落書きを犯罪として無視するのでなく、
その魅力を体験し、街の見方を変える
Post-Graffiti
プロジェクト概要
今回のプロジェクトではグラフィティから犯罪性を払拭し身近なものに置き換えることによって、街の見方を変えていく。私たちは街の消えることないグラフィティへの興味を煽れる作品の制作、展示を通してグラフィティとの共存を支持する。
TAG
#クラシ
動機
グラフィティは迷惑だけどカッコいい!
仮説
自己表現の一種であるグラフィティは街をアートに染めているがそのような観点から見られることは少ない。犯罪性が圧倒して視野に入っても見ないようにするのが一般的であろう。そのような現状があるのはグラフィティの見方を知るものが少ないと考えた私たちはグラフィティ見物入門としてのポストグラフィティの認識を広げていく。犯罪性を払拭し身近なものに置き換えたポストグラフィティを発表することによってグラフィティの見方を変えていく。
実験
ポストグラフィティの認知拡大。
1. 作品制作
2.渋谷の街または店に作品配置
3. 認知拡大:SNS発信、展示会
4. 観客からのフィードバックを通した改善
目標
ポストグラフィティの可能性を見出す。
1. 5以上の意図の違うポストグラフィティ制作
2. 最低5つの場所に作品配置
3. グラフィティコミュニティへの参加
未来
グラフィティの魅力を発信し、街の興味、グラフィティ見方に変革を起こすことによって100年後でも廃れなく更なる進展のある未来を目指す。
リーダーインタビュー
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あなたはどんな風に育ちましたか?
図工や美術が好きで好きなことに関してはまさに夢中でした。 -
渋谷の街のエピソード
家から近い方なので結構行きます。高校時代は渋谷卓球倶楽部で卓球したり。表参道へ行くときは渋谷で降りてFREITAGに寄ります。育って実感するのが、歳を重ねてもその歳の好みが渋谷には常にある気がします。シブヤ系のpizzicato fiveが好きです。 -
メンバーたちの意外な一面
相方の三浦氏とは高校の同級生で、一生面白いと思える友人です。 -
意気込みをお願いします!
よろしくお願いします!
PROJECT TEAM
野口陽向
代表/グラフィックデザイナー
1999年東京生まれ、都会的に育つ。大学でグラフィックデザインと出会う。社会と積極的に関わる仕事的な側面と、アート、作家的側面を同時に有する形態に深く共感する。作品では、もつ詩性や機能的側面を、相乗効果的に同居させようと考え制作している。社会的に重要なこと、自分がたのしいことを同時に考え、続けてゆきたい。
三浦慈朗
コンテクストデザイナー
1999年神奈川県生まれ、海と犬、猫に囲まれて育つ。中学までは自然の中で様々な生き物と戯れていたが、高校から大学は虫一匹いない東京のど真ん中で学校を通うことになった。都会の不安定さと一定のリズムに魅了され街の徘徊者となる。東京は景観の変貌が激しくはあるが、その土地の特色は健在し続けている。この無秩序的秩序を保ちつつ成長している有機的な街は僕の心の支えになっている。そんな場所で僕が介入していくことによって街に小さな違和感をもたらしたい。
斎藤有里
グラフィックアーティスト
大学で映像表現を学び、アニメーション、3DCGを媒体として作品を制作している。それぞれのメディアの特性と自らの感性を身体の中で循環させながら、作品を作る。パニック、カオスなものが好み。雪国生まれ雪国育ち。
mentor秋吉浩気
VUILD株式会社 CEO
VUILD株式会社CEO。アーキテクト/メタアーキテクト。1988年大阪府生まれ。芝浦工業大学工学部建築学科にて建築設計を専攻。慶應義塾大学ソーシャルファブリケーションラボにてデジタルファブリケーションを専攻。