- イベントレポート
次の一歩をつかむ場所 〜GARAGE Program 実験報告会〜
新たなシュート体験の場を創造する!
一人でシュート練習したくても、場所がない、ゴールがない、キーパーがいないといった状況があります。その不満を解決する場をつくります。キーパーは人が対応すると身体への負荷が大きいため、ロボットキーパーを自作します。自作ロボットを活用し、誰もが気軽に楽しくスポーツできる環境を整えます。
社会人になってフットサルを始めましたが、一人でシュート練習できる場所が想像以上に少ないと感じました。サッカーにも、野球のバッティングセンターのように、一人で練習できる場があってもよいのでは と考え、このアイデアを発案しました。
サッカー部の学生は、部活動の中でシュート練習やPK練習をする機会が少なく、自主練習で補っている現状があります。ただ、自主練習は、部活動が終わった後のグラウンドや近くの公園で行うことになり、ゴールキーパーがいなかったり、思い切りボールが蹴られるスペースがなかったりと十分な環境で練習ができません。そのような不満を持つ人たちに対して、PK CENTERという場を提供し、シュートの精度向上に役立ててもらえればと考えています。
・ゴールキーパーロボットの機能評価(ボールをキャッチするためのモーターテスト、ボールの画像認識と軌道予測アルゴリズムの評価)
・ユーザー評価(実際にデモ機でプレイしてもらい、体験結果のフィードバックを得る)
・ビジネスモデル検証(継続的なサービス提供の可能性を探る)
ゴールキーパーロボットを完成させユーザーに使用してもらう。併せて、継続的にサービス提供できるようビジネスモデルを構築する。
PK CENTERを利用した子供たちが成長し、日本代表となり、ワールドカップで優勝できるような未来が実現できればとても嬉しいです。
弓納持 道雄
石川県出身。幼少期から野球に打ち込む。現在は精密機器メーカーで働きながら、フットサルを楽しむ日々。スポーツの楽しさを再発見すべく、本プロジェクトやボランティア活動に取り組んでいます。
鈴木 毅
東京都大田区出身。1985年生まれで横浜国立大学卒。現在はソフトバンクのエンジニア/MICE PlatformのCTOとして経営をテクノロジーの面から推進している。
物心が付いた頃からサッカーをしていた。ボルシア・ドルトムントと川崎フロンターレの大ファンで、いつか両チームがクラブW杯の決勝で戦うのを夢見ている。
株式会社Shiftall 代表取締役CEO岩佐 琢磨
パナソニックにてキャリアを始め、2008年に株式会社Cerevoを起業し30種を超えるIoT製品を70以上の国と地域に販売。2018年4月新たに株式会社Shiftallを起業し、複数のIoT機器を開発・販売。2021年からはVRメタバースに軸足を移し、家庭用モーショントラッキング機器 ‘HaritoraX’、 防音Bluetoothマイク’mutalk’やVRヘッドセット’MeganeX’など多数のメタバース関連機器を手掛ける。