独自に開発した発酵カカオ豆から香り豊かなドリンク商品を開発する

Bean to Drink

プロジェクト概要

本来カカオは固形のチョコレートではなくドリンクで飲まれていた作物である。従来のココアではなくお茶やコーヒーのように毎日飲める商品にできる可能性がある。カカオを摂取したい人向けに香り豊かなカカオ豆を毎日飲めるドリンク商品として開発する。

  • 食フード
  • 12経済活動は人間性を取り戻し、価値を軸とした"交歓"社会が成立する
  • #カカオ豆
  • #食文化
  • #コミュニティ
  • #ドリンク
  • #おいしさ
  • #カカオドリンク
  • #29期

動機

チョコ好きが高じてカカオ農園に遊びに行ってからカカオ農園を変えたい気持ちが高まった。チョコレートという世界中で食べられるお菓子の文化が少し変わるだけで農園がガラッと変わることにとてつもない可能性を感じた。

仮説

カカオの品種や発酵、管理方法、加工方法などの変数を調整することでコモディティじゃない商品はつくれることはわかってきた。いかに社会に浸透させられるプロダクトのかたちをつくれるかが大切。

実験

複数のプロを巻き込んだカカオドリンク開発コミュニティの構築

1. 調査|カカオの加工方法に関する調査とマーケットリサーチ

2. 企画|複数の飲食シーンのプロにカカオドリンクのサンプル制作依頼

3. コミュニティ|上記の結果をまずは近しいコミュニティで伝えフィードバックをもらう

4. 発信|潜在顧客や他分野のプロフェッショナルを巻き込むために上記をアーカイブしたメディアで発信

目標

カカオドリンクを販売できる姿に仕上げる

1. プロジェクトに必要なカカオ素材の調達

2. プロによるサンプル製造を完了

3. 試作結果をコミュニティで共有し消費者への提供方法を決定

未来

良質なカカオをドリンクのかたちで提供でき、多くのカカオ好きがカカオの風味を楽しめるタイミングを増やす。

プロジェクトリーダーへ一問一答

  1. あなたはどんな風に育ちましたか?
    石川県の海沿いの町で3人兄弟の末っ子として育つ。小中高はサッカーに熱中していた。身体が小さく運動が得意ではなかったので足技ばかり鍛えた結果、高校時代は驚異的なボールキープ力を誇った。父が経営者だったことも影響し高校卒業からは事業家にあこがれる。2011年頃中南米の経済がアツいと聞き現地を見てみたい思いを抑えきれずはじめての海外一人旅で南米縦断。このとき奇跡的にカカオには出会っていない。
  2. 渋谷の街のエピソード
    田舎から出てきたばかりの時は東京は怖いと思ってて苦手な街だった。大学生の飲み会が行われるなど渋谷は夜の街だと思ってたがベンチャー企業と関わることが増えてから日中に渋谷にいることが増えたため今ではホームタウン感があります。
  3. メンバーたちの意外な一面
    1年半くらい一緒に仕事してきて気づいた嬉しいポイントは全員めちゃくちゃ仕事できるメンバーだということ。悲しいポイントは代表が一番仕事できないということ。
  4. 意気込みをお願いします!
    自分たちの使命に向き合います!

プロジェクトメンバー

  • 福村 瑛

    フーズカカオ株式会社代表取締役
    1991年生まれ石川県出身。バイリンガルコミュニティサービスConyacを運営する株式会社エニドアにてビジネスサイド全般を経験。ダンデライオンチョコレートジャパンでのチョコレート製造を経てフーズカカオを設立。じつはキャドバリーのミルクチョコも好き。

  • 岡 麻衣子

    フーズカカオ株式会社プロダクト責任者
    外資系投資銀行に勤務後、日本菓子専門学校で学び製菓衛生師の資格を取得。ダンデライオンチョコレートジャパンの初期メンバーとして製造に従事しつつ各地の農園に赴く。チームでもっともチョコレートを愛する。

  • 渡辺 高史

    フーズカカオ株式会社マーケティング責任者
    クラウドファンディングのCAMPFIRE(キャンプファイヤー)にてプロジェクトの企画提案、事業連携、コミュニティづくりなどを経験した後、寺田倉庫にて勤務。カルチャーの匂いがするものが好き。

  • 吉田 裕一

    京都大学にて航空宇宙工学を学び、卒業後は三菱重工及びJAXAにてロケットの開発・運用に従事。4ヶ月間南極を含め世界を旅した後、企画職へ転身。想いを同じくする仲間と共にAPeCAを設立。趣味は旅と温泉。

メンター

  • 東京大学 大学院農学生命科学研究科 教授岩田 洋佳

    幼少期をタイ、インドネシアで過ごす。
    東京大学 農学部卒。東京大学 大学院農学生命科学研究科で博士号を取得。
    統計学・情報科学と農学の融合をテーマに、農研機構で研究に従事後、2010年より東京大学 生物測定学研究室 准教授、2023年より教授。
    現在は、ゲノム科学と情報科学の融合による品種改良の効率化、植物と微生物の交互作用の品種改良を介した強化、リモートセンシングを用いた農業・林業の効率化などを主な対象に研究を展開中。

    岩田 洋佳さんのページを見る

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