「時代から取り残されたもの」をテーマにした トラベル・マガジン『polaris』

polaris

プロジェクト概要

冒険って素晴らしい。いくつになっても、未知の物事と出会うことで人生は豊かになると思う。
けれど「冒険」と聞くと、バックパックや秘境に出かける事を想像して、なんとなくハードルが高く感じる。
未知の物事に出会うこと、それすべて「冒険」なんじゃないか?日常の中にも冒険は潜んでいて、1週間旅に出るだけでも、いや家の近所の知らないエリアを散歩するのだって冒険だ。
あまりにも洗練されてしまった都市のくらしの中にも、もっとカジュアルに冒険が存在していたら、毎日は豊かになるんじゃないか。
人々が、何が起こるかわからない「未知への冒険」をもっとカジュアルに楽しめる未来を私達は作りたい。

  • 食エンターテイメント
  • 02絶滅寸前で救われた文化が未来の豊かさの源泉になる
  • 06ネオノマド新遊"動"民が誕生する
  • #旅
  • #記憶
  • #冒険
  • #温故創新
  • #コミュニケーション
  • #本
  • #メディア
  • #雑誌
  • #45期

動機

2018年に雑誌『ATLANTIS』の加藤直徳さんの講演を聞いたこと。世界中を旅して、その土地に潜む物語を表現出来たらどんなに素敵だろうと思った。 それから2019年に、このメンバーで中国の貴州省へ少数民族を巡るに旅に出た。そこで「時代から取り残されたもの」をテーマに世界中を旅して、物語を自分たちで作ろうと決め『polaris』を立ち上げた。

仮説

デジタル化が進む現代、私達はいとも簡単に世界を旅することが出来る。SNSによって異国の美しい光景は拡散され、アプリは素晴らしい旅路をリコメンドしてくれる。けれどそんな「出来すぎた」旅はリアルじゃない。断片的で、時代から取り残され、何の意味もなさそう。旅の途中で出会う、そうした世界中の名もなき物語(ナラティヴ)を、ひとつずつ掬い上げ表現することで、偶然と驚きに満ちた「冒険」へ人々を駆り立てたいと思った。

 

実験

①雑誌出版 「時代から取り残されたもの」をテーマにしたトラベル・マガジン『polaris』第2号の制作

②展示活動 『polaris』第2号をテーマにした空間設計・インスタレーションを伴う作品展示の開催

③サービス開発 旅行者と現地の居住者を繋ぐ旅情報提供チャットサービスの立案

目標

①雑誌『polaris』2号目の1,000部の販売。20店舗以上に取り扱っていただく

②『polaris』第2号をテーマにした空間設計・インスタレーションを伴う作品展示の開催

③旅行者と現地の居住者を繋ぐ旅情報提供チャットサービスのPoC

未来

未知の場所へと踏み出すワクワク。驚きと出会いに満ち溢れた明日への希望。「ここではない、どこか。」というあこがれ。そうした、何が起こるかわからない「未知への冒険」を人々がもっとカジュアルに楽しむことの出来る未来をデザインしたい。

プロジェクトリーダーへ一問一答

  1. あなたはどんな風に育ちましたか?
    父が家で吉田拓郎と井上陽水とジャズをずっと聴いていて、本棚にはハードボイルド小説ばかり。その影響で特に物語を読むのが小さい頃から好きでした。銀座にある小学校に通っていて、子供の頃から大人や都市が自分の人生のそばにあった気がします。
  2. 渋谷の街のエピソード
    20代前半の頃、週末明け方までNorth Villageでシーシャを吸い、味の兆楽でルースーチャーハンを食べ、Contact Tokyoで音楽を聴いていました。
    自分が信じたカルチャーを表現している同世代の子たちに刺激を受けた街です。
  3. メンバーたちの意外な一面
    全員が独創的で気まぐれですが、作品を作る時の馬力は凄まじいものがあると思っています。
  4. 意気込みをお願いします!
    メンバー全員が20代後半。クリエイティブの世界で自分たちは若くないと思います。ビジョンやプランではなく、形と結果をどれだけ世の中に出せたかだけにこだわりたいと思います。

プロジェクトメンバー

  • エディター・ブランドデザイナー塗木拓朗

    早稲田大学政治経済学部で国際政治学を専攻しジャーナリズムやストーリーテリングに興味を抱く。広告会社でマーケター・サービスデザイナーとしてブランドデザインや商品開発に携わる一方、武蔵野美術大学造形構想構想研究科でデザイン学を修了し、ナラトロジー(物語論)を研究。世界中を旅しながら、その土地に潜む物語をテーマにデザイン・制作活動を行い、旅メディア『polaris』を立ち上げる。

  • デザイナー齊木 悠太

    映画プロダクション、広告会社を経てグラフィックや映像によるコミュニケーションデザインから体験を軸としたブランドデザインまで統合的なデザインワークに取り組んでいる。

  • ビジネスプランナー櫻山雄大

    早稲田大学ではコーポレートファイナンスを専攻。卒業後、金融機関を経て、現在はコンサルティング会社にて企業に対する戦略・経営コンサルティングに従事。

  • イラストレーター王咪(オウベイ/Wang Mi)

    中国美術学院大学院でイラストレーション・アニメーションを専攻し、来日。武蔵野美術大学大学院修了。杭州・上海および東京を拠点にし、イラストレーター・アニメーターとして作品制作・デザイン活動を行う。

  • UXデザイナー紀望(キボウ/Ji Wang)

    中国・北京工商大学でプロダクトデザインを専攻。2014年よりAlibaba GroupでUI、UXデザイナーとして活動。2020年より武蔵野美術大学造形構想研究科修士課程に在学中。

メンター

  • &Co.代表取締役/Tokyo Work Design Weekオーガナイザー横石 崇

    多摩美術大学卒。2016年に&Co.を設立。”個育て”を軸にしたブランド開発や組織開発、社会変革を手がけるプロジェクトプロデューサー。アジア最大規模の働き方の祭典「Tokyo Work Design Week」では3万人の動員に成功。鎌倉のコレクティブオフィス「北条SANCI」や渋谷区発の起業家育成機関「渋谷スタートアップ大学(SSU)」、シェア型本屋「渋谷◯◯書店」などをプロデュース。法政大学キャリアデザイン学部兼任講師。著書に『これからの僕らの働き方』(早川書房)、『自己紹介2.0』(KADOKAWA)がある。

    横石 崇さんのページを見る

polarisをシェアする

  1. TOP
  2. PROJECTS
  3. polaris

100BANCH
で挑戦したい人へ

次の100年をつくる、百のプロジェクトを募集します。

これからの100年をつくるU35の若きリーダーのプロジェクトとその社会実験を推進するアクセラレーションプログラムが、GARAGE Programです。月に一度の審査会で採択されたチームは、プロジェクトスペースやイベントスペースを無償で利用可能。各分野のトップランナーたちと共に新たな価値の創造に挑戦してみませんか?

GARAGE Program
GARAGE Program エントリー受付中

2月入居の募集期間

11/26 Tue - 12/23 Mon

100BANCHを応援したい人へ

100BANCHでは同時多発的に様々なプロジェクトがうごめき、未来を模索し、実験を行っています。そんな野心的な若者たちとつながり、応援することで、100年先の未来を一緒につくっていきましょう。

応援方法・関わり方