お米の温もりを通して、 忙しい現代人に幸せを届けたい

comel

プロジェクト概要

comel(コメル)とは、“想いを込める”という意味です。毎日の生活の中で、わたしたちが届けるお米のプロダクト/イベントを通じて、食事をする瞬間のバックグラウンドにある、1人1人のストーリーや気持ちに寄り添いたいと考えています。自分の暮らしと改めて向き合ったり、自分なりのペースで楽しく生きる人を増やすことが目標です。

  • 食フード
  • 02絶滅寸前で救われた文化が未来の豊かさの源泉になる
  • #米
  • #おいしさ
  • #食文化
  • #日本文化
  • #アップデート
  • #温故創新
  • #39期

動機

僕は刑務所にいた頃、「食べたい」と心から思えるものを食べられない…という状況で過ごしていました。そんな中でも、基本的に麦飯とお米の混ざったご飯でしたが、年に数回だけ白米を食べられる時期があり、それが唯一の楽しみでした。その時の白米があまりにも美味しく感じて、その味が忘れられず、出所後すぐに“ごはんソムリエ”の資格を取得して、夢中でcomelを立ち上げました。

そして、久しぶりに忙しい社会に触れる中で、「この“お米”を通じて、現代人に温もりを届ける必要がある」と感じるようになりました。それも、ハイテクな機会で大量生産された食べ物ではなく、こだわりのある農家さんたちが、“心を込めて作ったお米”にこそ、意味があると思うようになりました。

こうしてお米を通して、多くの人を笑顔にしたいと、素直に心から願い始めたのが、comelを立ち上げたきっかけです。

仮説

新型コロナウイルス発生後ニューノーマルな世の中になり、特に中食の需要が増え、それぞれの健康意識が上がってきたように感じます。

それでも、日本の都心に暮らす方の中には、忙しいからという理由で、まだまだ“健康的”とは言いきれない食生活を送る方が多いように思います。また「お米を炊飯する」ような、きちんとした食事を準備することを面倒に感じていたり、あまり問題視していない方が多いように感じています。

健康面以外でも、きちんとした食事から得られる「心の安らぎ」や「暮らしの豊かさ」「一緒に食卓を囲む相手とのコミュニケーション」も、なんとなく済ませてしまっている食事だと、気がつくこともできないと思っています。

そんな風に忙しい毎日に忙殺されてしまっている人にこそ、comelのお米を通じて、食事の重要性をはじめ、「本当に暮らしを幸せにしてくれるものとは、なにか」ということを伝えていきたいと考えています。

実験

東京都心の家庭に毎日炊き立てのお米を届ける

1.パートナー飲食店を探す

2.飲食店への炊飯実習

3.飲食店から配送

4.飲食店に米の卸し契約

5.ゴーストレストラン(おにぎりのサブスクリプション展開の前準備)

目標

・PSF達成(炊き立てのご飯を届ける)  

 ▶︎ペルソナの選定  

 ▶︎お米の選定  

 ▶︎パートナー飲食店見つける  

  ■炊飯実習      

未来

日本におけるお米の定義を変え、お米をスーパーフードとして米食文化が世界各地で始まること

プロジェクトリーダーへ一問一答

  1. あなたははどんな風に育ちましたか
    自暴自棄な10代を過ごしていましたね…。その行く末に、刑務所に収容された経験があります。1年半におよぶ独房⽣活の中で、僕は“食の重要性”に気付く体験をしました。そんな自身の経験から、comelは始まったんです。
    いつも⾷欲がなかった僕は、何を食べても味気なく感じ、体重が激減。そんな中で、年に数回だけ⽩⽶を⾷べられる機会があり、その時に、「お⽶ってこんなに美味しいんだ」と涙が⽌まらなくなりました。そこでお米の持つパワーを身をもって実感し、出所後、「お⽶で人々の生活に温もりを与える事業をやろう」と決心し、“ごはんソムリエ”の資格を取得することに。
  2. 渋谷の街のエピソード
    職人などをして淡々と生活を送っている時(17歳の時)に、渋谷でイベントを運営している友人に誘われ、渋谷デビューを果たしました。
    イベント団体として、高校生たちが100人くらい集まった時のワクワク感は、とても凄かったです。その後、イベントの代表も勤めました。当時は、1500人の集客に成功したりもしました。10代のほとんどは、24時間渋谷に入り浸っていて、特に思い出のある街だと思います。
  3. メンバーたちの意外な一面
    「クリエイティブチームとして、最高!」と言いたいほど、優秀なチームだと思います。Comelを始めて、クリエイティブ制作に携わるのが初めてで、右も左も分からなかったので、心強い味方ができて本当にありがたいです。みんなクリエイターとして、とてもストイックですが、話すと気さくな人ばかりです。
  4. 意気込みをお願いいたします!
    これは僕の個人的な意気込みでもありますが、「刑務所に行っても、人生をやり直せる」ということを、自分の人生を持って証明する!というのも、comelのビジネス目標以外として、ミッションにしています。刑務所は極端かもしれませんが…、僕自身が頑張る姿で、「上手くいかず、落ち込んでしまっている人」を勇気づけられたらいいなとも思っています。その一歩として、今回の100BANCHに参画させていただきました。
    よろしくお願いいたします。

