コミュニティスペースマニアが語る100BANCHってどんなところ？——アドベントカレンダー2022

みなさん、こんにちは！

100BANCHで今年の6月から働き始めた*PSの岩澤玲衣（レイ）です！

今回はコワーキングスペースやコミュニティスペースなど人が集まる場所が大好きな私が100BANCHのすごさをお伝えできればと思います。

*PS(プロジェクト・スタッフ)とは、プロジェクトメンバーたちが活動しやすい環境を整えメンバーの挑戦を一番近くで応援するProject・Staffのこと

 

「ここで働かせてください！」

私と100BANCHの出会いはさかのぼると高校生の頃でした。当時通っていたAO入試の対策する塾で「渋谷で面白い人たちが集まる場所があるよ！」と大学生チューターのお姉さんから教えてもらったのがきっかけです。大学に入りそんなことも忘れかけていた大学2年生の頃たまたま100BANCHの前にある写真の学校に友人の展示を見に来た帰りに発見し見学をさせていただきました。

そこで100BANCHの良い意味で余白が多くみんなで作りあげていく雰囲気に惹かれ「ここで働かせてください！」と千と千尋の神隠しのちひろのように叫んだのが懐かしいです。その時は、スタッフを募集しておらず半年ほどたった際に募集しているよ！と連絡をいただきました。（当時のPSさん忘れないで連絡くださりありがとうございます泣） 連絡をいただいた際にはタイミングが合いませんでしたが、就活などもろもろ落ち着いた大学4年生の6月からPS（プロジェクトスタッフ）として働かせていただいています。

 

人の集まる場所が大好き

私は昔から人の集まる場が好きでした。

バックグラウンドの異なる人たちが対話し化学反応が起こる姿や、やりたいことを目を輝かせて熱く語る姿をちょっと遠くから見ているのが好きです。

大学受験でも、コワーキングスペースや人が集まる場の可能性について2000字熱く語り合格を頂くことができました。

当時はコロナ禍の前でまだまだテレワークやコワーキングスペースといった言葉は日本では一般的ではなく情報があまりありませんでした。そのため高校生の時には当時日本に上陸したばかりのWeworkのコンセプトに共感しメールを送ったことも、、。今から見ると突然こんなメール送られてきても失礼だなととっても恥ずかしいですが（笑）

永遠に「未完成」な場所

PSの大事な仕事のひとつに見学者の方の案内がありますが、そこでよく聞かれるのが、「100BANCHは他と何が違うの？」ということです。確かに、最近はコミュニティスペースやアクセラレーション施設が増えてきてどこもカラーがあります。私が思う100BANCHらしさは「永遠の未完成な場所」だということ。

100BANCHはいい意味で作りこまれていません。作業ができる２Fの「Garage」はその名の通り前は倉庫だった場所をリノベーションした場所。作業している人が少ない日には殺風景だと感じる人もいるかもしれません。しかし、100BANCHは「余白」があるからこそメンバーが輝く場所。毎日いる人が違い、聞こえてくる音が違うからこそ100BANCHという場自体も生き物で毎日違う彩りを得る場所なのだと思います。

普段の100BANCH。毎日雰囲気が全然違う

この余白こそがメンバー同士のコミュニケーションや関係性を生みだしています。メンバー同士のコラボレーションを謳った施設はよく見かけますが、実際にメンバー同士のコミュニケーションが活発な場所って案外少ないんじゃないかと思います。だって、どんなことを考えているか分からない人にいきなり話しかけたりするのってムズカシイ、、。ですが、100BANCHではテーブル同士が近かったり、相手が何をやっているか見えやすいからこそメンバー同士が「今こんなことやってるんですよね～」と自然に会話が生まれる姿をよく見かけることができます。

100BANCHがどんな場所かを一言でいう言葉はまだ見つかっていませんが、きっと人によってどのように見えるかのふり幅が大きな場所なのだと思います。「私はこれが好き、あなたはこれが好きなんだ、いいね！」とお互いの好きを全力で叫び、認め合える場所。カオスで余白だらけだからこそみんなで創って行ける場所。そんな場所がこれからの100年も誰かのスキを応援できる場所であるために場の創り手の一人として関わり続けられたらと思います。

 

この記事は100BANCHにまつわる様々なストーリーをメンバーやスタッフが紹介するリレーエッセイ企画です。他の記事はこちらのリンクからご覧下さい。

100BANCH ADVENT CALENDAR 2022
https://100banch.com/magazine/advent/2022/