- イベントレポート
未来を描く5プロジェクトのチャレンジ 2021年12月 GARAGE Program実験報告会
スポーツと関わることの素晴らしさや価値、感動を共有したい
このコミュニティにはスポーツ好きという共通点を持つ多様な学生が所属し、スポーツ界のビジネスモデルや事業機会について学びながら、独自イベントの企画、開催や、スポーツチームへの提案等を実施します。学生ならではの新たな視点やネットワークを用いることで、スポーツ界にこれまで無かった価値をうむことができると考えています。また、スポーツICTソリューションを提供する株式会社スポカレと連携し、スポーツ界で実際に活躍されている人材や企業をつなぐハブとしてコミュニティを拡大して参ります。
現在コロナ禍において試合なども無観客になり、スポーツチームを筆頭にスポーツ関連企業も大打撃を受けている。その一方で改めてスポーツには計り知れない可能性があるという事を感じ、もっと様々な人にスポーツの可能性を伝えていきたいという思いが芽生えた。
また、スポーツは人々に感動を与えるような情緒的な価値だけで無く、観光業への経済効果や、スポーツクラブをハブとした地域活性化等、実益を生む可能性も大いに秘めている。
しかし、現状の問題として閉鎖的かつ、市場が拡大していないことによって金銭的に豊かではない若者や、デザイナー/エンジニアのような特定の専門スキルを持つ人材がスポーツ界に滞留しづらいという課題を感じた。
そこで、私はスポーツビジネス研究学生コミュニティを運営することを決意した。
特定の利権や制約に縛られない、意欲旺盛かつ多様なスキルを持つ学生が集まることで、独自の視点からスポーツビジネスの中にある疑問点に関して議論を行うことができ、スポーツ業界に新たな価値を生み出していくことができるのではないかと思っております。
また、スポーツチームやスポンサー企業等、クライアント候補企業と密にコミュニケーションを取る事で、絵空事ではない提案を生む事ができ、「コミュニティ拡大→提案創出→スポーツ界で実績を積んだ状態でスポーツ界に就職する人材の創出」という正のループが作れるのではないかと思っております。
また、学生が考えることによって、より多くの若者にスポーツに対して関心を持ってもらえるのではないかなと思っております
実際に学生同士が顔を合わせ、議論を行い、学生がもつ可能性を最大化していきたいです。それと同時に若者だけの議論で良い結論がでるのかということも試したいと考えております。その後それらの議論を元にイベントを企画したり、企業やクラブに売り込んだりなどのアクションにつなげていきたいです。それらの活動を通して、スポーツ業界における新たな価値創造に関して目に見える結果を出していければなと思っています。
具体的な例
3ヶ月で目指すゴール
スポ研に所属することがスポーツビジネス界への登竜門となるようにしたい。
スポ研を中心に多くの学生コミュニティが出来ている状態にしたい(スポ研はそのハブとなる役割を果たしたい)
数十年後、現在の若者がスポーツ界を引っ張っていく頃には、多くの組織のリーダーがスポ研出身という状態を作りたい。
代表伊藤凜聖
小学校時代からサッカーを始め、サッカー歴12年。現在は順天堂大学スポーツ健康科学部1年次在学中であり、サッカーは市川SCという千葉県リーグ1部に所属するクラブでプレーしております。スポーツをプレーするだけでなく、高校在学時から学生スポーツの体罰防止等の環境改善活動に従事。
現在は将来の目標である、「スポーツに関わる全員がスポーツを通して幸せになる」ということを達成すべく、様々な活動に参画しております。
副代表木原颯介
幼稚園年中でサッカーをはじめ、16年間プレーしている。桐蔭学園高等学校卒業後、進学先に囚われずに社会人サッカーチームFC Curiolasoを創立。学生の力でスポーツ界に変革を起こせると確信し、活動中。スポーツ活動の傍ら、水産資源問題や環境問題の解決に向けても活動している。
大月佑真
幼い頃からサッカーをしており、今もなお社会人チームに所属し、プレーしている。大学生になり、将来を考え始めたときに考えるだけではなく行動することが大切だと思い、スポ研のメンバーとしてスポーツビジネスを学んでいる。活動を通して日々成長することができるようにしたい。
米田公認会計士事務所 代表
米田惠美
高校時代から社会システムデザインに興味をもち、慶應義塾大学在学中の2004年に公認会計士の資格を取得。大手監査法人(EY)勤務を経て、2013年に独立。 組織開発・人材開発の会社を共同設立。副社長としてビジネスセクターの人材・組織マネジメントの知見を蓄積。
2018年より日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)の常勤理事として各種ガバナンス改革と並行して、社会課題を共通テーマにした官/民/スポーツの連携を推進する『シャレン!』を立上げ、経営改革を推進。理事退任後もスポーツを使った社会課題解決の取り組みを多く扱う。
現在はソーシャル・スポーツ・パブリック・ビジネスなど多様なセクターのリーダーのパートナーとして挑戦中。