験ユニットを通じて、福祉領域のアップデートに挑む。ヘラルボニーのクリエイティブを統括。東京都在住。双子の弟。誕生したばかりの娘を溺愛する日々。日本を変える30歳未満の30人「Forbes 30 UNDER 30 JAPAN」受賞。
代表児玉英里
幼少期のころから化粧品に興味がありました。高校生になって環境問題や社会問題に意識が向き、
自分の大好きな化粧品が環境に負担をかけているということを知りました。
そんな中、クリーンビューティーという言葉に出会い、その言葉の意味や役割、将来性にひかれ、
今回コスメブランドを立ち上げるに至りました。
高橋良爾
1990年 長崎県生まれ、ほぼひとりメーカー。
大学2年の頃、エンジニアと共に実験的なモノづくりをするVITROを立ち上げる。
鉛筆の万歩計や線香花火のような照明、Arduino互換基板などをつくってきました。
高校時代、写真家と出会い、散歩しながら稼げるなんて理想の生き方だと思いました。
毎日あてもなく歩くか、カフェで一休みしています。
と言いたいところですが、仕事に追われるときは徹夜しています。
高いけどいつか欲しいから頑張って稼ごう!と思ってもらえるモノを作ったり、
モノづくりを通じてワクワクする生き方を提案できたらと思っています。
熊谷渓司
1994年、北海道出身。2017年に一橋大学を卒業後、大手機械メーカーにて5年間経営企画を担当。大企業というしがらみの多い立場での環境問題の解決に向けた取り組み方に物足りなさを感じ、個人でのボランティア活動や情報発信といったアクションに取り組み始めました。その中で、「環境問題という難しいことをそのまま伝えても伝わらない」という経験をし、2021年にサボテン由来のレザーを用いたファッションブランド「CACTUS TOKYO」を設立し、現在も運営しています。
安田莉子
2000年生まれ。高校までは関西で過ごし、大学入学を機に上京。中高時代、リベラルアーツ教育のもとで学んだ経験から、教育分野に関心を持つ。ITプログラミング教室やスキースクールのキッズレッスンをするなど、子どもと触れ合うことが大好き。オンラインが普及する今だからこそ「コミュニケーションの楽しさ」を子どもたちに届けたいです!
Blined Projectプロジェクト リーダー浅見幸佑
2003年3月 東京都生まれ。父親の仕事の影響もあり、幼い頃より「格差」や「障害」といった社会の中にある軋轢に関心を持つ。大学1年生のときに履修した福祉の授業で、エンタメや遊びのほとんどが視覚を前提としているものが多いことに疑問を持ち、これまで活動する中で出会ってきた仲間を誘い、本プロジェクトを立ち上げる。社会が「障害」を生み出さない、多様なコミュニケーションと向き合っていくヒト・モノ・場で溢れ続ける社会を目指す。
Academimicプロジェクト 代表/プランナー浅井順也
大阪大学大学院にて脳神経科学を専攻。
魚が鏡を見て自分と認識できるか、ヒトの背後の音源定位の能否など空間認知機能を研究。
広告会社に入社後PR業務と並行して遺伝子をカセットテープで表現するアート作品等制作。
WIRED Creative Hack Award ,Circular Creativity Labアワード 受賞等。
100BANCH