- イベントレポート
未来を描く5プロジェクトのチャレンジ 2021年12月 GARAGE Program実験報告会
不動産賃貸を変える! 不動産情報を載せない不動産マッチングサービスさかさま不動産
さかさま不動産はやりたい想いと空き家の所有者をつなぐ不動産プラットフォームです。
約1年前から東海地方でサービスを開始し、東海圏では空き家問題を解消する解決策として話題になりました。
今回のプロジェクトではこのさかさま不動産を使って、関東圏でもさかさま不動産ムーブメントが生まれるのか実験します。
さかさま不動産で今まで変えることのできなかった不動産賃貸システムを覆すためのきっかけを掴みます。
22歳の時に友達とシェアハウスをやりたくて名古屋駅周辺で物件を探していました。
その時に、普通に物件を探すのではなく道ゆく爺ちゃん婆ちゃんたちに声をかけて空き家を探していたのですが
その結果、ある爺ちゃんが初めてあった僕らを家に招いてくれて隣の空き家を貸してくれることになりました。
そこから物件数が増えて、月三千円とかで借りたりしていたのですが普通に不動産を借りるのではその金額で借りることができないことを知り
もっと当たり前に気軽に空き家を借りて挑戦する若者を増やしたいと思い、僕らが物件を借りる流れを仕組み化しようと思ってさかさま不動産を立ち上げました。
東海圏では1年間で70件の掲載者と7件のマッチングが生まれました。
そこで100BANCHでは3ヶ月間で30件以上掲載、5件のマッチングを狙います。
またそのマッチングを皮切りに空き家や地域活性を促進するプロジェクトも進めていきます。
関東圏の借主が集まるような場所にて空き家を探している人を探しまくる。
そして掲載してもらいまくる。
そうした展開の中で関東圏のメディアなどを利用し、物件オーナーの人にも情報をリーチしていきプラットフォームとしての機能を拡充していく。
最終的に関東圏でもやりたい想いを言葉にすることで物件を使って応援してくれる人がいるということを証明したい。
さかさま不動産で繋がったメンバーが手を取り合い助け合える経済圏を作りたい。
代表取締役藤田恭兵
1992年生まれ 愛知県大口町出身
2019年に水谷と株式会社On-Coを設立。生命的なスマートルームの開発、Web制作、動画制作、ライブ配信など会社のテクノロジー周りを主に担当している。
代表取締役水谷岳史
1988年生まれ 三重県桑名市出身
高校時代から商店街活性化、飲食や音楽などのイベント企画に携わってきた。家業である造園業に従事し、デザインや施工、設計管理スキルを習得。同時に空き家を活用したシェアハウスや飲食店を数軒運営。ライフデザインやコミュニティ形成に取り組んだ。
最近では都市部と過疎地(山村・漁村)の特徴を捉え、関わる人の主体性を上げる企画を数々と創出。メディアや行政の注目を集めるなか、誰もが自由に挑戦と失敗ができる社会を目指して実証実験を続けている。
執行役員福田ミキ
1982年生まれ。東京都出身。
2014年に縁もゆかりもない三重県へ移住。
東京の企業の秘書やPR業務を請け負う環境を整備し、場所に捉われない働き方の可能性を拡大。
同時に相互理解を深めるローカル特化型PRを展開。
プロデュースしている場「ニカイ」を拠点に、メディア露出の知見を駆使しつつ、数々のプロジェクトを加速させてきた。目的に合わせた産学官とのリレーションシップを図っている。
インターン奥田啓太
READYFOR株式会社 代表取締役 CEO米良はるか
1987年10月生まれ。慶應義塾大学経済学部、同大学院メディアデザイン研究科(KMD)卒業。2011年3月29日に日本初・国内最大級のクラウドファンディングサービス「READYFOR(https://readyfor.jp/)」
をスタート。2014年に株式会社化し、代表取締役CEOに就任。
World Economic Forumグローバルシェイパーズ2011に選出、日本人史上最年少でダボス会議に参加。「人生100年時代構想会議」「未来投資会議」等の民間議員に選出、現在は内閣官房「新しい資本主義実現会議」の民間議員を務める。