異文化の混ざり合う暮らしのきっかけをつくり、 多文化共生をもっと当たり前に!

GLOBAL MICRO TOUR

プロジェクト概要

多文化共生を、もっと当たり前にしていくために活動するプロジェクトです。
根底に異文化を持った人々から、日本人だけでは生まれない発想や考え方を学び、それを活かして新しい価値の創造につなげます。
入居中は、日本にある外国人コミュニティを旅する「グローバルマイクロツアー」を実施していきます。

  • 食コミュニケーション
  • 05異質同士でコミュニケーションしている
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動機

カナダのトロントに留学した際に、本当に様々な国籍や民族の人が混ざり合って暮らしているのを見てから多文化共生に興味を持ちました。そして、昨年引っ越した場所がたまたま日本の中で一番エチオピア人の方が住んでいるエリアだったことで日本での「多文化共生」に興味が出てきたというのがきっかけです。コロナで渡航が難しくなったタイミングと重なったこともあり、留学や旅を予定していた学生の方などにもきっかけを作りたいという思いが強くあります。

仮説

日本には、たくさんの在住外国人の方々が暮らしています。異なる文化を根底に持つ人たちが交わることが非常に大切だと考えていますが、普通に日本で暮らしていてなかなかお互いの交流機会はありません。企画や場づくりを通して交流機会をつくることで、日本で暮らす在住外国人の方たちと共に暮らすことをより当たり前にできると考えています。互いの文化を混ぜ合わせて全く新しいものを創造したり、日本在住の外国人の方々へのネガティブなイメージを払拭することも可能だと思っています。

実験

グローバルマイクロツアーという、日本の中の外国人コミュニティを旅するツアーを企画/開催します。身近なところで感じられる異文化に触れることで、日本在住外国人の方との交流に関心を持ってもらえるきっかけをまずは作っていこうと思います。現在、海外に行くことができなくなってしまった学生/社会人の人たちなどに対して、国内で世界一周という形で行っていければと思っています。その他、在住外国人の方へのインタビュー、共同でイベント・ワークショップ開催、外国人コミュニティのMAPなどもつくります。

目標

グローバルマイクロツアーの定期開催をして、ツアー中の発見などを元に改善を重ねていきます。また、知ってもらうきっかけをつくるためにイベント・ワークショップを開催予定。そこから派生して、記事や動画コンテンツをつくって発信をしていきます。まだネット上などにないリアルな外国人コミュニティなどの情報の蓄積も都度していく予定です。まずは地道に現地でのつながり作りから。

未来

国籍や民族を問わず、日本のあちらこちらで異文化交流が常日頃から行われている日本。その文化交流を通して、新しい創造や価値が生まれる瞬間をつくっていきます。

プロジェクトリーダーへ一問一答

  1. あなたははどんな風に育ちましたか
    両親はベンチプレスを通してジムで知り合い、生まれました。小学校は空手、中学校は弓道、高校は柔道という、なぜか武道三昧の日々。スポーツが苦手で、学生時代はゲームをやったり、絵を描いたりというインドア派。身近な人の死から「生きる意味とは何か?」をずっと考えながら学生生活を送っていたこともあり、大学生の時に、日本からタンザニアまでの「人類の起源を辿る旅」をしました。旅を通して、冒険と創造、そして繋がりこそ生きる上で大切なことだと感じ、何を血迷ったのか旅から帰国後は新卒フリーランスで活動を始めました。
  2. 渋谷の街のエピソード
    100BANCH前の渋谷川沿いで、聖なる儀式「うどんセレモニー」を外で開催したことが印象に残っています。最近だと、PARCOの最上階にある「任天堂ショップ」がめっちゃ楽しかったです。「遊び」って大事ですね!
  3. メンバーたちの意外な一面
    「けんくん」突発的な行動力。急に農家になったり、本屋になったり、毎回驚かされます。
    「のじくん」ミネソタ大学に通っているのに、オンライン授業だから日本で無人島いたりする。
    「恵子さん」超アクティブで、音楽を通した人をつなぐきっかけづくりをしている。
    「純平さん」フランスに何年もいたのに、そんな感じを一切感じさせない空気感。
    「ミアンくん」普段は学校の先生で超多科目を教えている。めっちゃフレンドリー。
    「たまきさん」フランス語のmeetupをやっていて、たまたま最近知り合いの店で開催しててびっくり。
    「ゆうさん」いつもマイクロツアーをする時一緒に回っていて、国を超えた繋がりが多い。
  4. 意気込みをお願いいたします!
    冒険と創造のきっかけをつくります!!

