- リーダーインタビュー
- センパイの背中
異(ことなる)を楽しみ、言語の壁を超える IGENGO Lab. :菊永ふみ(一般社団法人異言語Lab. 代表)
異なる人、異なる言語との壁を超えた先にはどんな社会が待っているでしょうか。音声言語だけではなく、「手話」もその言語の一つです。今回の実験報告会は、言語の壁を超えて様々な人と繋がり、通じ合い、笑いあえる社会の実現を目指して活動するGARAGE Program 8期生「IGENGO Lab.」の菊永ふみ(一般社団法人異言語Lab. 代表)をナビゲーターとし、GARAGE Programの計6プロジェクトが活動を報告します。
菊永は2018年3月に100BANCHに入居。自身も先天性のろう者であり、手話や音声・日本語を織り交ぜた数々の謎を聴者とろう者・難聴者が協力して解いていく「異言語脱出ゲーム」を考案し、数々のイベントを実施しています。また、異言語脱出ゲームだけでなく、異言語コミュニケーションをテーマにしたボードゲームの開発や、企業へワークショッププログラムの提供など言語の壁を超えるコミュニケーションの魅力を、さまざまな形で提案しています。
実験報告会は、100BANCHメンバーたちの未来に向けた実験でわかったことを広くシェアするイベントです。100BANCHでの挑戦を経て、プロジェクトを拡大・成長させた先輩プロジェクトをナビゲーターに迎え、プロジェクトが生まれて間もないころからどう加速していったのかについてお話します。また、100BANCHの3ヶ月間のアクセラレーションプログラム「GARAGE Program」を終えたプロジェクトが活動を報告。どんなときも自らの力を信じてプロジェクトを進めてきたメンバーのピッチは必見です!
・KOTONI LABO #テクノロジー #コミュニケーション
「ロボットのいる日常をデザインする」
ただ効率的で生産性の高い未来ではなく、アトムの漫画のような、人とテクノロジーが共存するやさしい未来を実現を目指す彼らの成果とは!
・Rulie #クリーンビューティー #化粧品
「クリーン×カワイイ化粧品 人も環境も社会も美しい未来を創造する」
2023年1月、ついに第1弾商品の予約販売を開始したRulie。GARAGE Programを延長し、活躍を続ける彼女らのピッチには6ヶ月間の成果が盛りだくさん!
・RINGO PAY #ものづくり #ファッション
「電子マネー時代の財布ファッションブランドをつくりたい」
決済リングを開発し、数々の改良を繰り返しつつ、販路拡大に取り組んだ6ヶ月。2月2日より電子マネー決済機能を搭載したスマートブレスレット「WRIST PAY」を販売開始!ほぼひとりメーカーの活躍に目が離せません!
・CACTUS TOKYO #サスティナブル #サボテン
「ファッションブランドを媒体に人と自然や社会が繋がり、 共生する文化を育てていく」
サボテン由来のレザー素材を使用したプロダクトを展開しているCACTUS TOKYO。GARAGE Programでは顧客目線で価値のあるサービス設計にも取り組みました。その成果は必見です!
・Online Yomikikase YOMY! #読み聞かせ #コミュニケーション
「いつでもどこでも最高のコミュニケーションを。対話型オンライン読み聞かせYOMY!」
2022年11月末からプレサービスを開始し、本格的に動き出したYOMY!
100BANCHではいつも熱い議論を交わしながら活動を行っています。GARAGE Programの半年間の成果に注目!
・Blined Project #視覚障害 #異文化
「楽しさの垣根のない場をつくることで、 障害を生み出さない社会を目指したい」
見える人も見えない人も一緒に楽しめるボードゲーム「グラマ」を開発し、出張授業や企業研修を展開するBlined Project。GARAGE Programを延長した彼らが取り組んだこととは?!
日程:3/23(木)
時間:19:00 – 21:30 (開場18:30)
会場:100BANCH 3F
参加費:無料(1ドリンク付き)
参加方法:Peatixでチケットをお申し込みの上、当日100BANCHへお越しください
19:00〜19:05:OPENING
19:05〜19:15:100BANCH紹介
19:15〜19:45:ナビゲーター活動紹介トーク
19:45〜20:00:質疑応答
20:00〜20:55:6プロジェクト 報告ピッチ
・KOTONI LABO
・Rulie
・RINGO PAY
・CACTUS TOKYO
・Online Yomikikase YOMY!
