コミュニケーションの習い事「インプロ(即興演劇)」を子どもたちに広めたい!

IMPRO KIDS TOKYO

プロジェクト概要

インプロは、創造性・コミュニケーション・チームビルディングなどの文脈でカナダ・アメリカでは子どもたちの習い事や学校教育で行われています。
仲間と即興で話を心地よくクリエイトしていく為のインプロの理論・マインドからは、日常で人と関わるうえ大切なことを多く学ぶことができます。
このインプロを習い事として広め、「全ての人が違いを活かして助け合い、挑戦ができる」社会を私たちは目指していきます。

  • 食エデュケーション
  • 11遊・学・働は溶け合い、野生と創造性がむき出しになる
  • #即興演劇
  • #子ども
  • #演劇
  • #コミュニケーション
  • #クリエイティビティ
  • #自分らしさ
  • #学ぶ場
  • #40期

動機

私は子どもの頃、軽い気持ちで医者になると言ったひとことにすごく家族に喜ばれたり、将来の適正チェックで女優が向いていると言われた時、友達から「うける」と流されたことを気にしていて、自分の本当にやってみたいことを封じ込めて、周りの期待される行動や、こうしたら幸せだといわれている行動をしていました。 大学に入り、自分で自分の道を決めていく大切さに気づくも、既に私の身体は自然と相手の期待に応えようと動く癖が身についてしまっていました。 キャリア教育プログラムについて力を入れていた時期もありましたが、インプロと出会い、自分のやってみたいことを言葉にして周りが受け取ってくれる関係性があることが大切なのだ、日常のささいな会話が自分のキャリア形成に大きく影響するのだ、と感じました。 私が子どもの頃に感じた、相手を無理に方向付けたり、否定する会話は、今でも、学校、家庭、等、いたるところでささやかに起こっています。そんな会話の質に気づき、手放せるきっかけを増やしていきたいと思ったのが事業を始めたきっかけです。

仮説

今目の前に起こっていることを受け入れ、そこに乗っかっていく「Yes,and」という考えや、 お話が進まなくなる手法 「blocking」(~いや、でも、などと否定をする) 「wimping」(たぶんね、~かもしれない、と責任を回避してあいまいにする) 「gosipping」(自分と相手とは関係ない第三者の噂話ばかりする)等 インプロには様々な理論があります。 また、うまくいかなかったら「もう一回!」と何度でも挑戦できるように失敗を楽しめるようなマインドを育むゲームなどもあります。 これらの理論やマインドを学ぶワークを行っていく過程で、不確実な中に仲間といることに慣れて未知を楽しめるような関係性を創っていくことができます。 これらのマインドセットを獲得することにより、日常会話の質も変わりより自分らしい進路選択ができたり、仲間に頼りやすくなる。またこのマインドセットを共通に持つ仲間のコミュニティと繋がることで人生で困った時の支えとなると考えます。

実験

習い事として決めるまでの知る→体験する→入会する、の流れを太くするために、以下の実験を行います。

【知ってもらう実験】 メディア掲載・コラボワークショップ・SDGs系のイベント参加・SNSの発信の文言やコンテンツの精緻化

【体験してもらう実験】コラボワークショップ・インプロショーにお客さんとして参加していただく

【申し込みに関する実験】HP、スムーズな案内の道筋のブラッシュアップ

【アフターケアの実験】Slackでの保護者・子供たちのコミュニティがあり、現在30名ほどの親子が登録してくれています。 より日常生活にインプロのマインドセットを落とし込め、大人も子どももクリエイティビティに溢れたSlack

 

目標

【知る】

・メディア掲載5件・コラボワークショップ5件・SDGs系のイベント参加・SNSの発信の文言やコンテンツのガイドラインが完成している。

【体験する】

・100banchで親和性が高いプロジェクトさんや企業さんとのコラボワークショップ(3件)・教育関係機関とのコラボワークショップ・小学校とのコラボワークショップ(5件)

【申し込み】

・信頼度の高い案内の完成

【アフターケア】

・参加した人が他の人に伝えたくなったときに伝えやすくなるコンテンツが決まっている

未来

現在通っている子どもたちの中に「インプロの先生になりたい」と言ってくれる子が数名いる。その子たちが将来「インプロの先生」になれるように、インプロの知名度をあげ、コミュニケーションの習い事としてより多くの親子が安心して選べる状態になっている。

