PxCell(旧:Cybor Ichiba)
ヒトの細胞を売り買いする世界をつくる
PxCell(旧:Cybor Ichiba) 川又龍人
2024年も未来に向けた実験を大胆に繰り広げる100BANCH。メンバーたちの抱負をリレーエッセイでつないでいく新春特別企画「2024年 今年の抱負!:龍のように」。
今日の執筆者は、「ヒトの細胞を売り買いする世界の実現」を目指す、PxCellプロジェクトの川又です。
この記事が公開される2024年1月12日(金)はAcademimicの浅井さんとの展示の真っ最中で、僕を含めメンバーや協力してくださっているA cultured energy drinkの田所さんやLandaisleのなかむーさんは開場ギリギリまで設営に追われているかもしれない。
2023年の7月に「細胞のマーケットをつくる」と意気込んでPxCell(旧:Cybor Ichiba)を始めてから、あっという間に半年が過ぎたが、改めて「とりあえずやってみる」ことの大切さを実感している。
(左から順にメンバーの大谷・川又・中村)
僕らは、細胞をファングッズやお守り、形見としてブロックチェーン技術を用いながら商品化しようとしているが、始めた当初は構想も今よりざっくりしていてモノすら無いので、様々な人からお叱りや非難を受けた。人生で一番「気持ち悪い」と言われたのもこの頃だ。
それでも理解者や面白がってくれる人達も沢山居て、数年分が半年間に凝縮されている勢いで、このプロジェクトを始めなければ出来ないような貴重な体験や出会いも数え切れないほどあったし、沢山の学びがそこにはあった。
そして、これらの経験は全てとりあえずやってみなければ存在しなかっただろう。
例えば、田所さんの紹介でその日の内に100BANCHに応募しなければ何も始まらなかったし、メンターの横石さんとの出会いが無ければここまでのスピード感で進められなかったし、「細胞やらない?」とメンバーに声をかけてなければ何も出来なかったし、浅井さんや田所さんと細胞の話をしてなければ今回の展示もなかったかもしれない。
物事には可逆的なものと不可逆的なモノがあるけれど、一度決めたら後には引けなくなること以外は、直感でどんどん試したら良いと思う。少なくとも僕は細胞を通じて学ぶことが出来た。
(川又の口内細胞)
今年の抱負としても、とりあえずやってみる精神で沢山挑戦して沢山失敗しながら、
「細胞で繋がる社会の実現」に向けて進んでいきたいと思う。
最後に1月14日までバイオアートや世界初の細胞アクセサリー(PxCell Wear)の展示をしているので、一度足を運んでくれたら幸いです。
「Culture technique of your life」-あなたの人生の培養技術-
日時:2024年1月12日-14日 10:00-20:00(12日のみ12:00-)
場所:渋谷区立勤労福祉会館2F 和室(渋谷PARCO向かい側)
(細胞アクセサリー「PxCell Wear」)
メンバーたちの抱負をリレーエッセイでつないでいく新春特別企画「2024年 今年の抱負!:龍のように」をお届けしています。他のメンバーによる記事は以下のリンクからご覧いただけます。若者たちの熱や未来への兆しをお楽しみください。