恋愛や性の価値観をディープに話せる出会いの場・対話の仕組みづくりをしたい!

Sekirara Card(旧:Aikata Labo For Healthy Relationships)

プロジェクト概要

どんな性癖?生活と性のパートナーは同じがいい?5年後どんな暮らしをしたい?
リレーションシップにおいて大事なテーマなはずなのに、出会いの場では出身地や仕事など表面的な話しかできなかったり、一番近いはずのパートナーと本音で話せない関係になってしまったり。
そこで私達は心理的安全性を保ちながら対話ができる場づくり、仕組み作りをすることで、誰もが対等で自分らしいリレーションシップを構築できる未来を作ります。

  • 食エデュケーション
  • 05異質同士でコミュニケーションしている
  • #対話
  • #自分らしさ
  • #モヤモヤ
  • #ジェンダー
  • #恋愛
  • #コミュニケーション
  • #69期

動機

初めての彼氏との交際。「相手に嫌われないこと」ばかりを考えてしまい、避妊をしてくれなくても嫌だと言えず、モヤモヤしてしまう。
イギリスに留学をして、義務教育の中で「ヘルシーリレーションシップ(対等で健全な関係性)」の教育がされていることを知り、驚く。
パートナーとの対等な関係性の築き方、対話の方法が教育されており、日本でもこれが必要だと思い活動を始める。

仮説

ヘルシーリレーションシップという概念や、そのために必要なアサーティブコミュニケーションという言葉がそもそも知られていない。
「出会い」「イベント」「ゲーム」を提供することによりインセンティブをつくりながら、恋愛スキルが楽しく学べる場を提供できれば、必要な層にアプローチできるのではないか。

実験

心理的安全性を保ちながら恋愛について、関係性について対話を通して学びの場を提供する。
1. 調査:性教育、恋愛、ジェンダー差別に関する経験や悩みについてヒアリングの実施
2. イベント:出会って恋愛スキルが学べる合コンの開催
3. 発信:パートナー間での対話の様子をSNSで発信
4. コミュニティ:リレーションシップ、セックスなどセンシティブな内容について話し合えるセーフスペースの構築
5. プロダクト:普段話しにくい性愛についての話をしやすくなるカード・ボードゲームの作成

目標

1.性教育、恋愛、ジェンダー差別に関する経験や悩みについてヒアリング20人実施
2.「アイカタ研究所」のウェブサイトの作成
3.合コン、対話イベントを3回開催

未来

ヘルシーリレーションシップという概念や、アサーティブコミュニケーションが幸せな恋愛のために必要ということが当たり前のように認知さていて、全ての恋愛当事者が健全に対等な恋愛ができる未来を作りたい。

プロジェクトリーダーへ一問一答

  1. あなたはどんな風に育ちましたか?
    フェアトレードやオーガニックがテーマの小さな商店を営む両親の元に生まれる。
    裕福ではない中、塾も行かず頑張って勉強をしていたのに、友人に「京大女子はモテないよ」
    と言われ激怒したのがきっかけで恋愛におけるジェンダー規範に課題を感じる。
  2. 渋谷の街のエピソード
    バー・クラブ・合コンなど出会いの場といったら渋谷。
    コロナ前まではしょっちゅう渋谷のお気に入りのクラブで踊って、
    朝日を浴びながら始発で帰宅していました。
  3. メンバーたちの意外な一面
    なはは、性癖の話とバナナが大好きで、これらの話題やワードを聞くとすぐにニヤニヤしてしまいます。
    さやは、日本語が苦手で固有名詞や慣用句をよく間違えます。
    楽は、父親由来のエセ関西弁でいつか京都出身の2人から怒られないか、内心ヒヤヒヤしています。
  4. 意気込みをお願いします!
    「それってヘルシーリレーションシップじゃなくない?」が通じる社会が見たい!

プロジェクトメンバー

  • プロジェクトリーダー藤原紗耶

    高校・大学の両方でアメリカ留学を経験。特にロサンゼルスにおいては、現地のリベラルな価値観に触れて過ごす。現地の授業で「オーガズムギャップ」の概念を知り、ジェンダー差別に課題意識を持つ。記憶をなくすほど酔っても周囲に「対話を心がけましょう」と呼びかけるほど訴えかける熱意が強い。
    元はダンサーで、現在はフリーランスで英語教材を制作しつつ、YouTuberも兼ねて活動している。
    ワークショップや登壇イベントでは、人の心を掴み心に響くようなピカイチのスピーチやプレゼンができるのだが、なぜか日本語が苦手で固有名詞や慣用句をよく間違える。誕生日プレゼントに2人があげた国語辞典はほとんど使っていない模様。

  • 高島菜芭

    1996年生まれ、京都出身。幼少期から両親と社会課題について議論する中で様々な社会課題に興味を持つ。
    イギリス留学でHealthy Relationshipの概念を知り、自分がパートナーとの関係で苦しんだ経験と重なったことから、これを日本に普及させるべく活動してきた。
    性的同意の啓発活動を行うGenesis共同代表、NPO法人デートDV防止全国ネットワーク理事。過去にはセックス診断アプリSeek Hなどの開発も手掛けてきた。

  • 1995年生まれ、幼少期を中東(カタール・UAE)で過ごす。無理解による分断と戦争を人一倍嫌うようになる。
    大学卒業直前の3月に内定を辞退し、歌舞伎町でのホストと工事現場の作業員として生活することに。現場で感じた課題と、アカデミックの要素を交え「ホストの目に映った政治」というTwitterアカウントで社会問題を発信。テレビや記事に出るようになる。一方でシェアハウスを始め、もうすぐ3年。
    現在は政策提言や規制改革など、法制度を変えることで社会に良いことをする企業を応援するコンサル会社にて働く。

  • 高橋マジェロ

    中高を男子進学校で過ごし、大学では工学部に進学。男社会や高学歴社会特有の均質的な価値観、特に女性をモノとして扱うことや性的コンテンツの消費、モテに対する違和感を持つ。さらにはそれに伴う人間性の同質化や記号化を危惧し、2019年、性の映像プロジェクト「Itonami」を立ち上げ。現在もルッキズムに対抗する新しいマッチングアプリを開発中。
    本業としてITスタートアップのエンジニアとして働く傍ら、日々新たなプロダクトやコンテンツの制作を続けている。

メンター

  • &Co.代表取締役/Tokyo Work Design Weekオーガナイザー横石 崇

    多摩美術大学卒。2016年に&Co.を設立。”個育て”を軸にしたブランド開発や組織開発、社会変革を手がけるプロジェクトプロデューサー。アジア最大規模の働き方の祭典「Tokyo Work Design Week」では3万人の動員に成功。鎌倉のコレクティブオフィス「北条SANCI」や渋谷区発の起業家育成機関「渋谷スタートアップ大学(SSU)」、シェア型本屋「渋谷◯◯書店」などをプロデュース。法政大学キャリアデザイン学部兼任講師。著書に『これからの僕らの働き方』(早川書房)、『自己紹介2.0』(KADOKAWA)がある。

    横石 崇さんのページを見る

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