「水槽」という生態系から、 コミュニティと未来について考える

Now Aquaponics!

プロジェクト概要

アクアポニックスとは、水産養殖と水耕栽培をかけあわせ、魚と植物を同じ環境で育てる農法。100BANCHの2F:GARAGEに水槽を設置、ひとつの小さな生態系そのものであるこの農法を大都会・渋谷で実践することで、私たちが食べているものがどのように作られているかを可視化し、地方と都市を繋ぐ媒体とします。また、アクアポニックスを通じて都市と自然、または地球環境と私たちの関わりなどのテーマについてのコミュニケーションが生まれる機会を作り、オブジェクトとしての水槽そのものがその空間にいる人々のコミュニティ形成にどう影響するのか——といったことを検証する行動社会学的実験の側面もあるプロジェクトです。

  • 食クラシ
  • 04自然と人間との共棲(シンビオシス)関係が深化する
  • #アクアポニックス
  • #魚
  • #海外進出
  • #コミュニケーション
  • #デザイン
  • #未来の食
  • #1期
プロジェクトのスケジュール
  • 7月 アクアポニックスのデザイン考案/稼働システム選定/育てる魚と植物の選定
  • 8月 外装デザイン完成/システム設計・稼働/観察・修正
  • 9月 アクアポニックスの展示/アクアポニックスから採れたハーブでハーブティ提供
  • 10月 新しい魚種での水質チェック/野菜の成分チェック
  • 11月 We feed the planet へ登壇。アクアポニックスについて意見交換/新規資材を導入→微生物培養開始/サフラン、コーヒーノキ、カンゾウを栽培
  • 12月 薬草園へフィールドワーク/第二弾水槽デザイン完成予定
プロトタイプ Ver.1
プロトタイプ Ver.2
プロトタイプVer.3
180701-0708 ナナナナ祭展示
180701-0708 ナナナナ祭展示
180701-0708 ナナナナ祭展示

NowAquaponicsの土台となるトライウォール(3層ダンボール)の組み立て作業風景。
紙なのに頑丈で軽い。この大きさを2人で持ち上げられます。作品テーマのmobilityにマッチした素材です。ダンボールは1週間水に浸っても大丈夫らしいです。

EVENT

11/1 アクアポニックスを中心に未来の食の話をしよう。

NowAquaponicsgaが、シンプル、デザイン、モビリティーをコンセプトに制作した「移動式アクアポニックス」を鑑賞しながら、これからの食べ物について参加者とおしゃべりする企画。

イベントページ https://www.facebook.com/events/343866739371460/

SLUSH TOKYO 2018 出展

ナナナナ祭 2018 出展

プロジェクトメンバー

  • リーダー邦高 柚樹

    株式会社イコム 商品開発部所属。1992年兵庫県生まれ。関西外国語大学卒。在学時オランダへ留学し、欧州市場における日本酒の販売戦略立案プロジェクトを立ち上げ、実行。在蘭時に、偶然出会ったアクアポニックスの概念に興味を持つ。現在不動産業界で働く中で得たスペース活用のノウハウとアクアポニックスを組み合わせ、社会問題を解決したいと考えている。

  • 近藤 優

    株式会社楽天 リサーチ事業部所属。大学時代に1年間オランダ・ロッテルダム大学へ留学。現在はIT企業でマーケティングリサーチに従事。100BANCHの活動を通して、マーケティングリサーチの知見も活かしたデータ面でのサポートにも取り組む。アクアポニックスの認知度を上げることに加えて、日本にフィットする形のヒントを得るためにメンター陣や他のプロジェクトの方と連携を図っていきたい。

  • 潘 晨

    株式会社イコム 商品開発部所属。金融業界を経て現在は本業としてペットのアパレル、インテリア等を取り扱うECサイトの運営と経営に従事。今回のプロジェクトでも運営面において日頃の知見や経験を活かすことはもちろんのこと、渋谷の街でアクアポニックスという新たな分野に挑戦できること、さまざまな価値観やアイデアを持つ方々と出会えることも楽しみながら取り組みたい。

  • 西川 久登

    株式会社イコム所属。将来は『庭付き一軒家で自給自足』するのが夢。就職を機に故郷の四国から上京し、コンクリートジャングルにストレスを感じながらも日々の生活を送る。都市部で生活する人たちに手軽に自然と触れ合う方法として、アクアポニックスを活用できないか模索中。

