GEKI
エンターテインメントの力で、 「働く」をもっとワクワクに。
これからの100年をつくる、U35の若手リーダーのプロジェクトを推進するアクセラレーションプログラム「GARAGE Program」。3カ月目と活動期間終了のタイミングで、どのような実験を行ってきたかを発表する実験報告会とメンタートークを実施しています。
2021年12月の実験報告会には、100BANCHに入居して3カ月や半年の区切りを迎えた5プロジェクトのメンバーが登壇し、これまでの活動の成果報告と今後の方針や展望について発表しました。
■GEKI
登壇者:作左部 力
エンターテインメントの力で、「働く」をもっとワクワクに。
プロジェクト詳細:https://100banch.com/GEKI
GEKIは企業と就活生の想いを、音楽・ダンス・アニメ・漫画・お笑い・映画・番組などのエンターテインメントで表現するプロジェクトです。
働くということにワクワクできていない就活生が多い現状を目の当たりにした作左部さん。仕事選びは、自分の役を決めることであり、キャリア選択の固定観念をなくして、もっと楽しみながらキャリア選択ができる世界を目指しています。
2022年1月29日(土)にGEKIは新しいかたちの就活イベント「#ハマらない就活展」を開催。4社の企業PRと学生10人分の自己PRをもとに、それぞれの想いを表現した企画をイベントで発表。それを学生企業の採用担当に向けてオンラインで配信するショーケース型のイベントです。
作左部:「#ハマらない就活展」でGEKIは、企業PRに対してそれぞれの個性や想いを理解したうえで、ターゲットと訴求ポイントを策定し、最適なエンターテインメントを創出。また自己PRをする学生の個性や想いを理解し、自己コンセプトを策定。そのコンセプトを踏まえた最適な表現方法を創作し、当日は新しい就活のかたちを披露したいと思います。
■SPOKEN
登壇者:伊藤凜聖・大月佑真
スポーツと関わることの素晴らしさや価値、感動を共有したい
プロジェクト詳細:https://100banch.com/SPOKEN
SPOKENは、実際にスポーツビジネスに触れ、自分たちのアイデアや技術をスポーツを通して社会に実装するプロジェクト。スポーツICTソリューションを提供する株式会社スポカレと連携し、スポーツ界で実際に活躍する人材や企業をつなぐハブとしてコミュニティを拡大しています。
100BANCHではスポカレを通して、各スポーツ団体のクライアントに対する企画立案、プロジェクト独自のイベントや勉強会、試合観戦の実施などさまざまなアプローチを行ってきました。
伊藤:今後はスポカレを通さず、SPOKEN独自で企画立案をしていきたいと思います。しかし、まだまだ力不足な部分を感じているので、まずは知識の底上げに着手して、新たなチャレンジをしていきたいと考えています。
■Radio is Izakaya
登壇者:久保薗 祐太
言いたい事も言えないこんな世の中じゃ Poison。泣く子も黙る大衆ラヂオ
プロジェクト詳細:https://100banch.com/projects/radio-is-izakaya
Radio is Izakayaは「ラジオは居酒屋なのではないか?」という仮説のもと、無駄なものとして排除された情報を掘り起こし、言いたいことを言える空気を作るプロジェクトです。
100BANCHでの活動では、音声番組「大衆ラヂオ居酒屋」の制作や、24人のメンバーが1時間ごとにパーソナリティを務める「24時間ラジオ」を実施。またラジオ番組をやりたいと考える人向けのサポートサイトも制作しました。
久保薗:活動を通して、ラジオは聞くものだと思っていたのですが、話しにくい関係が改善されるなど、話す側にこそメリットがあると気付きました。今後はさらに話しやすくするための場づくりにも挑戦しながら、活動を続けていきたいと思っています。
■WaQ!!!
