観客の視点をベースにしたスイッチングを実現し、 新しい映像配信の体験を作りたい

Audience-based Switching

プロジェクト概要

舞台から客席に向けられたカメラより検出した観客の視点をベースに、舞台演劇のライブ配信のスイッチング、および編集を行います。配信時のスイッチング・編集の手間を軽減し、舞台演劇自体がより広く知られる一助となることを目指します。

  • 食エンターテイメント
  • 01人とテクノロジーは互いに挑発し創発する
  • #演劇
  • #テクノロジー
  • #視点
  • #画像解析技術
  • #スイッチング
  • #54期

動機

舞台演劇を始めて、劇場に来られない方に見ていただく機会である『配信』を実施するか決める際に、手間・費用面で頭を悩ませる場面を何度か見た。もちろんプロの手によって仕上がる映像に勝るものはないが、ある程度の質の動画を低コストで作る方法があってもよいと思った。

仮説

舞台上のどこに注目してもいいというのが舞台演劇の魅力の1つである一方、舞台上では見てほしいところに視点を集めるような工夫を行うこともある。
お客様の視点をベースにスイッチング・編集を行うことで、良質な映像が作れるのではないか。

実験

  • 観客の視点をベースにしたスイッチング
  • 編集を実装した場合、どのような映像ができあがるのかを確認する

目標

  • 観客の視点をベースにしたスイッチング
  • 編集の実装
  • 複数パターンのスイッチングロジックを実装しての比較

未来

ライブ配信時のスイッチング、および映像作品を作る際の編集の負担が減り、舞台演劇を行う人が配信をより手軽に実施できる世界

プロジェクトリーダーへ一問一答

  1. あなたはどんな風に育ちましたか?
    大学・大学院で情報学を専攻し、新卒で大阪の放送局に入社。営業および配信事業の部署で5年半勤めた後、舞台俳優になるため退職して上京。それらの経験から、舞台演劇の配信における試行錯誤を行っていきたいと思うようになりました。
  2. 渋谷の街のエピソード
    路線図を見るのが好きなのですが、渋谷は色んな路線が通っていて便利だな〜といつも思っています。
  3. メンバーたちの意外な一面
    エンジニアの中原くんは昔バク宙ができました。
  4. 意気込みをお願いします!
    たくさん試していきたいです!

プロジェクトメンバー

  • 株式会社科学計算総合研究所/舞台俳優
    藤井 亮輔

    1990年香川県生まれ。京都大学・大学院で情報学を専攻。新卒で入った放送局でCM営業や配信事業を経験した後、転職。転職後は会社員をしながら舞台俳優として複数の舞台に出演。これらの経験から、舞台演劇の配信の最適化に貢献したいと思い、Garage Program に応募した。

  • ヤフー株式会社中原 匠

    1991年兵庫県生まれ。京都大学・大学院で情報学を学び、画像処理について触れる。新卒でヤフー株式会社にエンジニアとして入社。また学生時代は劇団に所属し、役者・音響として舞台に関わる。

メンター

  • 株式会社Shiftall 代表取締役CEO岩佐 琢磨

    パナソニックにてキャリアを始め、2008年に株式会社Cerevoを起業し30種を超えるIoT製品を70以上の国と地域に販売。2018年4月新たに株式会社Shiftallを起業し、複数のIoT機器を開発・販売。2021年からはVRメタバースに軸足を移し、家庭用モーショントラッキング機器 ‘HaritoraX’、 防音Bluetoothマイク’mutalk’やVRヘッドセット’MeganeX’など多数のメタバース関連機器を手掛ける。

    岩佐 琢磨さんのページを見る

Audience-based Switchingをシェアする

  1. TOP
  2. PROJECTS
  3. Audience-based Switching

100BANCH
で挑戦したい人へ

次の100年をつくる、百のプロジェクトを募集します。

これからの100年をつくるU35の若きリーダーのプロジェクトとその社会実験を推進するアクセラレーションプログラムが、GARAGE Programです。月に一度の審査会で採択されたチームは、プロジェクトスペースやイベントスペースを無償で利用可能。各分野のトップランナーたちと共に新たな価値の創造に挑戦してみませんか?

GARAGE Program
GARAGE Program エントリー受付中

2月入居の募集期間

11/26 Tue - 12/23 Mon

100BANCHを応援したい人へ

100BANCHでは同時多発的に様々なプロジェクトがうごめき、未来を模索し、実験を行っています。そんな野心的な若者たちとつながり、応援することで、100年先の未来を一緒につくっていきましょう。

応援方法・関わり方