- イベントレポート
共に創るコミュニティのあり方「今こそ!コミュニティ」──ナナナナ祭2024アーカイブ
液体民主主義の社会実装で 「一人ひとりの影響力を発揮することができる社会」を!
Liquitousは、これからの組織・コミュニティのガバナンスの仕組みとして、間接民主主義・直接民主主義を融合した「液体民主主義」を実践するオンラインの意思決定プラットフォームを開発し、その社会実装を進めるプロジェクトです。液体民主主義の実装によって、組織にある見なしの解体や組織内分断の再接続、常識知・専門知・実践知の接続を実現し、「一人ひとりの影響力を発揮することができる」組織・コミュニティ、ひいてはこれからの社会を実現していきます。
今、変化が連続的に生起する時代へと突入しています。組織やコミュニティの目的や形態、コミュニケーションのあり方は大きく変化し、フィジカル空間とサイバー空間が高度に融合する『Society5.0』の到来も喧伝されています。言い換えれば、同質性の高い社会から、多様性、ひいては多元性のある社会へと移り変わっています。 私たちLiquitousは今だからこそ、社会を構成する私たち一人ひとりが、組織・コミュニティに参画できる民主主義という仕組みを進化させ、より多くの分野で、より多くの組織やコミュニティで、民主主義を実践することが大切だと考えています。
社会、そして社会の中に存在する様々な枠組みの中で、時によっては一人ひとりの気持ちや利益が顧みられないこと、あるいは一人ひとりが意見を表明したり、対話を積み重ねたり、協働して合意を形成したりする機会が担保されないことも少なくありません。私たちLiquitousは、液体民主主義を実装していくことで、これらの問題を一歩ずつクリアしていくことができるのではないか、という仮説に基づいてLiquitousを設立しました。
1. ソフトウェア開発 | 意思決定プラットフォーム”Liqlid”の開発・ローンチ
2. 実装 | 開発した”Liqlid”を実際の組織・コミュニティなどへの実装を進める
3. 巻き込み | これからの組織ガバナンスや民主主義について、様々な人々と意思疎通をしながらアイデアを発散・収束する
4. 構想と提言 | 液体民主主義が実装された近未来の社会を構想し、政策にまとめ提言する
5. 社会実装を進める | 様々な組織・コミュニティで液体民主主義の実装を進め、社会に液体民主主義を「これからの組織ガバナンスの手法」として広める
Liquitousの組織としての事業開始と具体的な一歩
1. 意思決定プラットフォーム”Liqlid”のローンチ
2. 100BANCHに集う皆さんとのタッチアンドトライ
3. 実際に組織・コミュニティ等での実装事例を5件以上
4. 政策提言集(Liquitous Policy Adress)を発行
5. 100BANCHの皆さんなどを巻き込んだパネルディスカッションなどを開催
私たちLiquitousが目指すものは「液体民主主義を実装し、社会の様々な場所で液体民主主義に基づいた意思決定が行われる状態」を実現することで、「社会を構成している私たち一人ひとりが(何らかの)意思決定に影響力を発揮することができる」ようにすることです。 これにより、例えば様々な場所で、創発や共創を生み出し、世の中を豊かにするイノベーションの種を播くことに繋がります。同時に、私たち一人ひとりが、この社会や所属する組織・コミュニティとの関係性を再構築し、他人にお任せする「DIY: Do It Yourself」から、自分たちでやろうという「DIO: Do It Ourselves」へと価値観を変革します。そして、アップデートした民主主義=液体民主主義をこれからの組織・コミュニティのガバナンス・システムの1つの標準として確立します。
CEO栗本 拓幸
1999年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部在学。これからの組織ガバナンスと民主主義ついての問題意識から、液体民主主義の社会実装を試みる合同会社Liquitousを設立。他、ファシリテーターやラジオパーソナリティ、YouTuberなど。マイテーマは『知性ある日本』、最近の関心は公共性、コモンズ。
CTO杉本 涼
