世界で一番おいしくて、あったかい街として
世界に誇れる渋谷をつくる

Tasty and Heartful

プロジェクト概要

渋谷の飲食店を中心とする助け合いのコミュニティを作ることで、コロナ等で苦境にある飲食店の課題をオープンイノベーションの仕組みで解決し、飲食店の活性化を通じたあたたかい街づくりを創造したい。

  • 食フード
  • 12経済活動は人間性を取り戻し、価値を軸とした"交歓"社会が成立する
  • #おいしさ
  • #飲食店
  • #渋谷
  • #ポスト資本主義
  • #課題解決
  • #商店街
  • #コミュニティ
  • #60期

動機

私たちは普段NPO法人O-Parkとして、渋谷で街づくりや環境に関する活動をしています。
渋谷での活動の中で、昔からあった飲食店が閉店してしまったりとコロナ禍で大変な苦労を強いられているという声を聞いたり、実際に目の当たりにしました。
そこで私たちは、人の入れ替わりが激しく繋がりが希薄になってしまう渋谷の街において、皆が助け合えるコミュニティを作ることで、いつもお世話になっている飲食店に貢献できないかと考えました。
本プロジェクトでは、飲食店とその他の企業・個人同士が交流し、情報交換したり、お互いに困りごとを共有し、助け合えるような仕組みをリアルの場とオンラインで作っています。

飲食店は、その街の住人や働く人に食事を提供するだけでなく、人と人とが交流し繋がれる機会を提供してくれるその街に欠かせない存在であり、飲食店を活性化することで「おいしくて、あったかい」未来の街づくりに貢献できると考えています。

仮説

1. 普通お店を越えて協力することは難しいですが、私たちのような第三者が街づくりや環境問題解決をビジョンとして共有することで、オープンなコミュニティを創ることができるのではないか?

2. 1のような助け合いコミュニティを作ることで、飲食店の課題を解決し、飲食店を活性化することができるのではないか?

実験

1. 飲食店とその他の企業や個人からなるコミュニティをオンラインとオフラインで作り、その中で助け合いが生まれるような仕組みをデザインし、オープンイノベーションによる課題解決を試みる (= 機能的価値)。

2. 1のコミュニティの中で情緒的な繋がりを生み、渋谷という大都市においてあたたかいコミュニティの創造を試みる (= 情緒的価値)。

目標

三ヶ月という限られた期間の中では、渋谷中の飲食店を巻き込むことは難しいため、上記の実験を限られた店舗数(数十店舗〜)で実施し各仮説を検証する。具体的には、飲食店同士がフラットに繋がるコミュニティを作り、飲食店が抱える課題の一部を解決し、プラットフォームのニーズと持続可能性を検証する。
それにより、私たちのビジョンである「おいしくて、あったかい」渋谷の実現性を高める。
<具体的なKPIは以下の通り>
・参加店舗:50店舗以上
・アクティブユーザー:30%以上 (オンラインプラットフォームでのログイン・発言回数)

未来

長年住んでいる住民や仕事や遊びに来る人、様々な人であふれる渋谷で、
100年後は、「街づくり・地域貢献」をキーワードに損得勘定を超えて、
おいしくて、あったかいまちづくりを飲食店が支えている状態を目指しています。

渋谷という大都市において、互いに助け合い支え合うことができ地域の持続可能性にも貢献できるコミュニティをまずは飲食店から開始し、将来的には様々な業種にも拡大することで、渋谷のお店や企業の活性化と地域の持続可能性の正の循環を生み出し、最終的には持続可能な街づくりを実現したいと考えています。

これまでの資本主義では、財務・会計的に計測できる価値のみが重視され、環境や人権、その他の価値については仕組みとして循環させることが困難でした。そこで私たちは、従来価値に加え新しい価値も仕組みに取り入れることで新たな地域経済の形を模索し、渋谷で成功例を作った後に日本の他の都市や海外にも広げて行ければと考えています。

