性別や外見を気にせず、全ての人が垣根なく楽しめる銭湯を作りたい

All-gender Spa&Sauna with Sharehouse

プロジェクト概要

「LGBTQ向け銭湯/サウナつきシェアハウスを作る」です。
銭湯を中心に、周辺にもシェアハウスを増やします。民主主義において多数を取れないマイノリティが、「銭湯」というコンセプトのもとローカルな場所に「居住」という形で結集することで多数を取り、作りたい社会を実装する仕組みを目指します。

  • 食クラシ
  • 12経済活動は人間性を取り戻し、価値を軸とした"交歓"社会が成立する
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動機

結束して権利を主張することは私たちの生存にとって必要不可欠だ。世間が個人を支配し、個人が他者軸で行動してしまい権利主張ができなくなっている日本人の精神面を変えたい。民主主義の根幹を建て直し、全ての人の生きやすい社会を作ることを目指す。
そのために、「ソーシャルビジネス3.0」という概念を確立し実践する。
単独の企業だけでは社会貢献と利潤追求の両立が難しく、苦しいスタートアップが世の中に多い(このビジネスモデルの段階を1.0と定義する)が、それを解決するためのパブリックアフェアーズ(公共セクターとの対話を行い政策や規制改革の提言を通して連携を図る)が浸透しつつある。企業・団体が主体となって公共セクターへ働きかけて利潤追求と公益性の両立を図っているこの状態を2.0とした。しかしその2.0でも解決できない問題が2つあり、それはマイノリティと既得権益の問題である。こちらは政治セクターのみでは身動きが取れず、市民参加が不可欠である。本プロジェクトでは、「銭湯・サウナというサービスが一体となったシェアハウスを軸としコミュニティを作る」ことで、ビジネスプレーヤー・公共セクター・市民コミュニティ(サービスのファンでありかつ地域内の有権者)の三者が連動し社会変革が進むための仕組みづくりを行いたい。

仮説

同じ立場の人たちのコミュニティが、(シェアハウスや寮など)居住地的に近づくことで、政治参加の意義を見出すことができる。

実験

LGBTQ以外も含む様々な人たちからのヒアリング
ヒアリングを踏まえ、テントなどでサウナを実施

目標

銭湯の空間としてのあり方・テーマのデリケートさに伴う対外発信のあり方を決める

未来

居住の流動性の高まりと、地方分権。その結果としての地域の多様化(文化面・産業面・法制度面)
差別したりいじめたり、古い価値観を押し付けて個人を生きづらくする地域からは人が離れる。逆に個人に優しい地域に人が集まり、経済が活性化する。
結果、個人の生きやすさと経済隆盛の両面で、地域同士が競争し、差別化魅力化を進める社会になる。

「プロジェクトリーダーへ一問一答」

  1. あなたはどんな風に育ちましたか?
    3人のうちの長子。幼少期から小学校低学年までを中東で過ごした。父は総合商社でカタール、UAE、イラン、サウジなどを転々としており、実績が日経の一面に出るほどの人物。穏やかで謙虚で中性的な人格者であり、多くの人から尊敬されている。しかし自分が24の歳になるまで父は1年のほとんどを海外で過ごしており、触れ合う時間は少なかった。母は専業主婦。おそらくADHDとアスペルガーで、コミュニケーションなどに難がある。ヒステリーで暴力を振るうこともあった。

    学校では教員同士のいじめやセクハラが起きていた。一方、ボーイスカウトや茶道では尊敬できる大人とたくさん接した。
    いい大人と悪い大人の両方と関わったことで、グレることも優等生になることもなく、自分で確かめ、何が正しいか自分で考えるようになった。
  2. 渋谷の街のエピソード
    学生時代、外国人をよくガイドした。
    また、大学の先輩が帰京した際にクラブで騒いだ。
  3. メンバーたちの意外な一面
    カズキタさんは、人を引きつけるコミュニケーションのプロ。
  4. 意気込みをお願いします!
    個人を世間から独立させる。
    哲学し続ける。
    ウンザリするくらい多様で「バラバラ」な世の中にする。

プロジェクトメンバー

  • 代表

    1995年生まれ、幼少期を中東(カタール・UAE)で過ごす。無理解による分断と戦争を人一倍嫌うようになる。
    大学卒業直前の3月に内定を辞退し、歌舞伎町でのホストと工事現場の作業員として生活することに。現場で感じた課題と、アカデミックの要素を交え「ホストの目に映った政治」というTwitterアカウントで社会問題を発信。テレビや記事に出るようになる。一方でシェアハウスを始め、もうすぐ3年。現在は政策提言や規制改革など、法制度を変えることで社会に良いことをする企業を応援するコンサル会社にて働く。

