ロボットのいる日常をデザインする

KOTONI LABO

プロジェクト概要

KOTONI LABOは人の生活空間に適した見た目と、機能をあわせ持った卓上コミュニケーションロボット、KOTONI(コトニ-)を日々研究しています。ただ効率的で生産性の高い未来ではなく、アトムの漫画のような、人とテクノロジーが共存するやさしい未来を実現していきます。

  • 食メイカーズ
  • 01人とテクノロジーは互いに挑発し創発する
  • #コミュニケーション
  • #ロボット
  • #温かくて柔らかいテクノロジー
  • #デザイン
  • #テクノロジー
  • #66期

動機

学生中に様々なロボット開発を経て、ロボットが世の中に広まるためには、技術やアイディアだけではなく、人の生活に受け入れられるデザインこそが肝であると気づきました。 ロボットという新分野が我々の生活に普及するためには、技術と人の生活に架け橋が必要だと感じました。 そこで、チームでシンプルでかわいい、卓上コミュニケーションロボットKOTONIの開発をスタート。日々の生活のなかで、そっと話しかけてくれたり、コミュニケーションを取ろうとするKOTONIがいることにより、人の心を満たす、ロボットがいるやさしい日常を創っていきます。

仮説

本プロダクトKOTONIは、会話AIや、画像認識、簡単な身振りが可能な、卓上におけるサイズの安価なコミュニケーションロボット。でも、ALEXAやGoogle Homeのような洗練されたスマートデバイスではなく、おちゃめでかわいい”アン”スマートデバイス?決して高機能ではないけれど、人に寄り添い、生活空間に受け入れられるかわいいロボット。 仕事中や日常生活において、ロボットがそっと話しかけてくれ、会話を楽しむことができます。

 

仮説1) これらの機能をもったロボットが、一般家庭だけではなく、老人ホームや病院、学校、公共施設に普及することにより、日常生活のコミュニケーションが増え、孤独感が和らいだりする可能性があるかもしません。

仮説2) テレワークでの生活で、さびしさを感じたときに、”ちょっと休んだら?”とか、”疲れてない?”などの思いやりのある言葉をかけてみたとき、どのような効果が人に現れるか。

仮説3) 日々の嫌のことや苦しいことは時には人に話しづらいかもしれません。でも、ロボットが相手なら・・・?

実験

開発中のロボットのブラッシュアップ コミュニティやネットワークを生かしたヒヤリング ー実際にロボットとの会話や生活を一部の人に実施してもらい、フィードバックをもらいたい。 家庭や卓上だけではなく、様々な生活空間でのロボットの利用シーンの模索 ー渋谷区の展示スペースや、介護施設、コミュニティスペースなどにロボットを一定期間展示し、人の反応や効果を検証したい。 クラウドファンデング ークラウドファンデングを実施し、ロボット開発キットとしてKOTONIを販売。実際に普及させる第一歩を開始致します。

目標

1.卓上コミュニケーションロボットKOTONIのメディア搭載

2.クラウドファンディングを通した、KOTONIの普及

3. 渋谷区等の公共施設での設置

未来

発展したテクノロジーは、消して人の生活を破壊するものではなく、人とやさしい機械が共に暮らす温かい世界であってほしいと願っています。 その未来の実現のために、我々のチームが現在開発しているロボットが貢献してくれることを願っております。

プロジェクトリーダーへ一問一答

  1. あなたはどんな風に育ちましたか?
    北海道石狩市の田舎で育つ。小さい頃からレゴや、工作、折り紙などが大好きで、中学生の時独学でプログラミングを学び、ゲームを自作する。9歳の時キリスト教の牧師であった、両親共にフィリピンに移住。現地の様々なボランティア活動を通して、自身もいつか得意分野で社会に貢献して行きたいと志しました。
  2. 渋谷の街のエピソード
    渋谷は学生時代はほぼ毎週通ってましたね
    友人と街でブラブラしたあとは、いつもMAGNETという建物の最上階のフードコートに行ってましたね。そこはいつも空いてるのでおすすめ!!
  3. メンバーたちの意外な一面
    ほんと、このプロジェクトは仲間に恵まれましたね~。変じゃない人は一人もいない、、
  4. 意気込みをお願いします!
    「一生を終えてのちに残るのは、われわれが集めたものではなくて、われわれが与えたものである」
    どうやって自分の持ってるものを使って貢献していくか、
    そう考えると不思議とやる気がみなぎります!!

