世界で一番おいしくて、あったかい街として世界に誇れる渋谷をつくる
- メンバーズボイス
「おいしくて、あったかい」プロジェクトと100BANCHでの学びについて——アドベントカレンダー2022
Tasty and Heartful 奥津勝太 [18日目]
こんにちは!「おいしくて、あったかい」プロジェクトの奥津です。
12月も後半になり気づいたら完全に寒さも本格化してきたので、何かあったかいものを食べたくなりますよね。
飲食店を通じてあたたたい街を作りたい
私たちのプロジェクトでは、飲食店を中心としたコミュニティを通じ、渋谷の街に繋がりを作り、あったかい街をつくる、ということを目指しています。
渋谷では人の入れ替わりが激しく助け合いが生まれづらい状況になっていたり、街の課題とは別に飲食店(特に個人経営)では、料理以外の経営の課題(財務、SNSマーケティング等)に十分対応しきれていないケースがあると考えています。
私たちはこれらの課題を解決することを目的に飲食店や渋谷のIT企業、その他の企業や自治体等からなるコミュニティを運営しています。
具体的には、IT企業とグルメ系インフルエンサーの方に協賛していただきSNS勉強会を開いたり、渋谷区の地域通貨ハチペイと協業したり、恵比寿在住で子育てをされているママさんコミュニティの方々の「子連れで行けるお店があまり無い」という困りごとを解決すべく子育てしている人が行きやすいお店を開拓したりということに取り組んでいます。
みんながいつも新しいことに取り組んでいる居心地の良さ
プロジェクトとしてはこのような感じのことをやっているのですが、100BANCHに入居してもうすぐ半年になるので感じたことを書いてみます。
多くの人が言っていると思いますが、100BANCHはみんなが新しい何かに取り組んでいるとても特殊なコミュニティだなと思います。
学校や会社だと何か新しいことを始めたり何かやり方を変えることに対して反対されることも少なくないです。そのような風潮に葛藤を感じることがありましたが、このコミュニティではそういった挑戦にとても寛容なところが素敵なところだなと思います。
このように「考え方が柔軟である」というのはどういうことなんだろうか考えてみると、事実と仮説(その人の意見や考え)を分けて考えることができるということなのかなと思ったりしました。
(みなさんこの辺どう思いますか??)
何か自分なりの考えや意見があるとして、それの根拠としているものが違った時に、自分の仮説は誤りになり得るということを理解している、ということなんじゃないかなと。
こういうことを言語化しているかどうかは別として、そういう自分の頭で考えられる人が集まっているからこその居心地の良さがなのかなと思ったりしています。
学校や会社のような”普通”の日本社会では少しレールを外れてしまうような人(笑)も多様性として受け入れる懐の深さが魅力に感じています。
100BANCHは失敗を許容しながら取り組みを学べる最高の学校
あとは何か新しいものを作るということについて。
学校では一から何かを作るということについて学べる機会はあまり多くないですが、100BANCHはこのようなことを学ぶのにぴったりな環境だなと感じました。
何か自分でプロジェクトや事業を立ち上げたりする場合、学校のテストや会社勤めの給料と違いその結果(金銭的なものもそうでないものも)は自分の努力や苦労には必ずしも比例せず不確実です。
ちなみに今年のイグノーベル賞でも成功は才能ではなく運で決まるという趣旨の研究が話題になっています。
自分自身、何か新しいものを作る時に求められる”不確実性”と向き合い方について、自分でプロジェクトに取り組みつつ他のプロジェクトに取り組むメンバーの背中を見ながら学ぶことで頭だけではなく身体で理解することが以前より出来ている気がします。
自分なりの問いを見つけ、失敗(不確実性)を許容しながら取り組んでいくための考えが学べるという意味では100BANCHは最高の学校だと思います。
そうは言っても正直失敗したくないし、私はとってもめんどくさがりなので無駄な努力はできるだけしたくないなと思っちゃいますが・・・
それでも不確実性とカオスの波を乗りこなす仲間に勇気をもらいながら、挑戦の過程を丸ごと楽しんでいきたいなと今はそう思えています。
この記事は100BANCHにまつわる様々なストーリーをメンバーやスタッフが紹介するリレーエッセイ企画です。他の記事はこちらのリンクからご覧下さい。
100BANCH ADVENT CALENDAR 2022
https://100banch.com/magazine/advent/2022/
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