登壇者:安田 舜
わがままを身に纏い、人生に前のめりになろう。
プロジェクト詳細:https://100banch.com/WaQ
WaQ!!!は「人はもっとワガママでもいい」という仮説からスタートしたプロジェクト。人は思うがままに落書きをしてみるとワガママになれるのではないか、という仮説のもとプロジェクトを立ち上げました。
100BANCHでの最初の活動期間は、街の人と落書きをしたり、銭湯で落書きイベントを開いたりして、社会に向けてワガママのきっかけを届けようと必死だったといいます。しかし、時間もお金も費やして一体何をやっているんだろうと、苦しさを感じてしまい活動を一旦ストップ。模索期間を通して、自分たちのやるべきこと、やりたいことはいきなり大きなものを目指すのではなく、目の前の子どもたちを笑顔にすることだと気付いたと言います。
安田:12月から子どもたちに向けた落書きイベントを実施しました。結果、たくさんのよい反響をいただき、さらにサステイナブルな取り組みを推進する企業、プロジェクトとの協働も生まれました。目の前の一人を笑顔にすることを貫くことで、いつかたくさんの人を幸せにできる世界を思い描き、自分の「やりたい」を何よりも大切にしながら活動を続けていきたいと思います。
■SAKASAMAFUDOSAN
登壇者:藤田恭兵
不動産賃貸を変える! 不動産情報を載せない不動産マッチングサービス
プロジェクト詳細:https://100banch.com/SAKASAMAFUDOSAN
さかさま不動産(SAKASAMAFUDOSAN)は東海地域を中心に、借りたい人の思いをPRすることでそれに共感してくれたオーナーが物件を紹介してくれる不動産マッチングサービス。物件を探している人はプロフィールとやりたいことを記事にして発信し、物件を貸し出したい人は探している人に直接連絡することができます。
藤田:100BANCHでは100件の掲載者を目標に活動してきました。結果、100BANCHで活動するメンバーを中心にたくさんの思いを掲載することができました。しかし、その思いを実現できる物件情報が東京ではなかなか見つからない状況でした。今後は東海地域を中心に再現性のあるモデルをつくり、また東京で活動ができたらと考えています。
実験報告会の最後にはメンタートークを終えたCEKAI(世界株式会社)の加藤晃央さんが、それぞれのプロジェクトにアドバイスを伝える場面や参加者の質問に答える場面もあり、登壇者も参加者も大きな学びとなる時間となりました。
加藤晃央さんのメンタートークはこちら
※登壇・集合写真の撮影時のみマスクを外しています
(撮影:鈴木 渉)
100年先の未来を描く6プロジェクトがピッチ!
1月実験報告会&メンタートーク:乙武洋匡(作家)
日時:2022年1月25日(火) 19:00〜21:00
無料 定員100名
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※ZOOMウェビナーでの開催になります。
Peatixの配信観覧チケット(無料)に申し込みをいただいた方に配信URLをお知らせします。
https://100banch2021-12.peatix.com/
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『実験報告会』は100BANCHの3ヶ月間のアクセラレーションプログラムGARAGE Programを終えたプロジェクトの活動ピッチの場です。
また毎回100BANCHメンター陣から1人お呼びし、メンタートークもお送りいたします!
今回のゲストは乙武洋匡(作家)さんです!
【こんな方にオススメ】
・100BANCHや発表プロジェクトに興味のある方
・GARAGE Programへの応募を検討されている方
【概要】
日程:1/25(火)
時間:19:00〜21:00
参加費:無料
参加方法:Peatixの配信観覧チケット(無料)に 申し込みをいただいた方に配信URLをお知らせします。
【タイムテーブル】
19:00〜19:15:OPENNING/ 100BANCH紹介
19:15〜20:00:メンタートーク
・乙武洋匡(作家)
20:00〜20:45:成果報告ピッチ&講評
登壇プロジェクト(現役)
・Bridge Letter:障がいのある中高生の、今と未来の架け橋になるメールレター
・ShareTech:企業の課題解決を促進する!テクノロジー専門家と企業を繋ぎ「探す・相談」の負を解決
・The 21st century da Vinci:真実の発明が結び目をほどく
・OMAMORI : 誰もが安心して過ごせる社会の実現に向けての第一歩〜安心安全のルート提案アプリ〜
登壇プロジェクト(OB)
・Stat!:リアクションが生き生きと伝わるオンライン通話を実現したい
・NOVA:令和のライフスタイルを定義する「REIWA Fashion Week」
20:45〜21:00:質疑応答/CLOSING
【メンター情報】
乙武洋匡
作家
プロフィール
1976年、東京都出身。先天性四肢欠損により、幼少時より電動車椅子にて生活。大学在学中に著した『五体不満足』が600万部を超すベストセラーに。海外でも翻訳される。大学卒業後はスポーツライターとして活躍した後、小学校教師として教育活動に尽力する。ニュース番組でMCを務めるなど、日本のダイバーシティ分野におけるオピニオンリーダーとして活動している。