- イベントレポート
自由な発想で、思う存分「実験」していく ~ GARAGE Program 実験報告会 ~
マンガ×紙活字。活版印刷の次の100 年の可能性を発信していく。
Papertype×Mangaは紙製の活版印刷である紙活字と漫画を融合することによって生まれる表現の可能性の拡張を目指しています。
漫画のデジタルメディア化が進んでいる潮流の中で、改めて原画や紙媒体に目をむけ、そこから今までにない表現や発信の仕方を考え、見つけていきたいと考えています。漫画は本来、より多くの人に届ける為、大量印刷に適した独自の進化を遂げてきました。
そんな漫画の表現と紙活字が融合したときにどんな表現が可能になるのかを挑戦します。
これまで紙活字を使って紙や印刷の可能性をTOKYOのカルチャーの中心である渋谷で発信していく活動をしてきました。
紙活字の可能性を追求していく中で、漫画とコラボすることでこれまでに見たことのない印刷や紙の在り方が生まれる瞬間がみたい。
漫画と紙活字させることは多くの可能性があり、漫画の印刷だけ切り取っても、大量生産を目的とした印刷手法から漫画を描く上での独自の表現が確立されています。(トーン、効果線など)近年ではその表現が印刷上の制約としてではなく、漫画表現として多くの場面で使われるまでになっています。
漫画の持つ可能性と紙活字をコラボレーションさせることで、これからくる小量多品種の時代の新たな表現を生み出せると考えています。
1.紙活字と漫画とコラボレーションするうえで、紙活字のフォント自体をマンガを表現する原稿として拡張する。(漫画活字専用書体の開発)
2.漫画家さんとコラボレーションする。紙活字をキャンバスとし、漫画と活字のコラボの方法をさぐる。(マンガ活字)
3.マンガ活字のアウトプットとして印刷に落とし込む。大量生産が起源の漫画表現が少量多品種のメディアとしての可能性を探る。
4.様々の実験から出てきた可能性を集約し、メディアアートとして発信していく。
マンガ活字をつかったBOOKや展示会など、3ヶ月の研究結果の成果を形にする。
マンガ活字が自分たちの表現だけでなく、多くの人が参加できるようになるようなフォーマットになるような土台を構築していく。
マンガ活字を新しいカルチャーとして渋谷から世界に発信していく。
マンガ活字や紙活字など新しい表現を提案し、紙と印刷が100年後の未来でも時代に合わせながら進化していく。
これからどんどんデジタルメディアになっていくであろう未来だからこそ、紙と印刷がよりかっこいい表現として定着していく。
アートディレクター/プリンティングディレクター守田篤史
アートディレクターと並行してフリーランスのプリンデングディレクターとしても活動している。 印刷・紙加工とデザインのそれぞれの領域を越境しながら新しい表現を模索していく中で、2016年にPaper Parade Printingに参加。 また2013年からコーヒーとクリエイティブの領域を越境することをコンセプトにしたコーヒーブランド moi coffeeを運営している。
和田由理子|プリンター/タイプデザイナー
多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業後スイスバーゼル造形学校在籍中の2009年から紙活字の制作をはじめる。
2015年に紙活字を発表し2016年からPaper Parade Printingとして紙活字作品制作やワークショップなどの活動をしている。
固定概念をこわし、多様なものと掛けあわせながら新しい可能性をつくる冒険中。
一般社団法人マンガナイト代表理事
山内康裕
1979年生まれ。法政大学イノベーションマネジメント研究科修了(MBA in accounting)。2009年、マンガを介したコミュニケーションを生み出すユニット「マンガナイト」を結成し、2020年に法人化し「マンガと学び」の普及推進事業や拠点営業(日本財団助成)、展示事業等を展開。マンガが領域の企画会社レインボーバード合同会社代表社員、さいとう・たかを劇画文化財団代表理事、文化庁メディア芸術連携基盤等整備推進事業有識者タスクチーム員、東京工芸大学芸術学部マンガ学科非常勤講師、国際マンガ・アニメ祭ReiwaToshim共同委員長他を務める。
プロジェクトの歩み
入居開始
「常識にとらわれず、壁をぶち破っていく」5つのプロジェクト 〜 GARAGE Program 実験報告会 〜
ナナナナ祭 EXHIBITION【2F GARAGE】
100BANCH ナナナナ祭2019 キックオフイベント 今年の企画ラインナップを紹介!
注目の渋谷南口エリアで100年先の未来を体感! 「ナナナナ祭」エキシビションが見どころ満載
GARAGE Program説明会&実験報告会
空間設計はRGB_Lightの河野未彩。AIロボットと人間の恋が描かれた映像インスタレーションやマンガ活字、LANDで注文することができる「映画」体験やBUSHOUSEの公開まで多様な展示の数々をご紹介
紙製の印刷用活字「紙活字」を開発するPapertypeが「マンガ」とコラボレーション!作品展をマンガ専門複合施設マンガナイトBOOKSにて開催中
自由な発想で、思う存分「実験」していく ~ GARAGE Program 実験報告会 ~
100BANCHの懸垂幕をアップサイクルした『アートトートバッグ』が渋⾕区のふるさと納税返礼品として販売開始
100BANCHの未来を一挙に体験できる常設展示エリア「Gallery」をリニューアル
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