1999年生まれ。北海道函館市出身。慶應義塾大学総合政策学部在学。テクノロジーと公共の関係に着目し、2014年に北海道で2番目に早くCode for Hakodateを立ち上げる。取組として、公共交通情報のオープンデータ化・函館市長へのオープンデータ政策の提言など。インフォ・ラウンジ株式会社でインターンシップを行っている。
CBO明田 悠祐
1996年生まれ。様々な分野が融合して社会貢献に向かう「複合知」を学部理念におく上智大学理工学部/大学院理工学研究科に惹かれ在学。
リサーチャー琴浦 将貴
2000年生まれ。 関西で生まれ、関東で育ち、東京都市大学理工学部に在学。Liquitousへは政策企画部門にリサーチャーとして参画。 大学では電気や通信について学んでいるが、それ以外にも交通、行政、危機管理や量子通信など様々な分野に興味関心がある。
エンジニア赤澤 秀斗
1997年生まれ。石川県金沢市出身。 一度は地元にある大学の経済学部に進学するも、情報分野への興味を捨てきれず退学、現在は慶應義塾大学環境情報学部に在学。エンジニアとして参画。得意言語はPowerShell。インフォ・ラウンジ株式会社でインターンシップを行っている。
エンジニア田邉 諒太
1999年生まれ。 北海道函館市出身。 山形大学工学部情報・エレクトロニクス学科に在学。高校の同級生であるCTO杉本の紹介でエンジニアとして参画。専門は情報科学。
リサーチャー藤井 海
2000年生まれ。東京都台東区出身。法政大学法学部政治学科に在学。中学生の頃、台東区のデンマーク海外派遣に参加し、日本とデンマークの教育や政治などの社会システムの違いに衝撃を受ける。以来、政治に関心をもち、大学では主に経済分野から政治を学ぶ。CBO明田の紹介でリサーチャーとして参画。
リサーチャー安見 茜音
2000年生まれ。福岡県出身。慶應義塾大学法学部政治学科に在学。高校時に生徒会長を務め、学校内外それぞれの自治活動を通して、長期的かつ実践的な主権者教育に興味を持つ。研究テーマは「主権者教育」「若者の政治参画」「電子国家」。CEO栗本の紹介で参画。
エンジニア筒井 孝政
2000年生まれ。静岡県出身。東京都市大学理工学部に在学。Liquitousへはエンジニアとして参画。専門は電気電子工学だが、認知科学や行動科学、サブカルチャーといった分野にも強い関心を持つ。
エンジニア加川 佑哉
2000年生まれ。 広島県東広島市出身。 インフォ・ラウンジ株式会社に在籍。CTO杉本の紹介でエンジニアとして参画。画像認識、自然言語処理に興味があり勉強中。
カフェ・カンパニー株式会社 代表取締役社長楠本 修二郎
1964年福岡県生まれ。リクルートコスモス、大前研一事務所を経て、2001年カフェ・カンパニーを設立。 コミュニティの創造をテーマに「WIRED CAFE」など約80店舗の企画・運営や地域活性化事業、商業施設プロデュース等を手掛ける。 2021年「日本の愛すべき食を未来につなぐ」ことを目的にグッドイートカンパニーを設立。 その他、内閣府クールジャパン等の政府委員や東日本の食の復興を目的とした「東の食の会」、「おいしい」を軸に新たな循環や仕組みを生み出し持続可能な未来への貢献を目指す「おいしい未来研究所」の代表理事等も歴任。
プロジェクトの歩み
入居開始
オンライン開催 11月実験報告会&メンタートーク
自分らしく分岐点を進んでいく 実験報告会&メンタートーク
【オンライン開催】2月実験報告会&メンタートーク ETIC. 鈴木敦子
聞くこと・応援することで、組織の風通しがよくなる 実験報告会&メンタートーク
「Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2023」に100BANCHで活動する6名が選出されました。
「民主主義のDXで、一人ひとりが影響力を発揮できる社会を」100BANCH実験報告会
民主主義のDXで、一人ひとりが影響力を発揮できる社会を:栗本拓幸(株式会社Liquitous 代表)
Liquitous、株式会社野村総合研究所と「第2回 デジタル市民参画プラットフォーム・シンポジウム2023」を共催
今こそ!コミュニティ
共に創るコミュニティのあり方「今こそ!コミュニティ」──ナナナナ祭2024アーカイブ
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