「観光案内人」という新しい働き方 全国の知られざる魅力を発掘し観光をアップデート

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プロジェクト概要

地方格差をなくす「観光案内人」という新たな働き方を創りだす!
地方が好きだからこそ、その想いが「観光」に生まれ変わる。
「案内人×スポット」で、地方の知られざる魅力を発掘し、地方経済の活性化を一翼を担う。

  • 食エンターテイメント
  • 06ネオノマド新遊"動"民が誕生する
  • #地方創生
  • #人生100年時代の働き方・生き方
  • #観光
  • #観光案内人
  • #地域課題
  • #複業
  • #21期

動機

私は生まれも育ちも沖縄で、低収入で悩まされました。
現在、観光収益は好景気ですが、現地の個人収入は「少し増えた」レベルです。
いま地方で必要なのは、最低賃金UPでなく個人収入UP、雇用確保より収入拡大が重要です。
そこで着目したのが「複業」。しかし地方では「複業(副業)はハイスキル」のイメージ。
このイメージを打破するため、育ってきた環境をむしろ強みに「観光案内人」という働き方が地方にとって最適な複業モデルケースになると想い、地方ならではの複業として浸透させるために当PJを立ち上げました。

また逆も然りです。ネットで情報が溢れてきた昨今、ガイドブックやネットにあるような情報はどれも同じようでありきたり。
私が旅行をする際、現地の人やもしくは現地をよく知る人にどこへ行った方がいいか?を聞きます。
この2方向のニーズを解決したいと想い、当PJでサービスを開発し世に浸透させます。

仮説

人それぞれ好きなものが異なるように、魅力を感じることも異なります。
そして、それぞれが感じる魅力を旅行ガイドブック・アテンドツアーとして提供することで、今までになかった旅行が生まれます。

この提供する人を案内人と位置づけ、本サービスではアテンドする人=「アテンダー」と名付けました。
そのアテンダーが、自分ならではのガイドブックやアテンドツアーを作り、提供できるサービスを構築中です。

アテンダーが増えることで、

・都市部だけでなく、地方も含めた全国各地の知られざる魅力(文化やカルチャーなど)を発掘

・自分自身の知見(特技)や人脈(馴染みのお店など)を組み合わせて、独自のツアーを構築

・現地を案内するという働き方の定着による「複業はハイスキル前提」「都心部だけ優遇」という価値観の崩壊

という3つによって新しい働き方を提示することができ、地方活性化につながると考えています。

実験

3ヶ月後は全国展開を目指すため、都内でサービス強化を図り地盤固め&認知度UPを前提とした実験をします。

1.渋谷を中心に都内全域で多種多様なツアーイベントを作るワークショップを開催(アテンダー育成も含む)

2.アテンダーコミュニティの結成

3.100BANCHメンバや団体&企業とのコラボ展開を模索

4.地方展開へのアプローチ

5.上記の実験を通して、サービス磨き込み、運用体制強化

目標

全国へ展開、資金調達へのフェーズに向けて以下を目標とする。

・メディア掲載3件以上

・会員登録数500人以上(アテンダー数100人以上←企画側)

・アテンドツアー数100件以上

・コラボ3社調整

・アテンダーの育成をイベントを通じて運用ルール構築

・CPFの完了、地方展開への足がかりができている状態

未来

誰もが自分の好きな場所で、自分の好きな仕事をできる未来を実現したいです。
地方でも都心部と同じ条件で、同じだけの影響力を持った仕事を増やしていきたいと考えています。

有名企業の地方進出など「地方活性化」と題した動きは進んでいますが、「地方は人件費安いから」といった労働力確保の目的が見え隠れしています。
一方、地方に住む方々も「複業は高いスキルを持った人しかできない」「都心部だけが優遇されている」となかなか前向きになれないのが本音。

だから、私がしていきたいのは、収入面の地方格差を無くすこと。
地方のワーカー、が都心部の仕事を下請け当然のように受けるような「ピラミッド構造」を崩壊させ、地方でも「国・会社に依存せず好きな仕事でノビノビ暮らせる」未来を作ります。

プロジェクトリーダーへ一問一答

  1. 「あなたはどんな風に育ちましたか?」
    1986年沖縄生まれ。
    高1の時、不景気で父が事業を畳み、このままどうやって生活すればいいのか?などを考えるようになりました。
    隠れてバイトするも給料はなんと時給610円。給料の低さに不満を持ち始めました。その後も大学までの在学期間、掛け持ちや日雇い含め、述べ20個バイトを経験。
    県内で就職するも3年目に最大450時間/月、なのに年収300万円未満といった不満が爆発し、上京を選びフリーランスとして活動に切り替えようやく収入面で安定します。
    歳を重ね「地方は安いから依頼する」という下請け丸投げ、低すぎる受注額で理不尽に扱われた原体験、また地方の人も「地方だからしょうがない」というスタンスを覆したいという想いが湧きたち、どうせなら自分の手で覆したい!と思うようになり、応募に至りました。
  2. 渋谷の街のエピソード
    渋谷はキケンなイメージと思って、全く寄ってませんでした(笑)
    たまたま知人のキッカケで紹介されたカフェが凄くフレンドリーで、他のお客さんとの交流なども楽しめて渋谷のイメージがガラリと変わりました。
    またグルメが趣味な私は、渋谷のお店を回るのが好きで巡ってます。
    集まる人たちも、トレンドに詳しくアグレッシブな人が多いので、とてもエネルギーをもらえる場所だなと感じてます。
  3. メンバーたちの意外な一面
    私が基本的に突っ走って話を進めてくるので、そこをメンバーの皆さんが文句を言わず(多分)「まぁまぁ」といった感じでひっそりとフォローしてくれるような優しい一面を持ってます!
  4. 意気込みをお願いします!
    100BANCHを巻き込み、渋谷を巻き込み、全国を巻き込んでいけるよう大きく成長します!

