- リーダーインタビュー
- センパイの背中
千人千色のモノづくり革命:大日方伸(株式会社積彩 代表)
近年注目を集めている3Dプリンティング。その可能性はどこまで奥深いのでしょうか。今回の実験報告会は、元来プロトタイピングのためのツールとして使われていた3Dプリンターに着目し、新しいモノづくりに取り組むGARAGE Program 40期生「Color Fab」の大日方伸(株式会社積彩 代表)をナビゲーターとし、GARAGE Programの計5プロジェクトが活動を報告します。
大日方は2020年11月に100BANCHに入居し、3Dプリンターで生み出された見る角度によって色が変わる花瓶「遊色瓶」の商品化に取り組みました。その後も活動を続け、2022年7月に株式会社積彩を設立。今年4月には「ミラノサローネ」に出展し、花瓶やランプシェード、スタンドライトや椅子を展示するなど、精力的に活動を展開しています。
実験報告会は、100BANCHメンバーたちの未来に向けた実験でわかったことを広くシェアするイベントです。100BANCHでの挑戦を経て、プロジェクトを拡大・成長させた先輩プロジェクトをナビゲーターに迎え、プロジェクトが生まれて間もないころからどう加速していったのかについてお話します。また、100BANCHの3ヶ月間のアクセラレーションプログラム「GARAGE Program」を終えたプロジェクトが活動を報告。どんなときも自らの力を信じてプロジェクトを進めてきたメンバーのピッチは必見です!
・ARES Project:阿依ダニシ #火星探査ローバ #宇宙
「宇宙を目指して世界の舞台に挑戦し、地球に還元することで新たな可能性を示したい」
火星探査ローバを開発し、日本チームとして初めて世界大会に出場することで、日本の探査機開発を勢いづけることを目指す学生中心のプロジェクト。探査機の開発と実験を繰り返してきた彼らの現在地とは⁈
・HIZUMI:加藤優 #服 #アップサイクル
「ユーザーがAIとリメイクデザインすることで実現するたのしいサーキュラーエコノミー」
服のリメイクデザインAIで、楽しいサーキュラーエコノミーを目指すプロジェクト。6月にはポップアップを開催し、5月から販売開始した服の展示・販売を行いました。消費者が作り手になることで新商品を買わずに自分らしい消費行動が楽しめる世界を目指す彼らのピッチに注目!
・Bonheur:平野杏樹 #子育て #悩み
「子育てを頑張る全ての親御様に寄り添うコミュニティを創りたい!」
子育てに関する不安や悩みを一人で抱え込まない環境づくりを目指すプロジェクト。教育やこどもへの接し方について考える機会を創ることで、家庭内での子育ての悩みを軽減できる場を創り、さらには理想の子育ての実現をサポートするコミュニティとなることを見据える活動に注目!
・Greeendy:柳原沙紀 #竹スイーツ #食糧問題
「竹スイーツから東アフリカ諸国の若者の雇用を作り出す」
竹スイーツを開発し、東アフリカの食文化に根付いた持続可能なビジネス展開に繋げていくことで雇用を生み出し、食と環境の未来を創造していくことを目指す。竹スイーツの試食イベントも実施した成果に注目!
・nayamii :堀祐大朗 #メンタルヘルス #ウェルビーイング
「深いつながりを感じられる安らぎのある社会を作りたい」
悩みを絵にするという機会を提供し、悩みの自己理解、言語化、そして共有のサポートを目指すプロジェクト。GARAGE Programを延長し、実用性のブラッシュアップに取り組んだ成果に注目!
日程:7/27(木)
時間:19:00 – 21:30 (開場18:30)
会場:100BANCH 3F
参加費:無料(1ドリンク付き)
参加方法:Peatixでチケットをお申し込みの上、当日100BANCHへお越しください
19:00〜19:05:OPENING
19:05〜19:15:100BANCH紹介
19:15〜19:45:ナビゲーター活動紹介トーク
19:45〜20:00:質疑応答
20:00〜20:45:プロジェクト 報告ピッチ
・ARES Project
・HIZUMI
・Bonheur
・Greeendy
・nayamii
20:45〜20:50:今後のイベント紹介
20:50〜21:30:交流会
株式会社積彩 代表 大日方伸(GARAGE Program40期生 Color Fab プロジェクトリーダー)
1996年東京生まれ。
慶應義塾大学政策・メディア研究科XD(エクス・デザイン)コース修了後、東京藝術大学芸術情報センター教育研究助手勤務。
2021年デザインスタジオ「積彩」を立ち上げ、代表を務める。クマ財団第3期クリエイター奨学生選出。
3Dプリントによる新しいカラーデザイン/色彩論の構築を制作の主題としている。
ARES Projectリーダー阿依ダニシ
1999年京都で生まれ、埼玉で育つ。両親がどちらもウイグル族でありながら、日本国籍を有して日本人として生きている特殊人物。 将来の夢は火星探査ミッションに関わる開発を通して、宇宙探査機エンジニアとして成長し、その知識と技術を持った宇宙飛行士になることである。小学生の頃から未知なロマンに溢れた宇宙に興味を持ち、学部生時代より火星探査UAVの研究を独自に行う。現在では新しい月面探査ロボットの研究ともに、火星探査ローバーの世界大会URCの日本初挑戦を目指す団体の代表を務めている。
プロジェクトリーダー / スペキュラティブデザイナー加藤優
1998年 東京都出身
大学入学前にプログラミングの独学を始め、スタートアップでのソフトウェア開発、AIとスペキュラティブデザインの手法を使った作品制作を経て、アップサイクルプラットフォーム「HIZUMI」を創設。ユーザーがAIを使い自分の服からリメイクデザインを行える仕組みで、たのしいサーキュラーエコノミーを実現する。
プロジェクトリーダー平野杏樹
2001年東京都生まれ。尊敬する祖父が近所に住んでいたことから、地域をフィールドに多様な人々と出逢い、学び合える場づくりに興味を持つ。高校では地元の町会で多世代のコミュニティづくりに励み、幼児・高校生・親世代・高齢者の4世代で交流する機会を創出。大学では”地域を良くする人材”として東京五輪の聖火ランナーに選出された後、北海道洞爺湖町において最先端の循環型農法を実践する農家を拠点としたコミュニティ創出に携わる。過去の経験やバックグラウンドに関係なく、誰もが対等に関わり学びを得られるようなコミュニティを今後も創りたいです。
共同代表柳原沙紀
1998年アメリカ生まれ長崎育ち。大学院生。 これまで誰1人取り残さない社会を実現するため、教育プロジェクトの立ち上げや、海外でのインターン企画開発のリーダーとして携わる。 留学や教育関連NGO活動のため、アジア・アフリカ・ヨーロッパの4カ国で長期滞在を経験。持続可能な社会を実現するため、環境政策活動をしてきた。根っからのスイーツ女子。
ディレクター・エンジニア堀祐大朗
2002年 新潟県出身。認知科学と情報科学を専門に学んでいる。昨年夏の大学の授業をきっかけに、自己開示、AR/VR、DE&Iに関心を持つ。自分の悩みや弱みを自然に話せる”深いつながり”を感じることが安らぎある生活につながると考えており、自然な自己開示の方法を模索している。
100BANCH