プロジェクトリーダーへ一問一答

  1. あなたははどんな風に育ちましたか
    小さい頃からとにかくホームパーティー三昧の生活でした。お誕生日会が豪華で、学年の女子全員を招待して2日間に渡って開催を行なったり、海外からの留学生がホームステイしたり、家庭集会で色んな大人がお茶しながら聖書について学んだり・・・生粋のパリピ家庭でした。みんなで何かを集まってやることが好きで、人との繋がりを感じる温かいことを行なうのが好きでその経験が、現在のIMPRO KIDS TOKYOの「仲間と共に創る」事業スタイルに繋がっています。インプロショーをやるときも、「ホームパーティーのようなショーにしよう!」とお客さんとのつながりを大切に行っています。
  2. 渋谷の街のエピソード
    事業をはじめた時経営の右も左もわからず、経営を学ぶためにやっていたアシスタントの勤務先が渋谷タワレコの横にある大きなイケてるビルでした。帰り道におしゃれな洋服屋さんをウインドウショッピングして帰るのが好きで、毎回、明治神宮前・渋谷・表参道など、どの駅から帰るかわくわくしながら退勤していました。
  3. メンバーたちの意外な一面
    まいきー(我妻)は愛犬とブラッドピットのことで頭がいっぱいです。
    ずねころは(松島)穏やかな話し方とは裏腹に、ふつふつと熱い想いがあり激情型な部分があります。
    めろちゃん(森)はリーダーを支える人として生きていく覚悟をしている。他にもインプロバイザーとよばれる即興演劇のプレイヤーが講師として15名程仲間でいます。
    私自身がなんでもそつなくこなせるタイプではないので、私が困った時はそれぞれがインプロのショーみたいに前のめりで仕事をtake(かわるがわる率先してとっていってくれるかんじ)していってくれます。
    ミーティングやワークショップのはじめには「元気度チェック」をしていて、今の自分の心身の状態を5段階で伝え合い、今日の自分はどんな状態か、どう関わってほしいかというのを伝え合えて、助け合える文化があるのはインプロのマインドを共通言語に持っているおかげだなと思います。
  4. 意気込みをお願いいたします!
    インプロの合言葉である「頑張らない(be average)」で、メンターの加藤さんをはじめ、関わってくださる全ての方々に愛とユーモアを持って関わります♪
    インプロの合言葉、give your partner a good time.を大切に、携わってくれた人たちそれぞれに色んな形の「いい時間」が流れるようなプロジェクトにしていきたいと思っています。

プロジェクトメンバー

  • 共同代表下村 理愛

    1989年生まれ富山県出身、筑波大学大学院教育研究科卒業。画一的な教育をしっかり受けた高校時代を過ごす。大学時代に、違いを生かし助け合うインプロに感銘をうけ、舞台出演・海外留学を精力的に行う。卒業後は株式会社LITALICOにて約4年間、発達障害のあるお子さん向けの指導員をしながら本事業を立ち上げる。

  • 共同代表我妻 麻衣

    1987年埼玉県出身。幼少期を過ごした東北での震災をきっかけに、「お芝居をしてみたい」という気持ちに動かされ演劇を始める。芸能事務所での活動の傍ら、インプロを学び、パフォーマーとしても活動している。インプロ・演劇の教育的価値を感じ、学校や教育機関での講師も行う。

  • アシスタント松島 和音

    1999年東京生まれ。東京女子大学コミュニケーション専攻3年次在籍。東京学芸大学高尾隆ゼミにて表現教育やインプロについて学ぶ。公文教育研究会、聖徳大学附属取手聖徳女子中学校・高等学校にて学校での指導を行う。トビタテ留学JAPAN日本代表プロジェクト12期でアメリカのインプロ劇場へ留学予定。即興ピアニストを目指して練習中。

  • 事務森 純子

    1995年静岡県出身。埼玉大学にて教育を学びながら、ミュージカルや演劇活動を続ける。大学卒業後に出会ったインプロに教育的価値を感じ、自らインプロを学びながらも、広報や俳優のアシスタントとしての活動を行っている。

メンター

  • 世界株式会社 / CEKAI 共同代表加藤晃央

    武蔵野美術大学4年在学中にクリエイティブマネジメントカンパニーである株式会社モーフィングを設立。美大生やクリエイター向けメディアの立ち上げや、企業との共創によるプロジェクトマネジメントを行う。2013年、独立した個が集結できるアソシエーションCEKAIおよび世界株式会社を共同設立。日米を拠点としてグローバルに活動する組織において、自律分散的な仕組みづくりや場づくりに従事。クリエイターの可能性を高め、繋げ、拡張させることをミッションとし、究極の裏方を目指す。

    加藤晃央さんのページを見る

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