- イベントレポート
自分らしさを明確にして活動を進める—— 実験報告会 & メンタートーク(KESIKI 石川俊祐さん)
次世代SNS『artics』は感性の共鳴を創出し
あなたをアーティストに変える。
私たちは、「文化を創造」していくアーティスト•エンジニア集団です。私たちが創る次世代のSNS『artics』は、感性の共鳴を引き起こし、あなたをアーティストに変えます。
経歴や学歴の自己紹介では伝わらない『何かを好き』という感情。articsではあなたの「好き」を登録することができ、ジャンルの垣根を超えた新しい発見や、感性の近い人と繋がれます。既存SNSに存在する「いいね」や「ランキング」などは一切ありません。他者との比較による劣等感や焦燥感を持ちながらSNSを続ける日々はもうやめましょう。温かい空間で表現する楽しさを感じ、共感しあう新しい幸せの物語を、次世代のSNS『artics』がお届けします。
「良い大学・会社、平均より高い年収、彼・彼女よりも〇〇が優れてる」。
現在の社会の「幸福の物語(価値基準)」の多くが、「有限なものの奪い合いor他者比較ベース」だ。誰かが幸せになれば誰かが必ず苦しむような限られた名声や物質的豊かさを求めている限り、皆が幸せになることは不可能なんじゃないか?
私たちは、このような社会に昔から怒りや疑問を感じ、「自己表現と、それによる他者貢献」という新しい形の幸福の物語を社会に生み出したいと思い、集まった。
自分を知り、好きを突き詰め、それを体現する「自己表現」と、ありのままの自分を「他者」に向け、誰かに感動を届ける。この素晴らしさをアート・クリエイティブ業界だけじゃなく、もっと日常に浸透させたい。
これから私たちは、若者が一番時間を使うSNSの世界で、「自分の好きを深め、新たに好きに出会い、好きを表現する」体験を、当たり前にしていく。
①『好きを深めることは美しい』
「好き」という感情の力を知っていますか? 例えば、現代音楽の基盤を作ったビートルズは、一番初めはジョンレノン個人が大好きだった髪型、ファッション、音楽を自ら発信してただけなのです。つまり、「ジョンレノンが好きなものを好きになった」世界中のファンたちがあの熱狂を作ったのです。全ての始まりは個人的な「好き」にあるのです。 hiphop好きがストリートファッションを着始めるように、「好き」を深めることによって、自然と自分もその「好き」をこの社会に表現したくなるはずです。 やりたいことを見つけ、夢中で好きを深めることが、生きている中で何よりも美しいことを証明したいです。
②『全ての人の自己表現には価値がある。』
自己を素直に表した自己表現の場合、その作品には、どんなジャンルのものであれ(絵、音楽、小説など)、自分の心の中の内面的特徴が表れます。この世界には、自分と似た内面を持っている人は必ずいて、その人が自分の作品を味わおうとすれば、どんだけ下手でも共感・感動するはずです。そしてこの「共鳴の瞬間」にこそ、「安心・便利・快適」とは比較すらできない、生きた心地=精神的幸福感が生まれ、この瞬間は全人類が生み出すことのできる、とても大きな価値だと思います。どんだけ下手な素人の作品でも、世界70億人に見せれば、必ず刺さる人がいる、我々はそう強く信じているし、それを証明します。
③『レシーブの幸福よりもギブの幸福の方が大きい。』
現在は、資本主義の仕組みや承認欲求や劣等感を煽るマーケティングの影響もあり、レシーブの幸福(何かを受け取る、してもらう喜び)の方が、ギブの幸福(与える、誰かに何かをしてあげる喜び)よりも大きいという「当たり前」が存在しています。しかし僕らは、ギブの幸福の方が本質的に人々を幸せにし、より大きい快感を得られる、そして誰でもそれを感じられると信じています。だからこそ僕たちは、「自己表現と、それによる他者貢献」の幸福の物語が実現できると信じています。
①アプリ作成
articsは人々の創造性を刺激するアプリということもあり、周りの人たちの感性もお借りしながら、まさに「アート」のような作品を創っていきたい。
②インタビュー
様々なアマチュアアーティスト・クリエイターの方々に、本人の大好きなものや人生の物語、社会に対しての想いなどを中心にインタビューをして、その動画をTikTok・Youtubeに載っける。そして彼ら・彼女らにFacebookグループに入ってもらい、共同制作やアマチュア同士の相談等が生まれる場を創る。
③イベント開催
私たちには、鮮明な創りたい世界像がある。しかしそれは、言語を通じて人々に「理解」してもらうものではない。そこで、私たち自身がその「創りたい世界」を様々な形のアート(絵画、音楽、動画、VRなど)で表現し、それらを人々に体験してもらうことで、その世界の美しさを「体で感じて」もらえるようなアートイベントを開催する。その当日用の作品製作を、周りの人たちと共に行っていきたい。
(ちなみに、現在イベントの内容や出典作品をinstagramで発信しています!https://www.instagram.com/re_renaissance_future)
①デザイン、UXともに自信を持った状態で、アプリをリリースします。
②100人のアマチュアアーティスト•クリエイター及び伝統芸能関連の人々にインタビューを行います。
③僕たちの創りたい未来を表現するアートイベントを開催します!