「プロジェクトリーダーへ一問一答」

  1. あなたはどんな風に育ちましたか?
    神奈川県なのにど田舎の足柄育ち(金太郎のふるさと)、小さい頃は虫取りと魚釣りに夢中でした。とにかく朝が苦手で小学校の時から度々遅刻して怒られながらも、「まあ自分が遅刻しても誰にも迷惑かからないしなぁ」とゆったりトーストを焼いて食べながらテレビを見ていてさらに怒られるという超絶マイペースな子供でした。
  2. 渋谷の街のエピソード
    中学生くらいから洋服にハマりして、神奈川の端っこから定期的に原宿に洋服を買いに行くように。渋谷は日本で一番カルチャーが集まるワクワクするクールな街で、ずっと憧れです。そして、どんな奇抜なスタイルの人でも馴染める日本で一番懐の深い街だと思っています。
  3. メンバーたちの意外な一面
    社会人~学生、左脳と右脳が揃った、いい意味でカオスなチームです。
    ゆるふわに見えて、みんなやるときはやるメンバーだと思ってます!
  4. 意気込みをお願いします!
    渋谷という大きすぎる街で、巨大な繋がりを作り持続可能な「あったかい」仕組みを作ることで、
    新しい街づくりの形を実現したいです!!

プロジェクトメンバー

  • リーダー奥津勝太

    早稲田大学創造理工学部卒(同大学院卒)、三井物産の財務系部門にてDX推進を主導。 一方、従来の会計的に測定可能な価値だけでなく、今後人類が考えるべきその他の価値も含めた循環に興味を持ち、共同代表の澤登と2021年NPO法人O-Parkを設立。 サイエンスとアート、ビジネスとカルチャー、 相反するものの共存を模索しながら仕事と趣味に日々没頭している。 趣味はコーヒー、キャンプ、サウナ、洋服、インテリア。

  • リーダー澤登公孝

    平日会社員として働く傍ら、2016年からNPO法人greenbird 渋谷チームの運営を経験後、共同代表の奥津と2021年にNPO法人O-Parkを設立。社会課題を楽しく、再現可能な形で、誰もが行動してみたくなるようにデザインすることがライフワーク。 趣味はコーヒー、黒糖焼酎、サウナ、自然遊び、育児。

  • 企画難波頼仁

    2000年 東京生まれ。慶應義塾大学商学部3年。大学ではマーケティングを専攻し、独学で会計と英語の勉強をしている。大学生になり地元のイタリアンレストランでアルバイトを始めたが半年後に適応障害になり休職してしまう。その際に個人的に相談にのってもらうなどレストランには大変お世話になったが、コロナの影響で閉店。普段活動を行なっている渋谷で、飲食店になんらかの形で恩返しができないかという思いでこのプロジェクトに携わっている。 得意料理はタルトとパスタ。

  • 企画五十嵐友乃

    2001年 東京都生まれ。中央大学法学部3年。幼稚園から高校まで一貫校で過ごし、勉強や芸術において常にホンモノに触れる教育を受ける。新しい世界を求めスタートした大学生活はコロナ禍で混沌としたが、そんな自分と大好きな渋谷の街を一緒に変えよう!と活動を始める。

  • 企画、SNS依田澄香

    2001年東京生まれ。高校時代にフェミニズムと国際関係に興味を持った事がきっかけで本校に入学。幼少期から身近であった「渋谷」をより笑顔溢れる街にすることが目標。現在胃腸が弱いために自宅でグルテンフリーの洋菓子作りに挑戦中。

メンター

  • 石川県副知事西垣 淳子

    東京都出身。東京大学法学部卒業後、通商産業省(現経済産業省)入省。経済産業省では日本の魅力を発信するクールジャパン政策や、日本のモノづくり産業支援政策等を推進。特許庁時代には、商標や意匠を活用したブランディング戦略や、技術情報等をベースとした知財戦略を支援。現在は石川県でデジタル化、グリーン化等を通じて中小企業支援に力を入れている。

    西垣 淳子さんのページを見る

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