国産ごまに食用だけでない価値を創造し、全国の国産ごま農家さんの背中を押したい!

SOJINE

プロジェクト概要

私たちは、国産ごまをスキンケア製品として人々へ届けていくプロジェクトです。
ごまの食料自給率は0.1%未満。昔から日本の食卓に馴染みのある食材ですが、そんなごまが、いま自給率の課題に直面しています。食品としての価値を伝えていくために、私はあえて「スキンケア」という観点から消費者にアプローチします。オーガニックや自然派という価値観が重視されるこの分野で、今なお日本でごまを生産し、その魅力を伝え続けている生産者のみなさんを応援したいです。

  • 食クラシ
  • 03地球規模の課題を「毎日の宿題」としてローカルに解決を図る
  • #ごま
  • #コスメ
  • #生産者
  • #農業
  • #サスティナブル
  • #95期

動機

私はドイツ留学中に始めたお菓子作りの中で、黒ごまクッキーの奥深い風味と繊細な食感に惹かれました。そこからごまの魅力に夢中になり、日本のごまについて調べる中で、自給率が0.1%未満という現実を知り、あれほど日本の食卓に馴染みのある食材が、ほとんど海外産だったことに衝撃を受けました。国産ごまは手作業中心で流通も限られ、農地の拡大や機械化が進みにくい現状があります。初めは、日本にも機械を導入すれば良いと考えていましたが、そもそも生産量も消費量も少ない国産ごまには機械化するほどのメリットがありません。この構造的な課題を前に、私は発想を逆転し、「需要を増やす」ことを目指し、スキンケアという切り口でごまの新しい価値を提案したいと考えるようになりました。食用にとどまらないごまの可能性を広げ、国産ごまの未来を切り拓く。そんな挑戦を、私自身の手で始めたいと思っています。

仮説

国産ごまに食用以外の価値を見出すことで、日本のごま産業にギアをかけることができるのではないか?

実験

・国産ごまやスキンケアブランドについての調査を行います。今回はスキンケアの中でも、ごまの殻を生かせる「スクラブ」に注目しており、現在アポイントが取れている専門家の方を中心にインタビューを実施する予定です。
・プロトタイプを製作します。肌に直接触れる製品のため、何度も試作を繰り返したいと考えています。
・スキンケア製品にはあまりない、トレーサビリティを明記したタグの作成に挑戦したいです。
・この100BANCHで、動機に共感してくださった方々への試作製作の協力を依頼するとともに、普段の高校生活ではなかなか実現できない、大人を含めた多くの人々への積極的なコンタクトにも挑戦したいと考えています。

目標

1.製作したプロトタイプを実際に使用してもらい、品質を評価してもらう
2.専門家インタビューを2名以上実施し、国産ごま農家さんに3名以上コンタクトをとる
3.40名以上の学生や大人の方々に試作品を使ってもらう

未来

私の製品をきっかけに国産ごまの価値や現状を多くの人に知ってもらいたいです。国産ごまを手に取る人々が増えることでその需要が確立され、ごま農家の機械化や用地拡大が進み、国産ごま農家のみなさまへの大きな力になれればと願っています。

プロジェクトリーダーへ一問一答

  1. あなたはどんな風に育ちましたか?
    東京学芸大学附属国際中等教育学校に進学して、2023年の夏に休学し1年間ドイツ留学に行きました。幼少期はバレエやピアノなど習っていたので、今でもダンスをすることが大好きです。
  2. 渋谷の街のエピソード
    好きなアイドルがいた時、渋谷までそのアイドルの広告の写真を撮りに行ったり、タワレコにCDを買うために2時間並びに行ったりしていました。私の中で渋谷といえば、推し活をする場所という印象です☺︎
  3. メンバーたちの意外な一面
    ほとんどごく普通の女子高生という雰囲気ですが…強いて言うならば執着心が強くて、気に入った食べ物やスイーツなどは永遠にそれだけ注文し続けたりします。一度も飽きたことがありません。あと任天堂が好きなので、ピクミンのガチャガチャを何十回も回したり、スプラトゥーンをガチったりしています笑
  4. 意気込みをお願いします!
    人生経験が少ない私ですが、この思いを推進力に、いろんな人の手を借りながら、大きな力になりたいです。

プロジェクトメンバー

  • SOJINE 代表升元ルナ

    2007年生まれ、都内在住。東京学芸大学附属国際中等教育学校在籍中。2023年の夏から1年間ドイツのJenaという街に留学。帰国後は教育系の分野で学生団体「Locudy」を立ち上げ、現在も運営中。

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