プロジェクトメンバー

  • Soft. Guest house / Designer大塚 誠也

    1995年、神奈川県川崎市生まれ。 ハード(建物)を持たないソフトだけの概念的ゲストハウス「Soft. Guest House」を2019年に開業。場づくりやコミュニティに関するプロジェクトを行っている。 学生時代には、日本からアフリカの人類発祥の地まで「人類起源の旅」へ。キリマンジャロ山登頂後、帰国。旅をしたのち、人間が現代で楽しく生きるためには「冒険」と「創造」が必要不可欠なのでは、という考えに行き着き、現在は「冒険と創造のきっかけづくりの場」をつくるために活動中。

  • 関 賢太郎

    1994年、岩手県盛岡市出身。 学生時代のアメリカ生活や南米エリア担当の添乗員、新潟のれんこん農家と東京での2拠点生活などの経験から、自然や多文化にまつわるコミュニティに参加、イベント開催も行なう。 言語や文化も異なる同士で、時間を共に過ごすことそれ自体が前向きな感覚となり日々の生活のエネルギー、インスピレーションとなることを体感。場所や時間に縛られず、そのような感覚を感じられる場をつくっていきたい。 現在は書店員として、つながりの見えにくいもの同士の文化や価値観が接続しあえるような店づくり、選書を意識して取り組んでいる。

  • 野地 雄太

    ミネソタ大学社会学専攻5年。福島の高校卒業後、リベラルアーツを学ぶために渡米。留学中に感じた孤独感や米国社会の分断をきっかけに、多文化共生に興味を持つ。外国人と日本人が歩み寄り、文化や言語の垣根を越えて人々が混じり合う地域社会をつくるため、ご飯会や対話イベントなどを開催している。

  • 東 恵子

    1993年、東京都台東区出身。 日中のハーフとして生まれ両国の摩擦を感じながら幼少期を過ごす。大学時代の4年間は国際生と共に地域で300以上のコンサートを開催。 時間や空間を共有し、人と人とから生まれる共感こそが人々の強い結びつきを生むと実感。 2019年に音楽団体として【一般社団法人shares】を創立。現在は外国人を含むメンバーと共に音楽訪問や互いに言語を学び合う会など、人々が繋がるきっかけを作り続けている。

  • ミアン・ヤタコ・ビラル・ジャヴェド

    日本に来てから11年も経ち、ペルー国籍です。日本大学の航空宇宙工学科の卒業生です。楽観的な性格で笑うことが好きです。趣味は器具トレーニングと料理する事、また色んな国の友達を作る事を楽しんでいます。 現在県立高校でSSH(スーパーサイエンスハイスクール)プログラムの一部で高校生達の科学研究のマネジメントしながら、海外で活躍できる学生の育成プログラムを計画・実施中。

  • 北原 たまき

    1995年東京都生まれ
    仏語圏の文化や生活に関心を抱いたことから学生時代はフランス語と建築史を専攻。
    在学中にスイスに留学したことを通して、日本で人々の交流やつながりの場やフランス語学習ができる機会を増やしたいと思いたつ。現在は東京を中心に日本語やフランス語学習者向けのmeetupを運営。普段は人材系企業の一会社員

  • 大石 純平

    パリ第一大学開発経済社会学研究所コミュニティ開発学修士。 2歳の頃から多言語、多文化、多世代が日常にある環境で育ち、多様性の面白さを実感。世界中の人と友達になることを夢見る。大学では国際協力を多角的な視点から学び、卒業後、人と人の繋がりに無限の可能性を感じコミュニティ開発を学ぶため渡仏。 現在は、誰もがありのままに自分を創造している日常づくりを研究する傍ら、日常の彩りを言葉や写真で紡いでいる。特技は失くしものを見つけること。

  • 横山 由佑

    大学で国際関係学を専攻し、難民問題をとりあげるサークル活動や1年間カナダに留学し様々な文化や宗教、考え方を持つ人々と出会ったり暮らしたりした経験から、日本の多文化共生、特に外国籍児童の就学問題に興味を持つ。 普段はシステム開発の会社でプログラマーをしており、上記の問題を解決できる何かシステムを作れないか模索中。

メンター

  • &Co.代表取締役/Tokyo Work Design Weekオーガナイザー横石 崇

    多摩美術大学卒。2016年に&Co.を設立。”個育て”を軸にしたブランド開発や組織開発、社会変革を手がけるプロジェクトプロデューサー。アジア最大規模の働き方の祭典「Tokyo Work Design Week」では3万人の動員に成功。鎌倉のコレクティブオフィス「北条SANCI」や渋谷区発の起業家育成機関「渋谷スタートアップ大学(SSU)」、シェア型本屋「渋谷◯◯書店」などをプロデュース。法政大学キャリアデザイン学部兼任講師。著書に『これからの僕らの働き方』(早川書房)、『自己紹介2.0』(KADOKAWA)がある。

    横石 崇さんのページを見る

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