  • 高野一樹

    1986年生まれ。 IT メーカーのデザイナーとして8 年間勤務後、コンサルティング会社にて映像ディレクター及びリードデザイナーを担務する傍ら、シェアハウス運営、大学での非常勤講師などを兼務。住み込みで管理をしていたシェアハウスを面白くするために、住人と一緒に事業を行う『合同会社モテアソブ三軒茶屋』を起業。

  • 加藤薫

    旅行、料理、動物、社会貢献が好き。 一人一人が自由で幸せに生きられる多様性を重視した優しい社会づくりに貢献できるよう、スタートアップやフリーランスのPRやサポート業務に従事。 自身もLGBTQであり、枠にハマらない関係性やコミュニケーションの価値観を持つ。

  • 平岩なつみ

    2019年からシェアハウスに住み始め、医療福祉系シェアハウスREGIEハウス東京の管理人を経て、現在リバ邸GIFT(REGIEハウス大阪)のオーナー就任中。学生時代に立ち上げた福祉KtoYにて、全国医療福祉学生・若者コミュニティWelCaMeを運営。社会福祉士。コミュ二ティデザイナー。 人生理念は「ご縁に感謝」。人生をかけて取り組みたいのは「福祉教育」。

  • 久保薗 祐太

    大学卒業後、横浜でメッセンジャー(自転車配達員)として活動。退職後、 作った自転車で日本を旅してる最中に、肉体を使う毎日に少し疲れ、 頭脳を使いたいと思っていたところ三軒茶屋のシェアハウス(モテアマス)と出会い、Web制作とUber Eatsをはじめる。 最近はIT企業にて勤務中。将来の夢はメルカリで10万円で買った車に乗り世界を旅すること。乗り物のエピソードが多いのは、喧騒から離れた穏やかなサウナに向かうため。

  • 菅井 大地

    1994年生まれ。山形県出身。

  • 青蜂 ユキ

    今よりちょっと優しい世界を信じて、心豊かな日常創りをしている自由人。フリーランスで何でも屋クリエイターをしています。写真、ライティング、デザイン、SNSの運用など、様々なクリエイティブの分野で多様な形の”スキ”を表現して、想いを繋げていくことを大切にしています。シェアハウスを始めとする、いくつかのコミュニティに所属して、コミュニティマネージメントの修行中。より多くの人がワクワクできる遊び場を増やしたいです。

  • 田井中宥乃

    滋賀県出身。大学では心理学を専攻し、アメリカ留学を経験。アセクシャルによる生きづらさを経験した。歌や演技が趣味。

  • 木本 圭祐

    1998年生まれ、熊本県出身。 2021年3月 大学卒業後、熊本県の三角町エコヴィレッジサイハテで農的な生活について学びながら出会った人達との交流により劇的に世界観がかわる。 和歌山県の梅農家でのアルバイトのち、東京へ訪れ直感で上京し三軒茶屋のシェアハウスモテアマスと出会い、現在に至る。

  • 樋口 葵

    何気ない日常が大好きで、愛しくもある。 最近の不思議は幸せに慣れないこと。 今の私になれたのは、子ども時代に家と学校で感じた悲しさ、不安、恐怖があったかもしれない。そう考えると、私の育った環境は悪くなかったのかも。 なんて正当化つつも、自分の子どもには健全な壁にぶち当たって幸せに生きてほしい。

  • きのコ

    福岡出身。大学・大学院では哲学と生命倫理学を専攻し、アメリカ留学を経験。群馬を中心に多拠点生活をする文筆家・編集者。
    ポリアモリー当事者として、恋愛やセックス、パートナーシップ、コミュニケーション等をテーマに発信している。ジェンダークィアでクワロマンティック。子無しでバツイチ、セックスポジティブな自称ビッチフェミニストでもある。
    東京の野方で「シェアハウスのら」を運営している。
    著書に『わたし、恋人が2人います。〜ポリアモリーという生き方〜』。
    趣味はサバイバルゲームと混浴温泉巡り。

メンター

  • 作家乙武 洋匡

    1976 年生まれ、東京都出身。早稲田大学政治経済学部卒。大学在学中に出版された『五体不満足』が 600 万部を超すベストセラーに。 卒業後はスポーツライターとして活動。その後、小学校教諭、東京都教育委員などを歴任。地域に根差した子育てを目指す「まちの保育園」の経営に参画。2018年からは義足プロジェクトに取り組み、国立競技場で117mの歩行を達成。2022年、参院選(東京選挙区)に挑戦するも落選。

    乙武 洋匡さんのページを見る

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