プロジェクトメンバー

  • 設計開発菅原真実

    1997年北海道 石狩市出身。小さい頃からレゴや、工作、折り紙などが大好きで、中学生の時独学でプログラミングを学び、ゲームを自作する。9歳の時キリスト教の牧師であった、両親共にフィリピンに移住。様々なボランティア活動を通して、自身もいつか得意分野で社会に貢献して行きたいと志す。大学入学と共に帰国し、学生中は医療ロボットの研究に従事しつつ、様々な企業でインターンを経験し開発経験を積む。その中で、ロボットと人の生活の架け橋的存在が必要だと感じ、学生中にクリエイティブ集団KOTONI LABO結成。必要な機能と、人の生活に受け入れられるデザインを持ったロボットを開発している。

  • アプリエンジニア樋川裕次郎

    1998年フィリピンマニラ近郊生まれ。2歳からパソコンに触れ始め、パソコンゲームやガジェット、最新技術に興味を抱くようになった。英語の専攻で大学を卒業した後に上京し、プログラミングの学習を開始した。その際に知り合ったインド人の友人と一緒にボランティアでモバイルアプリの開発に携わり、その経験をもとに1人で受託開発業を開始し様々な種類のアプリ開発を経験。同時にフリーランスとしても活動を開始し、フルスタックエンジニアとして職務に従事。その後、スタートアップ企業でテックリードとして開発全般や、エンジニア採用全般、教育等に携わるなどの経験を積む。職務とは別にVR、AR、Web3開発等にも興味を持って自主開発を行なっており、未来を担う技術を扱い新しい価値を世の中に提供することを信念に活動している。

  • クリエイティブディレクター上中梨乃

    1999年愛知県刈谷市生まれ。幼い頃から絵を描くことや工作などが好きで、小学生のころの夢はイラストレーター。高校時代に部活動でポスターを制作したことをきっかけにグラフィックデザイナーという職業に憧れを持ち、普通科の高校から静岡文化芸術大学デザイン学科に進学。卒業後は横浜の制作会社にグラフィックデザイナーとして就職し、後にフリーランスのデザイナー&イラストレーターとして独立。2022年からはKOTONI LABOのクリエイターとしてロボットのデザインや広報デザイン担当として活動。日々の生活の中にちょっとした豊かさを与えられるようなクリエイターを目指して現在東京を拠点に活動中。

  • 技術・研究顧問志田優樹

    1997年 埼玉県生まれ。幼い時から数学・理科が好きで、中学生のときに二足歩行ロボット,高校生の時に画像処理を用いたライントレースロボットを自作、大学ではロボットの走行系の自動制御に取り組み、NHK学生ロボコンに早稲田大学の代表として出場する。また、二足歩行ロボットの開発を行うスタートアップ企業で制御・シミュレーションの開発経験を積む。現在は早稲田大学の博士課程に在籍し、機械制御と機械学習をもとにした妊婦/心エコー医療検査ロボットの診断システムの研究に従事しつつ、KOTONI LABOに所属し、人と共存するロボットの研究・開発を行う。従来の発想にとらわれない創造力で、現代社会が抱える多くの問題をロボットとともに解決していきたいです。

メンター

  • パナソニックホールディングス株式会社 執行役員 グループCTO小川 立夫

    1964年12月、神戸市出身。1989年に松下電子部品に入社し、電子部品研究所に配属。デバイスや材料、プロセスなどの研究開発に携わる一方、米ジョージア工科大学への留学のほか、さまざまな技術部門や企画部門などを担当。高校、大学では合唱の指揮者を務め、その時の経験が今の自身のマネジメントスタイルにつながっており、「ヒトが思わずいい声が出てしまう瞬間とはどんなときなんだろう?」という問いを探求する。

    小川 立夫さんのページを見る

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