全ての人が、本業・副業・趣味関係なく、週末などに当たり前のように自己表現や創作活動をしている社会。そして同時に、誰かの自己表現をサポートしている社会。
そこでは、言語外コミュニケーションの重要性や楽しさがもっと認められており、一人一人が自分独特の「世界観」を持っている。そんな美しい世界を、私達は創ります。
さらに私達は、鬱やいじめ、教育問題から環境問題まで、殆どの社会問題は、本質的には、制度やインフラではなく、一人一人が何を大切に思うかという「カルチャー•幸福の物語」によって引き起こされてるいると考えています。だからこそ、「自己表現と、それによる他者貢献」の価値を体感できるarticsが広まることによって、今の世界で苦しんでいる多くの人々を救えると確信しています。
musician/singer. artics co-founder.中辻 新
早稲田大学政治経済学部2年。小3から高校卒業までを国内外のインターナショナルスクールで過ごす。HuaweiやStartup Studioでのインターンやクレアモント経営大学院留学、キャリア甲子園入賞などといったビジネス面での経験と、イタリアでの合唱世界大会優勝、音楽番組出演、数百人規模の音楽イベント主催といった芸術・音楽面での経験を活かし、「芸術と経済の融合」を通じて、人々の心に深く、広く刺さるような感動を提供し続けたい。
Twitter:@aratanakatsuji_
artist. artics co-founder.富士田 玲奈
1998年、湘南生まれ。お祖父が小説家、画家、起業家であり、幼少期に藝術の魅力を知る。中学から始めたサッカーは中高大で合計6年間プレーする中でアメリカの大学女子サッカーベスト22人に日本人ながら選出される。シリコンバレーの大学に通い、TeslaやVCなどでのインターンを通しビジネスの経験をつけ、起業した傍ら、アーティスト(画家)として活動中。目に見えないものの価値や美しさの本質、感動のメカニズムを考え、共創し、追求したいです。
Twitter:@reina828
engineer中島 諒
福岡県出身。東京大学工学部3年。小学生からプログラミングを開始。大学1年時からITエンジニアとしてソフトウェア開発の現場に携わり続ける。数理科学をルーツにしつつも、計り知れない範囲に哲学を実践し、あらゆる対象を繋ぎ込む「メタ思考の鬼」。articsにて、アプリ開発を担当、現在制作中。
design engineer佐々木 尚
2001年、宮城出身。幼い頃から工学に興味を持ち、高専への進学を志望する。在学中は留学やフリーランスの活動を通してビジネスとデザイン経験を積み、Webフロントエンジニアとして内定を持つ。バンドマンとして5年以上活動し、現在は音楽の前線で感じた熱量・喜びをより多くの人と共有できるようなコンテンツの制作に試みる。
CANVAS代表、慶應義塾大学教授、B Lab所長
石戸奈々子
東京大学工学部卒業後、マサチューセッツ工科大学メディアラボ客員研究員を経て、NPO法人CANVAS、株式会社デジタルえほん、一般社団法人超教育協会等を設立、代表に就任。慶應義塾大学教授。総務省情報通信審議会委員など省庁の委員やNHK中央放送番組審議会委員を歴任。デジタルサイネージコンソーシアム理事等を兼任。政策・メディア博士。著書には「子どもの創造力スイッチ!」、「賢い子はスマホで何をしているのか」、「日本のオンライン教育最前線──アフターコロナの学びを考える」、「プログラミング教育ってなに?親が知りたい45のギモン」、「デジタル教育宣言」をはじめ、監修としても「マンガでなるほど! 親子で学ぶ プログラミング教育」など多数。これまでに開催したワークショップは 3000回、約50万人の子どもたちが参加。実行委員長をつとめる子ども創作活動の博覧会「ワークショップコレクション」は、2日間で10万人を動員する。
デジタルえほん作家&一児の母としても奮闘中。