Z世代の視点で落語を楽しむ新しい「寄席」のカタチを渋谷の街を舞台にデザインする!

Z-Rakugo

プロジェクト概要

昔は各町内で集会所のような役割を担っていた落語の寄席を、2020年渋谷の街に創り、日本のお笑いの根幹である落語を通して様々な人が集いコミュニケーションが生まれる場としてデザインする。

  • 食エンターテイメント
  • 02絶滅寸前で救われた文化が未来の豊かさの源泉になる
  • #落語
  • #Z世代
  • #アップデート
  • #日本文化
  • #渋谷
  • #デザイン
  • #コミュニケーション
  • #40期

動機

15歳で弟子入りし落語界へ入ったとき、演者・お客さん共に同世代がおらず、このままだと数十年後の将来に明るいイメージを持てなかった。そこで先ずは落語の魅力を同世代へ落語を発信するところから活動を始めた。次第に共感してくれる人が増えたことでチームを組みプロジェクトを立てる自信となった。

仮説

西洋文化が浸透している現在、Z世代の中で日本文化は一周回って新しいカルチャーとして受け入れられつつあり、Z世代を対象行ったアンケート調査の結果落語に対してもポジティブな意見が多かった。今足りないのは導入設計の部分だと仮説を立て、日常に面した部分でのアプローチを増やしていく。

実験

100BANCHで実験したい内容。未来の寄席の価値を考え、SNSや既存のコミュニティとは違った新しいコミュニケーションが生まれる場としての寄席をプロデュースしたい。また、落語をバックボーンとして捉え、アートやファッションの領域で潜在的に落語を意識するきっかけを作りたい。

目標

3ヶ月で目指す具体的なゴール。落語を中心としたイベントを複数回実施し、終演後のアンケートから評価やリピート率を算出しさらにアプローチの確度を高めていく。Z落語に対して消費行動を起こす初期ユーザーを3ヶ月間で100人獲得する。

未来

Z世代にとって落語というカルチャーが日常的になり、業界全体に対しても良い影響を与える一助となる。

プロジェクトリーダーへ一問一答

  1. あなたははどんな風に育ちましたか
    小さい頃は一番楽な姿勢が正座だったため、リビングで椅子の上に正座してお新香を食べながら相撲中継を見ていた。そのため、「おじいちゃん」というあだ名が付いた。5歳の時はじめて観に行った落語会で衝撃を受け、落語が好きになる。その後9歳の頃に落語の本を見つけ、見様見真似で自分でも落語を演るようになる。
  2. 渋谷の街のエピソード
    中学生の頃もアマチュアで落語を続けており、初めてテレビ番組に呼ばれその時泊まったのが渋谷のホテルだった。部屋からスクランブル交差点を見て「これが東京か〜!」と思ったのを覚えてる。
  3. メンバーたちの意外な一面
    デザイナーの駿はデザインとアートの両軸でいつもレベルの高いアウトプットを出してくれる天才型の人。ホタルイカのアートを作ってる。
    カメラマンの空は渋谷のZ世代が持ってるカルチャーの色を作れる人。ハムスターを飼ってる。
    プロダクトデザイナーのいんちょーは柔らかい雰囲気なのにMacBookに向かうと敏腕ぶりを見せてくれる人。最近幸せらしい。
  4. 意気込みをお願いいたします!
    去年100BANCHで落語会を演らせて頂いてから1年ちょっと、Z世代へ落語を届ける準備を進めてきました。様々なバックボーンを捉え、一つのカルチャーに昇華させる瞬間をご期待ください。

プロジェクトメンバー

  • 落語家桂 枝之進

    2001年生まれ。 5歳から落語を聴き始める。 2017年1月 中学在学中に六代文枝一門三代目桂枝三郎に入門。 2017年12月 天満天神繁昌亭にて初舞台。 東京・大阪を拠点に全国のメディア・イベント等で幅広く活動中。

  • デザイナー速水 駿

    2002年生まれ。 15才でライブコマース領域での起業を目指す。 その後都内のスタートアップ数社でデザイナーとして活躍し、現在はグローバルマッチングプラットフォームのwebサービス開発にUI/UXデザイナーとして参画。 また、北海道のまちづくりベンチャーでアートディレクターも務める。

  • カメラマン大久保 空

    2000年生まれ。 高校1年から写真を始め、東京工芸大学写真学科に所属。独学で映像を学びながら、渋谷WOMBでのイベントアフタームービー撮影始め、MV、PVなど様々な映像製作。 映像、写真を中心にしたクリエイティブチームを2019年に組み、インバウンド向けのサービスを開始、活動中。

  • プロダクトデザイナー佐藤 隆世

    2000年生まれ。幼少期から想像することが好きでものづくりを続ける。現在は電子工作とプログラミングを主に行い、インターネットと人とものを繋げる作品を製作。大学に通いながらNPO法人役員兼エンジニアとして活動中。

メンター

  • 一般社団法人マンガナイト代表理事
    山内康裕

    1979年生まれ。法政大学イノベーションマネジメント研究科修了(MBA in accounting)。2009年、マンガを介したコミュニケーションを生み出すユニット「マンガナイト」を結成し、2020年に法人化し「マンガと学び」の普及推進事業や拠点営業(日本財団助成)、展示事業等を展開。マンガが領域の企画会社レインボーバード合同会社代表社員、さいとう・たかを劇画文化財団代表理事、文化庁メディア芸術連携基盤等整備推進事業有識者タスクチーム員、東京工芸大学芸術学部マンガ学科非常勤講師、国際マンガ・アニメ祭ReiwaToshim共同委員長他を務める。

    山内康裕さんのページを見る

プロジェクトの歩み

  1. 2020/11/1

    入居開始

  2. "YOSE"#01 by Z落語-東京

  3. Z世代の落語家・桂枝之進率いる落語クリエイティブチームZ落語が「”YOSE”#01 by Z落語-東京」を12月に開催。

  4. "YOSE"#01 by Z落語-東京

  5. Z世代が作る新時代の寄席 「"YOSE"#01 by Z落語-東京」イベントレポート

  6. オンライン開催 1月実験報告会&メンタートーク:CafeCompany代表 楠本 修二郎

  7. 今、大きく変わる社会をポジティブにとらえる 実験報告会&メンタートーク

  8. Z世代の落語家・桂枝之進率いる落語クリエイティブチームZ落語、日本文化の匂いを纏ったアパレルブランド「ZuZuZuit!(ズズズイット!)」をスタート

  9. 【オンライン開催】100年先の未来を描く6プロジェクトがピッチ!4月実験報告会&メンタートーク 秋吉 浩気(VUILD株式会社)

  10. 開拓者の背中と心強さ—— 実験報告会&メンタートーク

  11. 東京・渋谷の未来創造拠点「100BANCH」が山口で成果発表イベントを出張開催

  12. 「Z世代の視点で、落語文化を未来へつなぐ」100BANCH実験報告会

  13. Z世代の視点で、落語文化を未来へつなぐ:桂枝之進(落語家)

コンタクト

urlhttps://note.com/edanoshin

mailzrakugo@gmail.com

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