卒業インタビュー(宮城 浩)

  1. どのような実験は行えましたか?またその成果を教えてください。
    主にサービスの仮説検証がメインとなりました。
    プロジェクト開始後、メンターから「もっと深掘りした方がいい」「地方に振り切るべきだ」というお言葉をいただき、一度ストップしました。進捗など焦りがありましたが、改めて仮説検証に時間をかけた事によりニーズがズレてた事もわかりピボットする決断に至りました。現在は「観光」から「移住」へ変えています。「地方を盛り上げたい!」という想いなどは基本変わっていません。
  2. 100BANCHはどんな場所でしたか?
    新しい未来を創りたい同志たちが集まる、起業家とは違う若きクリエイター集団のイメージ。
  3. これからの仮説/実験/検証を教えてください
    東京一極集中が社会問題と騒がれて、地方分散を掲げ「移住」を提案する声が大きくなってきたました。ただ「移住する」というコト自体にハードルが高いイメージがついています。例えば一世一代の大決心みたいな。我々ミレニアル世代は、今まで抵抗があったモノの貸し借りなどが一般的に浸透しています。そしてそれは暮らしもシェアできる時代になっています。なら移住に関しても、一世一代の大決心みたいなハードル高いイメージでなく、ふらっと住処を変えるようになるのではないか?という仮説を立てています。
    「ふらっと住処を変える」ような生活は、今の出勤を必要とする会社員では難しいため、フリーランンスや在宅ワークをされている主にクリエイティブ層を対象に、マンスリーマンションに似た住み方を提案してもいいかと考えています。現在、地方の自治体様向けにヒアリングなど含めて提案していきます。
  4. 最後に一言どうぞ!
    卒業はしましたが、100BANCHは今後もフル活用させていただきます。
    100BANCHでは個性溢れる方達が集まっています。
    私は地方展開のプラットフォームサービスを創り地方で土台を築いていくので、そこで皆さんとコラボという形でまた一緒に組めたらなと思います!

プロジェクトメンバー

  • リーダー、代表宮城 浩

    1986年沖縄県生まれ。株式会社FromTo代表。地元沖縄でSEとして勤め「月稼働最大450時間(残業300時間)」なのに「年収300万円未満」を経験。東京転勤を機にフリーランス転身。下請け丸投げ、低すぎる受注額で理不尽に扱われた原体験から、都心部と地方のピラミッド構造崩壊を描く。地方活性化に一石を投じるサービスを生み出したいと思い、地方に住む誰もが観光大使のように活躍できる観光サービス『アテンダー』を開発する。

  • アートディレクター、マーケッター松本 良子

    東京生まれの東京育ち。中学生のときからウェブサイトを自身で作成、運営を始めることによりデザインに強く興味を持つ。大学卒業後、ウェブや紙のデザインディレクション行いつつフロントエンドも兼任するようになる。「アテンダー」のデザインチームリーダー、マーケティング担当として活動中。

  • リードエンジニア辻 将幸

    1993年神奈川生まれでフリーランスSEとして活動。自身のIT技術力やキャッチアップ力を生かし、様々なWebサービスの立ち上げを支援している。「アテンダー」の開発エンジニア兼リーダーとして活動中。

  • 財務・営業担当矢島 顕太郎

    1993年長野県生まれ。
    簿記・情報を教える専門学校講師を3年2ヶ月→税理士事務所で1年4ヶ月→フリーランス。
    経験を活かしお金の管理やマネジメント、財務分析・戦略を主に仕事として請ける。
    地元が長野県の観光地でもあり「地元、地元と同様な地域を盛り上げたい」という思いから財務・営業担当として関わる。

  • コミュニティマネージャー・コミュニティドアマン松村 ザック 遥(Asuka Zac Matsumura)

    山口生まれの全国育ち。
    転校と留学を繰り返して友達の輪というコミュニティで大苦戦した経験から、コミュニティに入りたいけど入れない人のドアを内側から開けたり、一緒に押し開けるような、『扉をひらく』コミュニティマネジメントをキーワードに様々なチームにジョインしている。

  • 編集者・広報・カメラマン角田 尭史

    愛媛県出身。北海道大学工学部で土木工学を専攻。2016年より総合重工メーカーで土木建築技術者として従事。2018年7月よりWebメディア編集者に転身し、2019年1月より編集長就任。アテンダーでは主に広報を担当し、その他文章校正やイベント時の撮影などをおこなう。図解を駆使し、物事の状況整理に長ける。

メンター

  • カフェ・カンパニー株式会社 代表取締役社長楠本 修二郎

    1964年福岡県生まれ。リクルートコスモス、大前研一事務所を経て、2001年カフェ・カンパニーを設立。 コミュニティの創造をテーマに「WIRED CAFE」など約80店舗の企画・運営や地域活性化事業、商業施設プロデュース等を手掛ける。 2021年「日本の愛すべき食を未来につなぐ」ことを目的にグッドイートカンパニーを設立。 その他、内閣府クールジャパン等の政府委員や東日本の食の復興を目的とした「東の食の会」、「おいしい」を軸に新たな循環や仕組みを生み出し持続可能な未来への貢献を目指す「おいしい未来研究所」の代表理事等も歴任。

    楠本 修二郎さんのページを見る

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