プロジェクトメンバー

  • 代表沼倉 大将

    株式会社Fooppy代表取締役CEO兼ごはんソムリエ。刑務所にいた歴があり、そこでお米を中心とする食への価値観が一変。出所後、ECサイト運用のコンサル企業に入社し、マーケティング部門を担当。同時期に自らの足で全国の農家を訪問し、“ごはんソムリエ”の資格を取得。2020年5月に株式会社 Fooppyを起業し、「お米を通じて、現代人の暮らしに温もりを」届けるため日々邁進中。

  • クリエイティブディレクター兼デザイナー吾郷 達哉

    エディトリアル出身、グラフィック、ロゴ、webなどのフリーランスデザイナー屋さん。 ハワイで働いたのちに拠点を東京に移して、国内外の仕事をチョロチョロやってます。

  • クリエイティブディレクター竹島 亜莉紗

    ファッション・旅・美容などのコンテンツをディレクションするフリーランス編集者/ディレクター。女性ファッション誌『ar(アール)』に在籍したのち独立。雑誌などを中心に、様々なメディアで幅広く活動中。最近は、写真集や広告なども手がけている。

  • カメラマン三浦 一喜

    Freelance Photographer. 都内写真スタジオ4年間勤務⇨2018年3月独立⇨同年8月個展『言葉以上に』開催⇨ 撮影:芸能・声優(アニメ好き)・アパレル・物撮り等。 米だいちゅき!

  • アシスタントディレクター宮﨑 陽菜

    福岡在住のデザイナー。田舎育ち。人見知りの人好き。幅広く手を突っ込んでここに至る。紙媒体の仕事を1年間経験後、UI/UXデザイナーに転身。文章もかける。面白いことがしたい。

  • 動画クリエイター安井 健人

    1995年東京生まれ。2018年日本大学卒業。 同年、新卒でベンチャーの不動産会社に入社。 BtoCの飛び込み営業を経験。半年で脱サラ。 のちに個人事業で様々な企業と業務提携し営業代行事業を約1年間経験。 その後、独学で映像制作を学び始め、 現在はフリーランスの映像ディレクターとして活動している。 また、有名インフルエンサーを起用したYouTubeチャンネル「ちーるあうと」の プロデューサーなど多岐に渡り活動している。

  • 営業森内 蒼

    フリーランス向けプラットフォームを運営する会社でセールスを担当。全国の自治体の移住に関する施策のサポートの経験や、海外留学の経験有。目指す姿は「プロのミーハー」

メンター

  • The Human Miracle株式会社 代表取締役/クリエイティブディレクター小橋賢児

    1979年、東京都生まれ。88年に俳優としてデビュー、数多くの人気ドラマに出演。2007年に芸
    能活動を休止後、『ULTRA JAPAN』のクリエイティブディレクターや『STAR ISLAND』の総合
    プロデューサーを歴任。500機のドローンを使用した夜空のスペクタルショー『CONTACT』は
    JACE イベントアワードにて最優秀賞の経済産業大臣賞を受賞。
    東京2020パラリンピック競技大会閉会式のショーディレクターを務める。
    その他、地方創生、都市開発に携わるなど常に時代に新しい価値を提供し続けている。

    小橋賢児さんのページを見る

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