ECOLOGGIE

コオロギの大量繁殖技術と 養魚飼料としての普及で食料問題を解決

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プロジェクト概要

世界の食料需要が増加し、水産養殖の重要性が高まるなか、養殖魚の飼料である魚粉の価格高騰が課題(ここ10年でその価格は3倍近く高騰)となっています。
本プロジェクトは、栄養豊富で、国連も次世代の食糧資源として注目する昆虫のコオロギを人工的に大量繫殖させるシステムを確立し、コオロギを養魚飼料として活用することで経済的にも環境的にも持続的な水産養殖の新しい形を目指します。
100BANCHでは、温度や湿度をセンサーでモニタリングするIoT生産システムを構築し、未来へと繋がる大量養殖システムのプロトタイプ制作を行います。

  • 食フード
  • 04自然と人間との共棲(シンビオシス)関係が深化する
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  • #1期
プロジェクトのスケジュール
  • 7月 昆虫コオロギの飼育箱を持ち込み飼育を実施/制作準備/材料調達
  • 8月 制作を実施
  • 9月 昆虫コオロギの大量生産を可能とする飼育装置のプロトタイプを発表・展示
  • 10月 昆虫飼育機器の環境制御実験
  • 11月 昆虫飼育機器と昆虫工場のデザイン/昆虫飼育研究所(早稲田大学本庄キャンパス)の稼働/昆虫の独自な産卵床と自動孵化装置の開発
  • 12月 飼育装置の大型化と高密度化のための開発/昆虫工場(大量生産)実現のための大量飼育実験
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プロジェクトメンバー

  • リーダー葦苅 晟矢

    大分県出身。現在早稲田大学商学部4年に在学中。学部2年の頃からの自身の「昆虫コオロギを活用した養魚飼料としての開発・販売事業」の事業化を目指して奮闘している。本事業案における今までの既存実績には東京都主催の「Tokyo Startup Gateway 2016」における最優秀賞&オーディエンス賞、日刊工業新聞社主催「キャンパスベンチャーグランプリ全国大会2016」におけるテクノロジー部門大賞・文部科学大臣賞などがある。

メンター

  • 東京大学 大学院農学生命科学研究科 教授岩田 洋佳

    幼少期をタイ、インドネシアで過ごす。
    東京大学 農学部卒。東京大学 大学院農学生命科学研究科で博士号を取得。
    統計学・情報科学と農学の融合をテーマに、農研機構で研究に従事後、2010年より東京大学 生物測定学研究室 准教授、2023年より教授。
    現在は、ゲノム科学と情報科学の融合による品種改良の効率化、植物と微生物の交互作用の品種改良を介した強化、リモートセンシングを用いた農業・林業の効率化などを主な対象に研究を展開中。

    岩田 洋佳さんのページを見る

プロジェクトの歩み

  1. 2017/7/5

    入居開始

  2. EAT VISION 
    〜100年後のボクらは何をどう食べている?〜

  3. 100BANCH Open GarageProgram〜プロジェクトがどんな活動をしているのか〜

  4. 短期集中・同時多発の支援プログラム 野心的な若者たちが三ヶ月の成果を報告! 〜100BANCH OPEN GARAGE Program〜

  5. 100年後、私たちは何を食べている? 〜白熱の「EAT VISION」トークレポート〜前編

  6. ECOLOGGIE リーダー葦苅晟矢: 誰も成し遂げていない昆虫コオロギの養魚飼料の実用化に挑む

  7. 100BANCHが7月7日で1周年! 未来に向けた実験フェス「ナナナナ祭」企画の裏側

  8. 私たちは何のために食べるのか? 「EAT VISION 2 〜 Conceptual Eating 〜」開催レポート

  9. 「昆虫食」という新たな食の可能性——— 昆虫食解体新書 #啓蟄祭

  10. 100年先の未来を描くプロジェクトがピッチ!7月実験報告会&ナビゲータートーク 1期生ECOLOGGIE葦苅 晟矢(株式会社エコロギー)

  11. コオロギで地球と生命を健やかに 実験報告会ナビゲータートーク:ECOLOGGIE 葦苅 晟矢(株式会社エコロギー)

  12. エコロギー×MAAHA ワークショップ「サステナブルな生産と消費はどこに向かう?」

  13. 注目の社会起業家2名が主催するイベント「サステナブルな生産と消費はどこに向かう?」を10月30日に開催

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