いつでもどこでも最高のコミュニケーションを 対話型オンライン読み聞かせYOMY!

Online Yomikikase YOMY!

プロジェクト概要

子供の成長に欠かせない”様々な物語との出会い”と”相互コミュニケーション”を掛け合わせ、いつでもどこでも最高の読み聞かせを。考える力、伝える力など世界を羽ばたく子どもたちに必要な力を伸ばします。夕飯の準備の時やオンライン会議、キャリアアップのための勉強時間。かまってあげられないけど、ゲームやテレビより有意義な時間を過ごしてほしい、そんな悩みも同時に解決。アプリから申し込みをすると、すぐにインタラクティブな読み聞かせ体験が始まります。

  • 食エデュケーション
  • 02絶滅寸前で救われた文化が未来の豊かさの源泉になる
  • 01人とテクノロジーは互いに挑発し創発する
  • #絵本
  • #コミュニケーション
  • #読み聞かせ
  • #読書
  • #子ども
  • #62期

動機

「女性エンジニアってほとんどいないよね」、今のチームで初めて集まった時、話した言葉です。メンバー全員がエンジニアであり、実体験を通して感じたこの偏り 。そもそも小さい頃の将来の夢に「エンジニア」という女の子が少ないのでは?それって幼少期の環境が大きく影響しているのでは?と考えました。

今の社会では、こどもたちが自分の可能性に気づく前に、ステレオタイプやジェンダーバイアスによって、未来を制限されてしまうことがある。 そんな社会の壁をなくしたい、この思いが私たちの根底にはあります。 読み聞かせで直接社会を変えることはできなくても、 子供たちに幅広い選択肢を与え、自分を表現できる場所を作ることはできる。 今の社会をよい方向に導き、未来の可能性を広げる、読み聞かせはその種となる。 これがYOMY!の理念です。幼少期教育に革命を起こすべく、YOMY!は始動しました。

仮説

情報化、グローバル化など、変化が激しく、多様性に対する受容が必要とされるこれからの時代。

日本では、国際比較において子どもの自己肯定感が低く、女性管理職の割合が低い、LGBTQ+への理解や環境問題への意識が遅れている。同調意見が好まれたり、第三者の目を気にして自分の意見を言わない人が多くいる。そんな社会に必要なのは、子どもの時からもっといろんな世界を見て、自分で考え、それを伝える経験を積むことのできる場所、もっとありのままの自分を表現できる場所ではないか。

YOMY!では、子どもの成長に欠かせない絵本の読み聞かせと、相互コミュニケーションを掛け合わせ、
思考力や表現力を養う場所とすることで、子どもたちの能力を最大限に引き伸ばす環境を作ることができるのではないか。

同時に、「今手が離せないから、少しの間子供を見ててほしい!」という家事に仕事に子育てに、大忙しの子育て世代の要望を、テクノロジーの力を通せば、解決できるのではないか?
夕飯の準備の時やオンライン会議、どうしてもかまってあげられないとき。テレビやYouTubeはそんな保護者の救世主でありつつ、もっと有意義な時間を過ごしてほしい、幼少期からの利用に心配の声も多い。

子どもがめちゃめちゃ楽しむことができて、保護者にとっても便利で安心!何より子どものためになる。そんなサービスを作ることで、取り巻くすべての人を幸せにできるのではないか?

実験

・YOMY!メソッドの体系化
『従来型の「静かにお話を聞いて楽しむ」とは少し違った読み聞かせ。』というコンセプトを実現すべく、子どもたちが好奇心のままに自由に話し、自分を表現できることを目標に、YOMY!では独自開発した自然と対話が増える読み聞かせ方法の体系化を目指す。
(既存の読みきかせ方法+YOMY!クルーの経験+オンラインを活かすノウハウ)

・子どもが簡単に使える、保護者が安心して利用できるアプリ開発
予約システム、マッチングシステムを導入し、好きな時間にボタン1つで読み聞かせをスタートできるアプリの開発。子どもたちの行動を徹底的に研究したUX、サービスの拡大にも耐えうる強靭なシステムの構築を目指す。

