竹専用の接合部「OKINA」で、あり余る地域資源を「宝の山」にする
OKINA
竹専用の接合部「OKINA」で、あり余る地域資源を「宝の山」にする
竹専用の接合部で、あり余る地域資源を「宝の山」にすることを目指した活動を行なっている「OKINA」が主催するイベント『PLAYING NATURE』を100BANCHにて2024年4月21日に開催しました。
『PLAYING NATURE』では自然素材を扱う5つの団体を集めたグループ展と共有資産としての考え方『コモンズ』をテーマとしたトークセッションを行いました。当日の様子を、OKINAの原がレポートします。
『PLAYING NATURE』への参加団体は以下の5団体です。※同日にイベントを開催していた『NOFF』はトークセッションのみ参加
■OKINA
竹専用の接合部「OKINA」で、あり余る地域資源を「宝の山」にする
■Tateru
「点てる」という行為の浸透から、第三の時間を街なかに。
■Octopus Project
未知なる生物「蛸」から、人の社会を問い直す
■TeaRoom
日本の「茶」で人類の「和」を創る!茶の湯で調和の取れた社会を。
■soma no base
林業イノベーターのためのWEBメディア「ソマノベース」から 林業に革命を。
■NOFF ※同日にイベントを開催しており、トークセッションのみ参加
社会の分断を解消し、ONとOFFの境目をシームレスに
会場では各団体ごとにブースを設けました。
ウェルカムドリンクとしてTeaRoomの商品の試飲を提供したり、ワークショップ企画として、Tateruのお茶を点てる体験、soma no baseのたたき染めワークショップ、OKINAの竹を使った椅子作りワークショップ、Octopus Projectの蛸みこしで街を歩くワークショップを行いました。
トークセッションでは『コモンズ』をテーマに1時間程度のトークを行いました。トークテーマについては事前MTGで話し合い、それぞれの活動の共通するテーマを探る話し合いから生まれたものになります。それぞれの活動のキーワードとして竹、木、山、茶畑、文化などがあがり、それらに共通するものとして「コミュニティ(共同体)ではなくコモンズ(共異体)である」「資産を独占するのではなく、共有することで産業を盛り上げ、それによって付加価値を与えることで利益をもたらすこと」などが挙げられ、それらから「コモンズ」というトークテーマを選びました。トークはさらに発展し、「活動を拡大していくにあたりどのようにチームメイキングをしていくか」「今後のコラボレーションの可能性」などトークセッション後にもつながるいい座談会となりました。
来場者について、同日に屋外でイベントをしていたNOFFとも提携してイベントを行えたことや、各団体が集客を行なってくれたことにより、多くの来場者で賑わうイベントとなりました。
OKINAの展示としては各団体のブースにテーブル、テントを設置。OKINAのコーナーにはソファを覆うテントを制作し、心地の良い空間を創りました。
多くの方がOKINAの製品に興味を持ってくださり、収穫のあるイベントでした。
反省点としては、テントの空間の居心地がよく、長居する人が多かったため、深いコミュニケーションを取ることはできたものの回転率が悪く、多くの人と話すことができなかったことです。また、屋外にOKINAの展示物を置けなかったので、一般通行人を呼び込むことができなかったことも反省点の一つです。
本イベントの収穫としては、出展してくださった団体の方々との関係性を構築できたこと、それぞれのノウハウや悩み事などを共有し合えたこと、今後コラボレーションが生まれる可能性を感じられたことです。
ご参加いただきました各団体様、ご協力いただいた100BANCHの方々、ご来場いただいた皆様に感謝申し上げます。
ありがとうございました。