アメリカミズアブを使った食品リサイクルで フードロス問題を解決へ!

Grubin

プロジェクト概要

世界一のフードロス大国と言われる日本の食糧廃棄問題を解決するとともに、食品リサイクルをよりかんたんに高速で行えるようにするためのアメリカミズアブの活用プロジェクト。1日に自重の2.5倍の生ゴミを食べるミズアブの幼虫の特性を利用し、社食やレストランなどで出た生ゴミを分解し、また育った幼虫を飼料化する実証実験を実施中。

  • 食フード
  • 04自然と人間との共棲(シンビオシス)関係が深化する
  • #フードロス
  • #昆虫
  • #リサイクル
  • #ごみ問題
  • #アメリカミズアブ
  • #サスティナブル
  • #24期

動機

サークルの活動で訪れたカンボジアで見た、道のあちこちに散らばって悪臭を放つ生ゴミ。不衛生な環境から数多くの人が深刻な建国被害を受けている現実を目の当たりにし、このゴミ問題を解決する方法はないかと考え始めました。

仮説

アメリカミズアブと呼ばれるハエの一種が高い生ゴミ分解能力を持つことを知る。このアメリカミズアブの飼育装置をカンボジアにオンサイト設置して生ゴミ処理をし、成長したミズアブを資料として販売すれば、持続可能な生ゴミ分解のビジネスが展開できるのではと考える。

実験

現地に一ヶ月住み込みで事業の展開方法を模索するも、カンボジア特有の難しさから事業を一時断念。日本国内で食品リサイクルの新しい方法として展開することに変更する。現在はクックパッド本社での生ゴミ分解実験、沖縄でのミズアブの飼料化実験を行なっている。

目標

さまざまな食料をミズアブに与えそれぞれの分解速度や食べ残し具合などについてデータを蓄積することで、実証フェーズから事業に移行するための足がかりを掴む。

未来

アメリカミズアブの生ゴミ分解・飼料化を、食品リサイクルの新しいインフラにする。

「プロジェクトリーダーへ一問一答」

  1. 「あなたはどんな風に育ちましたか?」
    父、母、妹との四人家族。京都の山奥で、たくさんの生き物に触れながら育ちました。幼い頃から好奇心旺盛で、特に大好きな生き物になると周りのことを忘れて夢中で遊ぶ少年でした。父が整体師を務めている影響もあり医学部医学科に進学、国境なき医師団を目指しています。
  2. 渋谷の街のエピソード
    大学からわずか二駅の渋谷駅。友達とのカラオケも彼女とのデートもサークルの飲み会も、渋谷は思い出の場所です。
  3. メンバーたちの意外な一面
    プロジェクト立ち上げ時から参加してくれている山田くんは、仕事面ではもちろんプライベート面でもいつも遊んだり相談したりしてくれる掛け替えのない存在です。
  4. 意気込みをお願いします!
    ミズアブが好きな気持ちを忘れず、フードロス問題の解決に向けて一歩一歩歩みを進めていきたいと思います!

プロジェクトメンバー

  • 代表川本 亮

    東京大学医学部医学科3年。趣味は毎日のコーヒーと、ミズアブを食べること。現在ミズアブの幼虫を自分の部屋で飼っている。

  • 副代表山田 陸

    東京大学工学部物理工学科3年。Grubinチーム発足時より事業に携わる。趣味はスキーと大相撲観戦。

  • 広報担当小宮 澄音

    今春、東京農工大卒業。つい先日Grubinにジョイン。

  • 現場責任者森崎 慶司

    東京理科大学経営学部3年。沖縄での実証現場責任者を務め、ミズアブの飼育にも携わっている。

メンター

  • The OPEN BOOK 店主田中 開

    1991年東京都出身。早稲田大学基幹理工学部卒業、現在は同大学院に在籍中。祖父はゴールデン街をこよなく愛する、直木賞作家の田中小実昌氏。その縁もあり、この街にレモンサワー専門店【THE OPEN BOOK】をオープンする。

    田中 開さんのページを見る

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