世の中にあふれている素材を見つめ直し、素材が持つ可能性を示していく

LifehackMaterial

プロジェクト概要

私たちは素材の使い方、使われ方を見つめ直し、そのポテンシャルを引き出すデザインを行うプロジェクトです。
LifehackMaterialは身の回りに存在するすべてのモノを素材として捉えています。制作物を通して新しい「モノの見方・使い方」を示し続け、人々に素材が秘める可能性を伝えていきます。

  • 食メイカーズ
  • 09ものづくりは素材と製品の輪廻転生を司る行為である
  • #マテリアル
  • #アップサイクル
  • #ものづくり
  • #デザイン
  • #79期

動機

街中の飲食店がビールケースやドラム缶を椅子やテーブル代わりにしているのを見て、言葉にできない感動を覚えると共に、本来とは違った使われ方をしているモノが世の中にあふれていることに気づいた。
新しい素材や技術の誕生により、これまでの素材、技術がないがしろにされるのは寂しいと思い、既存のモノやマテリアルに着目し、それらを有効活用する方法を研究し、新しい「モノの見方」を世の中に発信したいと思った。

仮説

先端素材、先端技術に注目が集まる中、いずれ技術の発展、進歩にも低迷期がくると想定し、そういった時代に直面した際に、既存のモノの捉え方、使い方が重要になってくるのではないかと考えた。モノ、素材の使い方は一辺倒ではないはずである。「全ての素材は非常に大きなポテンシャルを秘めており、まだまだ引き出せる余地がある」と仮定し、固定概念を取り払うようなデザインを行うことで、上記に示した仮定の証明をしていきたい。

実験

3カ月の進め方としては、従来から行なっている①リサーチ②制作③アウトプットの3段階で進めていくことを想定している。リサーチに始まり、最後のアウトプットまでたどり着くことを3カ月間の目標とする。現状、アウトプット先の候補としては、DESIGNARTや、リサーチの過程で得たストーリーや素材と所縁のある場所を考えている。また、100BANCHでの3カ月の成果物と並行して、複数のデザインコンペや作品の展示会を行うことも想定している。

目標

現在は駆け出しのプロジェクト故に、自ら素材の調達、コネクションづくり、リサーチを行っている状態である。展望として、素材のエキスパートとして広く認知されるようになり、素材の使い方の相談や素材そのものが自ずと集まる環境を構築したいと考えている。また、100年先といわず、数年以内に上記した仮定「全ての素材は非常に大きなポテンシャルを秘めており、まだまだ引き出せる余地がある」を証明し、新しい「モノの見方」をする人を増やしていきたいと考えている。

未来

LifehackMaterialの活動を見た全ての人々が素材の持つ可能性を意識し、誰もが素材のイノベーションを起こせる未来になる。

プロジェクトリーダーへ一問一答

  1. あなたはどんな風に育ちましたか?
    アメリカ、中国、日本と3つの国で過ごした経験が自分の中で大きく、言語や文化が違う中でも人と関わる力や行動力が身についた。元々は医学部志望だったが、受験1週間前にしてデザイナーになりたいと思い、急遽進路を変更。流石に両親も困惑の表情を見せるものの、以前よりやりたいことは否定しないスタンスだったのでデザインの道に進むこととなった。
  2. 渋谷の街のエピソード
    人!モノ!情報量が多すぎて初めて渋谷に来たときは頭がパンクしそうになりました。今はすっかり渋谷の街に染まっている自分がいます。
  3. メンバーたちの意外な一面
    デザイナーは変わった人が多いと言いますが、そんなことは、、、ありました
    3Dプリンターオタクもいれば寡黙な見た目とは打って変わって、おちゃらけた雰囲気のメンバーもいます。LifehackMaterialでは3人のデザイナーが各々の専門領域を活かしながらさまざまなアウトプットをしていきます。
  4. 意気込みをお願いします!
    人々がハッとするようなメッセージ性のあるデザインで素材の概念を覆します!

プロジェクトメンバー

  • Lifehackmaterial代表五月女健翔

    アメリカや上海など、様々な国で暮らしてきた経験から、3ヶ国語を習得。大学では空間デザインを専攻し、折り紙×デザインをテーマに研究を行った。研究以外では、教育機関や地域と協力し、自身が考案した折り紙を用いたワークショップなども行っている。在学中、並行して様々なデザイン業務を請け負っており、分野横断的なマルチデザイナーとしての軸が培われた。

  • Lifehackmaterial
    Design engineer
    竹田昌平

    1999年生まれの東京都出身。幼少期からものづくりに興味を持ち高校卒業後、内装設計を学ぶために専門学校と大学に進学。大学在学中に3Dプリンターと出会い、樹脂素材の可能性に魅了され、国内の大型3Dプリンターメーカーに就職。現在は、3Dプリントの内装材や暮らしのアップサイクルを軸とし、個人でも制作活動をしている。

  • Lifehackmaterial
    Design engineer
    伊藤大晟

    大学で空間デザインを学び、現在在学中の建築の専門学校に入学。人の行動や習性への関心から大学在学中はシェアをテーマに研究を重ねた。大学在学中に鍛えた探究心や向上心、不屈の精神を武器に現在は建築への学びを深めながら、プロダクトや空間デザインを通して人間の生活をより良くする”何か”を日々探求している。

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