・Blined Project
20:55〜21:00:今後のイベント紹介
21:00〜21:25:交流会
21:25〜21:30:記念撮影
一般社団法人 異言語Lab. 代表理事 菊永ふみ
(GARAGE Program 8期生 IGENGO Lab. プロジェクトリーダー)
異言語Lab.代表理事。異言語脱出ゲーム開発者。謎制作とコンテンツ提供を主に、異言語Lab.スタッフが主体的に取り組めるチーム作りを意識している。
今まで関わった作品:「5ミリの恋物語」「淳風大学からの卒業」「蒼海に眠る秘宝の謎」「異言語脱出ゲームONTV」「謎解きドラマLの招待状」「異言語空間への招待状」「リモートDEお化け退治大作戦」等
設計開発菅原真実
1997年北海道 石狩市出身。小さい頃からレゴや、工作、折り紙などが大好きで、中学生の時独学でプログラミングを学び、ゲームを自作する。9歳の時キリスト教の牧師であった、両親共にフィリピンに移住。様々なボランティア活動を通して、自身もいつか得意分野で社会に貢献して行きたいと志す。大学入学と共に帰国し、学生中は医療ロボットの研究に従事しつつ、様々な企業でインターンを経験し開発経験を積む。その中で、ロボットと人の生活の架け橋的存在が必要だと感じ、学生中にクリエイティブ集団KOTONI LABO結成。必要な機能と、人の生活に受け入れられるデザインを持ったロボットを開発している。
代表児玉英里
幼少期のころから化粧品に興味がありました。高校生になって環境問題や社会問題に意識が向き、
自分の大好きな化粧品が環境に負担をかけているということを知りました。
そんな中、クリーンビューティーという言葉に出会い、その言葉の意味や役割、将来性にひかれ、
今回コスメブランドを立ち上げるに至りました。
ほぼひとりメーカー高橋 良爾
1990年 長崎県生まれ、ほぼひとりメーカー。 大学2年の頃、エンジニアと共に実験的なモノづくりをするVITROを立ち上げる。 鉛筆の万歩計や線香花火のような照明、Arduino互換基板などをつくってきました。 高校時代、写真家と出会い、散歩しながら稼げるなんて理想の生き方だと思いました。 毎日あてもなく歩くか、カフェで一休みしています。 と言いたいところですが、仕事に追われるときは徹夜しています。 高いけどいつか欲しいから頑張って稼ごう!と思ってもらえるモノを作ったり、 モノづくりを通じてワクワクする生き方を提案できたらと思っています。
熊谷渓司
1994年、北海道出身。2017年に一橋大学を卒業後、大手機械メーカーにて5年間経営企画を担当。大企業というしがらみの多い立場での環境問題の解決に向けた取り組み方に物足りなさを感じ、個人でのボランティア活動や情報発信といったアクションに取り組み始めました。その中で、「環境問題という難しいことをそのまま伝えても伝わらない」という経験をし、2021年にサボテン由来のレザーを用いたファッションブランド「CACTUS TOKYO」を設立し、現在も運営しています。
安田莉子
2000年生まれ。高校までは関西で過ごし、大学入学を機に上京。中高時代、リベラルアーツ教育のもとで学んだ経験から、教育分野に関心を持つ。ITプログラミング教室やスキースクールのキッズレッスンをするなど、子どもと触れ合うことが大好き。オンラインが普及する今だからこそ「コミュニケーションの楽しさ」を子どもたちに届けたいです!
Blined Projectプロジェクト リーダー浅見幸佑
2003年3月 東京都生まれ。父親の仕事の影響もあり、幼い頃より「格差」や「障害」といった社会の中にある軋轢に関心を持つ。大学1年生のときに履修した福祉の授業で、エンタメや遊びのほとんどが視覚を前提としているものが多いことに疑問を持ち、これまで活動する中で出会ってきた仲間を誘い、本プロジェクトを立ち上げる。社会が「障害」を生み出さない、多様なコミュニケーションと向き合っていくヒト・モノ・場で溢れ続ける社会を目指す。
100BANCH