挑戦と支援とをつなぎ、メタ・ユートピアへ向けて資本主義をアップデートする。

Kafka
挑戦と支援とをつなぎ、メタ・ユートピアへ向けて資本主義をアップデートする。
記憶の主権を人からモノへ。思い出が日常空間に編み込まれる社会を実装する。
私たちは、「記憶がモノを通して生き続ける世界」を目指すプロジェクトです。
コンセプトは、「今日の思い出を、一生のお守りに。」卒業式やイベントなど、忘れたくない瞬間を形に残す新しい手段を提案します。第1弾プロダクトは「思い出召喚ステッカー」。スマートフォンをかざすだけで、1秒で思い出がよみがえる、ICチップ内蔵のデジタルステッカーです。現在は法人向けに先行提供中。今後はtoC展開とともに、空間・アート・プロダクト領域を横断しながら、「モノに記憶を宿す」という新たな記憶の在り方を社会に提案していきます。
小学生の頃に祖父母を亡くし、家族のルーツをたどろうとしたものの、記録が残っておらず、諦めざるを得ませんでした。 さらに、19歳の時に父を亡くし、ほとんど記録が残っていなかったことで、「思い出したくても思い出せない」という現実に直面しました。 この二つの体験から、私の中には「人はいつ死ぬか分からない。だからこそ、生きた証を未来に残したい。」という強い欲求が根づいています。
思い出ををただ残すのではなく、引き継がれ、触れられ、見返されるものにするにはどうしたらいいのか?
その問いと好奇心から、「記憶の在り方」を再定義するプロジェクト「yomiyomi」を立ち上げました。
私たちは、記憶を「人に依存するもの」から「モノを媒介に循環するもの」へと移す、社会のパラダイムシフトに挑んでいます。
スマートフォンの普及により、誰もが簡単に記録を残せる時代になりました。しかしその一方で、多くの記憶は見返されることなく、静かに埋もれていきます。
だからこそ私たちは、記憶の在り方そのものに問いを投げかけます。ふとした瞬間、何気なく手にしたモノから思い出がよみがえる――そんな「記憶がモノに宿る、新しい記憶の在り方」を、社会に実装できないか?
記憶の主権を人からモノへ移すことで、思い出が個人の中にとどまらず、漂い、触発し、継承されていく社会を目指します。
【プロダクト開発とアートワークの制作】
「未来構想(理想体験)」を描きながら、今このタイミングで「届けられる状態」を整え、社会に投げかけていくことがこの期間の主な目的です。
1. toC向けプロダクトのローンチ
2. ローンチイベントの開催
3. toB向けプロジェクトを3件実施
100年後の誰かが、私たちの「今」を掘り起こせる世界であってほしい。 たとえば、建物そのものに記憶が宿るような体験が、日常の一部になっているかもしれません。 「モノに宿る思い出」から、人々の営みや感情がにじみ出るような社会。 そして、過去を掘り起こす営みが、特別な研究者だけのものではなく、 誰もが自然に行う日々のふるまいになっているような未来をつくりたいです。
yomiyomi リーダー仲村怜夏
2000年生まれのデザイナー兼お花屋さん。九州大学休学中。2023年、株式会社ゆめみにてプロダクトデザイナーとしてキャリアをスタートし、グッドデザイン賞を受賞。フラワーアーティストとして自身のブランドも手がける。衝動ドリブンで、漫画と音楽、そして妄想を形にするのが大好き。
yomiyomi アートディレクター附柴元亮
1999年愛知県豊橋市生まれ。慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科在学中。卒業研究では、心拍を用いた新しいインタラクションの可能性を探るメディアアート作品を制作。yomiyomiではクリエイティブを担当。趣味はけん玉。嫌いな食べ物が多い。中日ドラゴンズファン。
yomiyomi エンジニア松尾周汰
九州大学大学院システム情報科学府修了。行動変容技術を用いた情報システムの研究に従事する。卒業後、ITベンチャー企業にてWebエンジニアを経て、現在は株式会社イマーゴでPMや共同研究支援を行う。 yomiyomiではWebアプリの開発を担当。
yomiyomi UIデザイナー東原萌々子
九州大学共創学部在学中。文化人類学を専攻し、Stockholm Universityに1年間留学。2021年9月より株式会社imagoでUIUXデザイナーとして経験を積む。yomiyomiでは、webアプリのUIUXデザインを担当。九州のおすすめの山は祖母山、谷は初夏の菊池渓谷。
yomiyomi マーケター冨田里奈
4月より株式会社freeeでデザイナーとして従事。九州大学共創学部卒業、在学中にサンノゼ州立大学に1年間留学。UXデザイナーとして5年半の経験を持つ。yomiyomiでは、プレスリリース配信や記事執筆などのマーケティング業務を担当。