福祉施設に所属するアーティストを "講師"として招く人生美術館
- メンバーズボイス
GARAGE Program メンバーが語る—— “今だからこそ”、未来に向けて大切なキーワード(Vol.3)
あなたは大切にしている“キーワード”がありますか?
新型コロナウイルスの影響で、社会や生活に大きな見直しが必要となり、現在進行形でさまざまな仕組みやサービス、人との関係が変化を遂げています。
未来に向けた実験を日々行う100BANCHのGARAGE Program メンバーは、この変化をどう感じ、何を大切に活動を進めているのでしょうか?
100BANCH編集部は、「今だからこそ、未来に向けて大切にしているキーワード」を各プロジェクトに向けて取材。
未来をたぐり寄せる言葉や想いをリレー形式で紹介します!
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“今だからこそ”、未来に向けて大切なキーワード
HERALBONY:松田 崇弥
キーワード:「出る杭でありたい」
センシティブなことであっても、それが自分が思う正義であればやりきりたい。
コロナ禍においてヘラルボニー(HERALBONY)は福祉の現場をサポートするプロジェクト「#福祉現場にもマスクを」を実施しました。これは非営利活動であり利益が出ない取り組みです。しかし、この取り組みと同様に、私は「自分がやりたい」という気持ちを原動力にいろいろな活動を進めてきました。そして、それが後々、自分たちに何かをもたらしてくれた。
自分がやりたいこと、興味があることは誰かに批判されていても、そこに自分の正義があるのなら、やりきっていきたいと思っています。
■HERALBONY(MUKU)
福祉施設に所属するアーティストを ”講師”として招く人生美術館
https://100banch.com/projects/HERALBONY/
MUSUNDE HIRAITE:菅本 香菜
キーワード:「むすんでひらいて」
活動名でもある「むすんでひらいて」は、私たちが大切にしている言葉でもあります。
人と人、地域と地域、未来と過去、食卓と食の裏側など、おむすびを通してさまざまなモノをむすんでいくことで、それぞれの世界がひらいていく。一人ひとりが想像できる範囲が広がっていくいことで、より優しい未来を創造していけるようになると信じています。
おむすびをむすぶことはもちろん、地域と地域をむすんだり、過去と未来をむすんだり、あらゆる場面の「むすぶ」を大事にして活動していきたいと思っています。
■MUSUNDE HIRAITE
都市と地域をむすぶ「おむすびツーリズム」の実践
https://100banch.com/projects/musunde-hiraite/
Papertype × Shibuya:守田 篤史
キーワード=「なんとかなるさ」
約2年半前、隣家からの貰い火で事務所が全焼し、文字通り全てが燃えてなくなってしまいました。それは新型コロナウィルスの影響以上に厳しい時期でした。そんな経験を超えて、今は新たな活動を進められています。
目の前の問題に一つひとつ向き合っていけば、あの経験も通過点だったんだと思えるようになるのだと実感しています。
世界的なパンデミックにある現状ではあるけれど、必要以上に絶望したり慌てたりすることなく、今やれることを精一杯やっていけば、1年後くらいにはその時なりの未来がやってくると思います。うつむいているだけでなく、前を向いて「まあ、そのうちなんとかなるさ」くらいの希望をもって、いろいろな未来を想像していきたいと思います。
■Papertype × Shibuya
渋谷×紙活字。活版印刷の次の100 年の可能性を発信していく。
https://100banch.com/projects/8745/
Teenet:柳川 優稀
キーワード=「どうにかなるさ」
新型コロナウィルスが出はじめた頃は、大学進学を目指していました。受験に合格するのかもしれないし、失敗をするかもしれない。時間が経つにつれて、コロナが収まるまでは大学進学を控えようとしている自分もいる。
未来は誰にもわからないけど、結果はどうであれ人生は続いていくので、楽観的に「どうにかなるさ」と考える余裕を持って進むことが大切だと思っています。
■Teenet
高校生が「世界とコネクトできる」場所と機会を、高校生が作る
https://100banch.com/projects/Teenet/
lightful:田中 あゆみ
キーワード=「違和感を大切にする」
最近「こうやって生きていていいのかな?」と疑問に感じ、悩むことがあります。感じた違和感を無視して進み続けることも出来るし、その方が楽な選択です。ですが、違和感を無視せず丁寧に向き合い、思考し、自分の生き方やビジョンを考え直すことが、自分の生活を豊かにすること、そして会社経営にも役立つと考えています。
今後も、自分の当たり前を常に疑う姿勢を持ち、人生に対する“違和感”を大切に生きていきたい。そして、“違和感”に気付かせてくれる人や、”違和感”を甘えてくれる人達との対話をもっともっと大事にしていこうと思います。
■lightful
未来の「成績表」と「先生」を、子どもたちの元へ。教育更新への一歩を踏み出す!
https://100banch.com/projects/11183/
100BANCH編集部は、これからもGARAGE Programメンバーの未来に向けて大切にしているキーワードを紹介していきます!
Vol.4もお楽しみに!
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