・新しくより良い絵本が子どもたちに届くプラットフォームの作成
絵本の販売に占める旧作の割合は7割と言われている。YOMY!では名作の絵本はもちろん、これからの社会に必要な新しい価値観を提供する若い絵本たち取り扱っていきたい。まだまだデジタル化が進んでいない絵本業界において、IP関連をクリアし、デジタルでの絵本を提供できるのプラットフォームを目指す。

目標

子どもたちにYouTubeよりも楽しいと感じてもらう、絵本をより好きになってもらう
保護者にYOMY!の読み聞かせの魅力を認識してもらう、子どもの成長を実感してもらう
新しい絵本のアウトプットの場所となり、よりよい絵本をより早く子どもたちに届ける環境を作る
持続可能なサービスとなるようなマーケティングを行う

これらを可能にするYOMY!サービスのローンチが直近の目標です。

未来

YOMY!から羽ばたいた子どもたちが好奇心のままに、幅広い視野を持って学ぶ。人との関わりの楽しさを知って、十分な自己肯定感を持って社会に出る。そしてその子どもたちがいつか、それぞれが自分の個性を生かして、新しい価値、文化、コミュニティを創造する。また次の世代の子どもたちに伝わる。そんな社会の循環を実現したいです。

「プロジェクトリーダーへ一問一答」

  1. あなたはどんな風に育ちましたか?
    3人兄弟の3番目で、幼少期は自然豊かな場所で、のびのびと育ちました!
    両親は、感性の豊かな子になるようにと、美術系や音楽系の経験を多くさせてくれたり、好きなことはとことん応援してくれました。工作好きだったので、サンタさんに自分より大きなソリを作ったりしていました笑 私もYOMY!を通して、子どもたちの”好き”を深められる環境を作りたいです。
  2. 渋谷の街のエピソード
    いつも迷子になりますが、最近はぐるぐるしているうちに少し詳しくなってきました。
    関西出身なので、渋谷というとまだ距離感を感じてますが、、100banchで馴染みある場所になればいいなと思います!
  3. メンバーたちの意外な一面
    いつも聞き上手なboyさんはキーボードの話すると止まりません笑 
    クールなゼンは飼っているラフちゃん(うさぎ)を溺愛しています笑
  4. 意気込みをお願いします!
    渋谷から、世界中の子どもたちに”最高の読みきかせ”をお届けします!

プロジェクトメンバー

  • 安田莉子

    2000年生まれ。高校までは関西で過ごし、大学入学を機に上京。中高時代、リベラルアーツ教育のもとで学んだ経験から、教育分野に関心を持つ。ITプログラミング教室やスキースクールのキッズレッスンをするなど、子どもと触れ合うことが大好き。オンラインが普及する今だからこそ「コミュニケーションの楽しさ」を子どもたちに届けたいです!

  • 川上知宏

    1998年生まれ。島根県出身。海、山、川の自然に囲まれた環境で高校まで伸び伸びと育ちました。大学では情報工学を専攻し、機械学習の研究に取り組んでいます。幼少期は民話を集めた本が特にお気に入りで、読み聞かせをよくしてもらっていました。YOMY!が本と関わるきっかけになれるよう頑張ります!

  • 今井善太郎

    2001年生まれ。中学卒業後カナダへ渡り19歳まで暮らす。現地小学校でのインターン経験などから教育に興味を持ち活動する。YOMY!では主にエンジニアとして活動している。家から2時間の登校時間には読書を欠かしません!好きな絵本は「すっぽんぽんのすけ(鈴木出版)」。一日に3回は読み聞かせをしてもらっていました。

  • 堀口野明

    2002年生まれ。アメリカのカリフォルニア州で生まれ育ち、高校卒業してから大学のために日本に行きました。アメリカの日本語補習授業校で小学生の世話をするボランティアを4年間していました。日本では中高生にプログラミングを教える仕事をしていました。YOMY!ではアプリの開発を手伝っています。

