ライトシェード型バイオリアクター「KAGUYA」 -酸素を生み出す未来の照明-

KAGUYA

プロジェクト概要

微細藻とLEDライトを使用するバイオリアクター(生化学反応装置)型のインテリア照明のデザインプロジェクトです。照明としての使用はもちろんの事、二酸化炭素から酸素を生成する事が可能となっており、新興国の急速な工業化や森林破壊による空気汚染を解決する一歩になるデザインです。

  • 食メイカーズ
  • 04自然と人間との共棲(シンビオンス)関係が深化する
  • 09ものづくりは素材と製品の輪廻転生を司る行為である
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動機

100年先の未来というテーマを見た時、モノをデザインしている 人間としてどのように未来の環境や暮らしと向き合っていくかを 考えました。サステナブルという考え方が一般にも広く浸透し、 多くの人が環境への配慮に重きを置くであろう未来に、プロダク ト製品と地球が共に支え合って生きていけるような製品を作りた いと思い応募させて頂きました。

仮説

森林伐採や工業化に伴う空気汚染という問題は、ここ数十年と 長い間問題視されてきました。KAGUYAプロジェクトは、微細 藻とLEDライトを使用する事で二酸化炭素から酸素やバイオエ ネルギー、食品としての藻を生み出すという取り組みです。製 品化される事で、小さなところから空気清浄や酸素生成という 事を行えるのではないかと思います。

実験

6ヶ月をかけて商品化までもっていきたいと考えています。

・二酸化炭素からの酸素生成

・空気清浄

・装飾的美しさの維持

・バイオエネルギーの生成(可能であれば)

・食料としての藻を生成(可能であれば) 上記を中心にモックアップを用いた検討を行っていく予定です。

目標

6ヶ月をかけての目標

・商品化 ・メディア掲載(50件以上)

・展示会等への出展(国内海外問わず)

・知財等の取得 ・美術館への収蔵(出来たらラッキー程度)

未来

バイオxデザインを象徴するような製品の一つになれたら良いな と思います。

今はまだアート的な側面を強く感じる製品ではありますが、これが当たり前のデザインとして受け入れられるような 未来の一歩になってくれたらと思います。

プロジェクトリーダーへ一問一答

  1. あなたはどんな風に育ちましたか?
    一般的な4人家族の中で育ちました。両親から厳しく言われる事はあまり記憶になく、良く言うと自由に、悪く言うと甘やかされて育った方かなと思います。
    唯一「清濁併せ吞む事ができる人間になってほしい」と教えられた為、様々な
    分野や仕事、人間等に偏見等がなく何事にも興味を持つ事ができるようになっ
    たかと思います。
  2. 渋谷の街のエピソード
    桑沢デザイン研究所のプロダクトデザイン出身のため、渋谷には通学として
    通っていました。
    また、友人と遊ぶ際にはVISION等のクラブで遊んでいました。
  3. メンバーたちの意外な一面
    増谷とは、デザイナーになる前から友人だった為、THE友達という感じです。
    友達のノリで「これやろうぜ!」という私の提案に一度もNOと言った事が無いので、いつも楽しく遊んでいます。
    100BANCHの話を教えてくれたのも彼です。
  4. 意気込みをお願いします!
    このような貴重なご機会を与えてくださり誠にありがとうございます。
    100年先も残る製品を作れるように全力で頑張ります。

プロジェクトメンバー

  • デザイナー井下 恭介

    米国でファッションデザインを学んだのち帰国し、日本でプロダクトデザインを学ぶ。

    現在はフリーとして活動。

  • 増谷 誠志郎

    webデザインとグラフィックデザインを学び、現在はFDLの一員として様々な活動を行っている。

メンター

  • 株式会社Shiftall 代表取締役CEO岩佐 琢磨

    パナソニックにてキャリアを始め、2008年に株式会社Cerevoを起業し30種を超えるIoT製品を70以上の国と地域に販売。2018年4月新たに株式会社Shiftallを起業し、複数のIoT機器を開発・販売。2021年からはVRメタバースに軸足を移し、家庭用モーショントラッキング機器 ‘HaritoraX’、 防音Bluetoothマイク’mutalk’やVRヘッドセット’MeganeX’など多数のメタバース関連機器を手掛ける。

    岩佐 琢磨さんのページを見る

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