まちの余白に価値を見出すSHIBUYA POP-UP PLAYGROUND計画

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REPIPE

プロジェクト概要

自分たちの手を離れて進んでいく再開発、そしてコロナ。まちの過ごし方は大きく変化している。都市の余白を生かし、工事用資材を転用した仮設の遊び場を通して、自分たちの手でつくる新たな都市の使い方を提示する。「渋谷」を形づくるヒト・モノ・場所をREPIPE(リパイプ/再配管)して、新しいコトを生み出すプロジェクト。

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動機

ベルリン留学中、使われていない空き地や廃墟など都市開発の隙間をハックした市民農園やバーに出会った。廃材をブリコラージュして市民が作るこうした空間は、非日常的な体験を与え、短い期間でもまちに愛される場所として機能していた。 自分たちの手を離れて進んでいく再開発、そしてコロナ。街での過ごし方が大きく変化している今こそ、東京の余白を楽しむ設えが必要だと考えた。

仮説

100年に一度と言われる再開発の狭間で現れては消える空き地や屋上などの遊休空間を舞台に、環境を取り込んだ仮設遊具をデザインする。工事用資材を利用して様々に組み替えることで、敷地に応じた異なる体験を提供する。 「渋谷」を形づくるヒト・モノ・場所を活かした遊具は、コロナ渦の都市の遊び場として、余白に新しい価値を提示できるのではないか。

実験

【1st Month】

1.仮設遊具のデザインと実験準備 ・運営資金調達方法検討 ・敷地・資材の確保 ・遊具デザイン検討

【2nd Month】

2.仮設遊具の設置実験 ・資材を組み替えて2つの遊具を施工し、渋谷区内の公共空間(もしくは100BANCH施設内)に実験設置 ・利用者のフィードバックから改良

【3rd Month】

3.仮設遊具を利用したイベントの実施 ・空き地にて仮設遊具を利用したイベントの実施

4.活動のアーカイブ化 ・遊具のレシピをWEB上に公開

5.継続的な活動のためのプランニング ・新たな敷地・協力者の検討 ・クラウドファンディング準備

目標

1.イベントの実現・黒字運営

2.メディア掲載

3.Program終了後の渋谷区内でのプロジェクトの継続

未来

東京の潜在的な余白を街それぞれのニーズに柔軟に対応した遊び場として活用していくための最初の一歩として渋谷を選んだ。 ゆくゆくは、サウナ・アスレチック・スポーツジム・キャンプ場など、より身体的な遊びの機能を持った場を展開していきたいと考えている。 受動的にならざるをえない大きな開発に対して、市民が積極的に都市に介入して行くための活動として広げていきたい。

リーダーインタビュー(waku)

  1. あなたははどんな風に育ちましたか
    映画に触発され、スケボー片手に九州縦断を目指したのは大学2年の頃。思いのほか山道が多く、半分くらいは徒歩とヒッチハイク。道中では多くの人と出会い、助けられました。理想と現実の狭間で(ツメが甘いことも多い)予期せぬ何かを得るのが僕です。
  2. 渋谷の街のエピソード
    クラブで燃え尽きた後、早朝の富士そば。あの味は忘れません。
  3. メンバーたちの意外な一面
    對馬:小学校の同級生。流行に敏感。
    藤井:大学の同級生。ドレッド。
    寺田:高校の同級生。哲学的。
  4. 意気込みをお願いいたします!
    どんなに難しそうなことも粘り強い対話があれば実現できると思ってます。そして楽しむこと。それが一番大事。

PROJECT TEAM

和久 正義

代表

1994年生まれ。早稲田大学理工学術院建築学専攻 修士4年。ドイツ・ベルリン留学後、仮設建築を多く手がける建築家集団「raumlabor berlin」勤務(2018-2019)。ベルリンでの経験から、人々の表現の場としての建築行為に感銘を受け「REPIPE」プロジェクトを立ち上げる。趣味:干し野菜

對馬 大介

ディレクター

1994年生まれ。本業では健康関連の情報を発信するメディアの立ち上げに携わり、ディレクション業務や記事の編集などを行う。副業ではバーの立ち上げに携わり、人が集まる空間を作る楽しさや難しさを知る。 コロナの影響で人が集まることが容易でなくなった今、「REPIPE」というプロジェクトを通し、人々が集まる新しい空間のカタチを模索していきたい。趣味:サウナ

藤井 隆太

UXデザイナー・ラッパー

1994年生まれ。東京の郊外に生まれ、幼少の頃から都市空間のつまらなさに強い問題意識を持つ。建築学科においては、渋谷に存在する全ての監視カメラをマッピングする研究を行う。都市空間にゲーム空間のような要素を混ぜ合わせることを試みるため、建築学科卒業後、XR業界でキャリアをスタート。現在本職はエンジニアとして、都市空間をゲーミフィケートする方法を模索している。趣味:ラップ、バク転

寺田 昂平

映像制作

1994年生まれ。ベルリン旅行をきっかけに、公共空間に興味を持つ。普段はテレビドキュメンタリーのディレクターをしている。「REPIPE」が渋谷にどんな空間を組み立てて行くのか観察する。趣味:自転車

mentor秋吉浩気

VUILD株式会社 CEO

VUILD株式会社CEO。アーキテクト/メタアーキテクト。1988年大阪府生まれ。芝浦工業大学工学部建築学科にて建築設計を専攻。慶應義塾大学ソーシャルファブリケーションラボにてデジタルファブリケーションを専攻。