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きっと、出る杭は打たれない。——アドベントカレンダー2022

PS 堀田滉樹 [6日目]

こんにちは。100BANCH PSの堀田です。

僕は昨年の12月20日にPSとして初めて出勤したので、100BANCHにお世話になってもうすぐ1年になります。途中、別の仕事の関係で2ヶ月ほど出勤できない期間があったのですが、それでももう1年経ったのかと驚いています。

今年度、僕は100BANCHでの活動と並行して、地元である新潟県で空き家を活用した書店の立ち上げに取り組んでいました。自分の活動と100BANCHでの活動の往復のなかで考えることが多くある1年間だったと思います。

 ※PSとはプロジェクトメンバーたちが活動しやすい環境を整えメンバーの挑戦を一番近くで応援するProject・Staffのこと

 

100BANCHに刺激を受ける一方で自分の未来に不安も

さて、僕は4月から大学を休学しています。「大学3年生の夏頃から就職活動を始め、4年生の上半期には内定を取り、卒論を書いて卒業する」というある種の一般的なルートからは外れたわけですが、100BANCHにはそういったメンバーが多いのではないかと勝手ながらに思っています。

休学や留学の他にも、脱サラして自らのプロジェクトに取り組む人、これまで誰もやってこなかったことに取り組む人、自らの思い描く未来を信じて進み続ける/表現しつづける人。1つ1つ挙げていったらキリがありません。

昨年12月にPSとしてジョインしてから、100BANCHでそれぞれのプロジェクト活動に勤しむメンバーを見ていて感じたのは、憧れやかっこよさ。自分の思い描く未来を信じ、プロジェクトとしてカタチに落とし込んでいく姿は大きな刺激になりました。

そんなメンバーを横目に自分でも書店の立ち上げに向けて活動していくなかで気づいたことがありました。それは、限りない前進の裏に隠された大きな不安です。

僕の周りには高校卒業と同時に就職し、社会人4年目として活躍している同級生や自分自身の未来を考え、就職活動に励む同世代の友人知人が多くいました。

対して、僕は新潟と東京を往復する日々。立ち上げ自体は順調でしたが、

「いったい自分は何をしているんだろう」

そう思うことも少なくありませんでした。

 

失敗するのは当たり前。不安を抱えながら進み続ける

ただそんなとき、

「100BANCHに来て楽しそうにプロジェクトを進めているあの人も、イベント主催に向けて良い雰囲気で話し合いをしているあの人たちも、もしかしたら見えないところで大きな不安と戦っているのかもしれない」

ふとそう思ったんです。

普段は順調に見えるメンバーでも、うまくいかないことや悩むことはたくさんあるんじゃないかって。

思い返せば当然ですよね。みな何かに挑戦しているわけですから、不安も失敗も伴うのは当たり前。そう考えたら、「憧れ」「かっこいい」と思っていたメンバーが何だか仲間のように思えてきました。取り組む内容、手段、規模感は様々ですが、それぞれが思い描く未来に向かって不安を抱えながらも進み続けているのです。

普通じゃなくてもいいし、不安を抱えてもいい。

これからもたくさんの仲間がいるということを励みに頑張りたいと思います。

きっと、出る杭は打たれない。そう信じています。

 

この記事は100BANCHにまつわる様々なストーリーをメンバーやスタッフが紹介するリレーエッセイ企画です。他の記事はこちらのリンクからご覧下さい。

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