新しい制服のカタチをつくり、学校教育をより良くする

Science Fiction Club

プロジェクト概要

私たちは学生服を変えることを通して、学校教育を変えることを目指すプロジェクトです。
近年の多様化の波を受けている学校教育ですが、学生服は全員で単一のものを着る、というものに留まっています。没個性、全体主義的であると批判を受け、制度として廃止する学校もある学生服ですが、仲間意識を育んだり、経済的格差を表面化させないための装置として有効な面も多くあります。
このプロジェクトでは、制服のメリットはそのままに、既存の問題点を解決する制服をつくることを目指します。方法論は「ばらばらでありながら、共通している制服をつくる」ことです。例えば生地は共通していても服のパターンがひとりひとり違った制服。パターンは一緒でも色が異なる制服。そんな制服があってもいいのではないでしょうか。
個性は発現したい。でも、一人ぼっちだとさみしい。
そんな学生の気持ちを汲みながら、多様なまとまりを生み出す学生服をつくっていきます。

  • 食エデュケーション
  • 02絶滅寸前で救われた文化が未来の豊かさの源泉になる
  • #制服
  • #学校
  • #アップデート
  • #デザイン
  • #自分らしさ
  • #ダイバーシティ&インクルージョン
  • #92期

動機

僕はちょうど、コロナウイルスが蔓延し始めた頃に大学に入学した世代です。コロナ渦の大学のZoomでの授業で「チームで共通のものをつくってZoomミーティングをひらく」という課題が出たのがこのプロジェクトを始めたきっかけです。「黄色いTシャツを着てくる」とか「白いマグカップを持つ」とか。離れたチームメイトが同じ色のTシャツを着ているZoomの画面をみて、「共通していること」のあたたかさを感じたことがきっかけです。

仮説

学生服は良くなる余地がまだまだあるのではないか?
学生の数がどんどん減っていく中、しかし、教育の価値は変わりません。むしろ重要性が高まっているなか、学生服という領域もその例外ではありません。学生服が良くなることで、学校教育も良くなっていくのではないか、というのが仮説です。

実験

デザインされた制服のプロトタイプをつくり、ティーンネイジャーモデルに着てもらう。

目標

1.デザインされた制服の製品化を目指す。
2.製品を売り込むためのパンフレットをつくる。

未来

学生服がより良くなれば、学校教育もより良くなる。

プロジェクトリーダーへ一問一答

  1. あなたはどんな風に育ちましたか?
    男二人兄弟の長男。大阪で生まれ、小3で東京に越してきました。小さい頃からものづくりが好きでしたが、服づくりにシフトしたのは大学生からです。大学生のときに設立したブランドを今でも運営しています。
  2. 渋谷の街のエピソード
    高校生のとき、渋谷西武にあるコムデギャルソンに週一で行っていました。何も買わないのに、服だけを試着しに。迷惑だったろうなと思います笑。
  3. メンバーたちの意外な一面
    コーヒーを飲んでタバコを吸いそうとよく言われますが、コーヒー飲めませんし、タバコも吸いません。
  4. 意気込みをお願いします!
    好奇心を燃料に走ります!

プロジェクトメンバー

  • Science Fiction Club プロジェクトリーダー稲田 駿平

    Science Fiction Club デザイナー。慶應義塾大学環境情報学部卒業。現文化服装学院在学中。大学時代に設立したブランド Science Fiction Club のデザイナーとして活動。

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