  • 森 一晟

    2004年生まれ。岐阜県の山奥でC#やUnityをいじりながら育つ。大学入学を機に上京。Google DSC keioのlead、学生エンジニアリング団体cloud leagueの代表を務める。技術経験はC#,Pythonを用いた自動化や機械学習,reactを用いたwebアプリ開発、flutterを用いたアプリ開発など。YOMY!ではアプリの開発を担当しています。

  • 関戸 優紀

    2001年生まれ。中学生の頃にプログラミング教室に参加したことをきっかけに、教育の持つ力に気付かされ、大学進学後塾講師やプログラミング教室のメンターなどを経験しました。
    またライターとしても活動していて、WEBメディアにて記事の執筆を行っています。
    YOMY!ではWEBメディアの運用を担当しています。

  • 浮津 有紗

    2001年生まれ。幼少期をフランスで過ごし、現地校で教育を受ける。当時の両親による読み聞かせが日本語力維持の大きな助けとなったと実感しており、その経験を生かし、海外在住の日本人に対するアプローチを進めていく。仏検1級、英検1級を保持しており、現在パリ留学中。

メンター

  • CANVAS代表、慶應義塾大学教授、B Lab所長
    石戸奈々子

    東京大学工学部卒業後、マサチューセッツ工科大学メディアラボ客員研究員を経て、NPO法人CANVAS、株式会社デジタルえほん、一般社団法人超教育協会等を設立、代表に就任。慶應義塾大学教授。総務省情報通信審議会委員など省庁の委員やNHK中央放送番組審議会委員を歴任。デジタルサイネージコンソーシアム理事等を兼任。政策・メディア博士。著書には「子どもの創造力スイッチ!」、「賢い子はスマホで何をしているのか」、「日本のオンライン教育最前線──アフターコロナの学びを考える」、「プログラミング教育ってなに?親が知りたい45のギモン」、「デジタル教育宣言」をはじめ、監修としても「マンガでなるほど! 親子で学ぶ プログラミング教育」など多数。これまでに開催したワークショップは 3000回、約50万人の子どもたちが参加。実行委員長をつとめる子ども創作活動の博覧会「ワークショップコレクション」は、2日間で10万人を動員する。
    デジタルえほん作家&一児の母としても奮闘中。

    石戸奈々子さんのページを見る

プロジェクトの歩み

  1. 2022/9/1

    入居開始

  2. 「異彩を、放て。ヘラルボニーが始まりの地で語る。」100BANCH実験報告会

  3. 大好きだった絵本”ミッキーのクリスマスキャロル”から気づく100BANCHの魅力——アドベントカレンダー2022

  4. 100年先の未来を描く6プロジェクトが登壇 2022年11月 GARAGE Program実験報告会

  5. 「異(ことなる)を楽しみ、言語の壁を超える」100BANCH実験報告会

  6. 読み聞かせ×好きを見つけるアート教育イベント

  7. 100年先の未来を描く6プロジェクトが登壇 2023年3月 GARAGE Program実験報告会

  8. 最先端の読み聞かせ教育で子どもの未来を広げ、忙しい子育て世代に罪悪感を抱かせない社会を YOMY!:安田莉子

  9. 新しい読み聞かせで子どもたちの可能性を引き出す

  10. 紙芝居屋さん in Shibuya

  11. YOMY! とポーラが協業! 産後の生活をマインドフルネスでより豊かに~ポーラの産後ケアアプリ「mamaniere」にて対話型オンライン読み聞かせ「YOMY!」を紹介~

  12. 令和の紙芝居屋さんが渋谷に登場。暑い夏を絵本とアイスで乗り切ろう! 紙芝居屋さん in Shibuya─ナナナナ祭2023を終えて

  13. 近い将来、俺は宇宙で読み聞かせをする!——2024年 今年の抱負!

  14. オバケのくに

  15. Z世代による教育論

  16. 「オバケのくに」に遊びにいけるバスに乗って子どもたちと「死」を考えた──ナナナナ祭2024を終えて

  17. 多様な視点の混ざり合いが教育を変えていく「Z世代による教育論」──ナナナナ祭2024アーカイブ

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