メンター

  • 東京大学 大学院農学生命科学研究科 教授岩田 洋佳

    幼少期をタイ、インドネシアで過ごす。
    東京大学 農学部卒。東京大学 大学院農学生命科学研究科で博士号を取得。
    統計学・情報科学と農学の融合をテーマに、農研機構で研究に従事後、2010年より東京大学 生物測定学研究室 准教授、2023年より教授。
    現在は、ゲノム科学と情報科学の融合による品種改良の効率化、植物と微生物の交互作用の品種改良を介した強化、リモートセンシングを用いた農業・林業の効率化などを主な対象に研究を展開中。

    岩田 洋佳さんのページを見る

プロジェクトの歩み

  1. 2017/7/5

    入居開始

  2. 初開催のMEETUPイベント。 “ボクらの未来づくり”1ヶ月の成果は?

  3. EAT VISION 
    〜100年後のボクらは何をどう食べている?〜

  4. 100BANCH Open GarageProgram〜プロジェクトがどんな活動をしているのか〜

  5. 短期集中・同時多発の支援プログラム 野心的な若者たちが三ヶ月の成果を報告! 〜100BANCH OPEN GARAGE Program〜

  6. 100年後、私たちは何を食べている? 〜白熱の「EAT VISION」トークレポート〜前編

  7. Now Aquaponics! 邦高 柚樹×岩田 洋佳: 来たるべき未来、僕は地球をつくる——— 必要なのは、自然に逆らわず、自然と向き合うこと。

  8. 100BANCHが「Slush Tokyo 2018」に出展

  9. スタートアップの祭典「Slush Tokyo」に100BANCHが登場! 世界を舞台に躍動した9プロジェクトに密着!

  10. 100BANCHが7月7日で1周年! 未来に向けた実験フェス「ナナナナ祭」企画の裏側

  11. 余剰電力で村の暮らしを豊かに——— ミャンマーの無電化地域でスモールビジネスを考える

  12. 渋谷ストリーム開業を盛り上げる「Shibuya River Fes」にて、「100BANCHストリート」が登場~9月16日(日)、若者たちが考える未来の食やライフスタイルが体験できる~

  13. 私たちは何のために食べるのか? 「EAT VISION 2 〜 Conceptual Eating 〜」開催レポート

  14. 渋谷ストリーム開業!! 渋谷川に滲み出て、100BANCH Street!!を開催

  15. Panasonic創業100周年記念フォーラムに出展! NEXT100をわかせたミレニアル世代の展示を紹介

  16. 100BANCHが世界最大の家電見本市「CES 2019」に出展~食のパーソナライゼーションやデジタルファブリケーションなど最新のプロトタイプを紹介~

  17. CES2019に出展―100年先の未来を豊かにするのはエモテック!会場でも異彩を放った100BANCHブースをレポート

  18. 地方で起業を成功させるには?——— U35農山漁村ビジネスアイデアソン×農林水産省

  19. 小さな地球を作ってみよう!

  20. ナナナナ祭 EXHIBITION【2F GARAGE】

  21. 100BANCH ナナナナ祭2019 キックオフイベント 今年の企画ラインナップを紹介!

  22. 注目の渋谷南口エリアで100年先の未来を体感! 「ナナナナ祭」エキシビションが見どころ満載

  23. 【速報レポート】渋谷「100BANCH ナナナナ祭2019」が7/6に開幕! 初日は子どもたちのSTEAM教育体験、未来の街づくり、愛されるコミュニティづくりなど盛りだくさんのワークショップを開催

  24. 【ナナナナ祭2019】渋谷でSTEAM教育体験。疑似シュノーケル体験や落語家ガイドの妄想どうぶつえん。先週末の小さな地球を作るプログラミングやなどのイベントレポートをお届け

  25. 7月14日(日)まで開催中のナナナナ祭。渋谷駅から徒歩2分で、100年先の未来を豊かにする文化の芽を体験しませんか?

  26. 10/19から9日間、100年先の未来を描く秋の芸術祭『OKTOBERFEST』を開催

  27. OKTOBERFEST -100BANCH秋の芸術祭- ギャラリーツアーレポート

  28. 逆境が未来へのステップに(VOL.2) オンライン教育の促進と在宅時間の増加で見つけた新たなチャンス Now Aquaponics!:邦高柚樹

  29. GARAGE Program メンバーが語る “今だからこそ”、未来に向けて大切なキーワード(Vol.1)

コンタクト

urlyuzoooks@gmail.com

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