人類の運命を握る昆虫食に、 美しいデザインとレシピを

Future Insect Eating

プロジェクト概要

現在、昆虫食はほとん食糧問題という文脈において語られる。実際、昆虫食は栄養価も高く繁殖もしやす いため食糧問題の解決策として有効である。しかし、私は昆虫食が「食」を名乗るのであれば、食として魅力的であることがとても重要だと考える。残念ながら現段階では昆虫食は既存の食ほどの魅力を持っていな い。しかし、それは今までほとんど昆虫が食材となるよう試行錯誤されてこなかったからであり、本質的に昆虫が魅力的でないわけではないはずである。牛にしても1万年前のものを食べたら今のものほど美味しくないだろう。 本プロジェクトでは、より根本的に昆虫食をデザインしていく。料理の前段階の下処理の方法の発見や昆虫の部位ごとのリサーチ、新しい昆虫ならではの肉の制作、昆虫食の新しい食べ方の提案・制作、その他にも昆虫が食材になるための試行錯誤を行う。そして、そのプロセスを表現することで多くの人に昆虫食を考える上での拠り所を作っていく。

  • 食フード
  • 04自然と人間との共棲(シンビオンス)関係が深化する
  • #昆虫食
  • #混虫肉
  • #レシピ
  • #食文化
  • #デザイン
  • #料理
  • #コオロギ
  • #1期
プロジェクトのスケジュール
  • 7月 未来の昆虫食の提示を目指して始動。コンセプト・方向性ディスカッション/プロトタイピング
  • 8月 料理プロトタイピング/架空料理プロトタイピング
  • 9月 想定アウトプット=昆虫料理/仮想昆虫料理/昆虫料理レシピブック/プロジェクトプロセスブック(アイディア、プロトタイプ、ディスカッション内容等をグラフィックでまとめる)/料理会
  • 10月 新しい昆虫食のアイディア出し/プロトタイピング
  • 11月 新しい昆虫食の制作
  • 12月 昆虫食料理専門店(短期)の企画・設計/昆虫食料理専門店実施

Insect Eating & Me

昆虫食×デザイン

Webサイト
EVENT

12/5(月) 昆虫食◯△◇ @100BANCH 

このイベントではあなたに昆虫食を作ってもらいます。昆虫食はまだ十分に試行錯誤がされていない食ですが、だからこそ未来での食として可能性があるかもしれません。制作と実食を行い、リフレクションの手法を通して考えることにより、独自の昆虫食観を見つけ出しましょう。

イベントページ https://100banch.com/events/4584/

レポート https://goo.gl/WTB8CW

9/11(月) 昆虫食に、デザインとレシピを。@LIFULL HUB

今までの昆虫食とは違う魅力を体験し、昆虫食の未来について一緒に考えよう!というテーマでLIFULL HUBにてワンマンイベントを実施。

今回は今までの制作の中から見えてきた昆虫食の面白さや可能性を共有することで、今までの昆虫食とは違う魅力を感じ、昆虫食の未来について考えていければと考えています。

イベントページ https://www.facebook.com/events/1623770461006799/

 

昆虫解体新書 -祭-

イベントページ:https://100banch.com/events/8702/

 

AWARD

CREATIVE HACK AWARD 2017ファイナリスト選出(応募総数437作品中のベスト18)

特別賞受賞

http://hack2017.dev.wired.jp/ja/winners/

プロジェクトメンバー

  • クリエイティブ高橋 祐亮

    1992年生まれ。慶應義塾大学SFC・東京藝術大学大学院を経て現在は建築設計事務所を中心に活動。在学中より昆虫食のプロジェクトを継続。

メンター

  • カフェ・カンパニー株式会社 代表取締役社長楠本 修二郎

    1964年福岡県生まれ。リクルートコスモス、大前研一事務所を経て、2001年カフェ・カンパニーを設立。 コミュニティの創造をテーマに「WIRED CAFE」など約80店舗の企画・運営や地域活性化事業、商業施設プロデュース等を手掛ける。 2021年「日本の愛すべき食を未来につなぐ」ことを目的にグッドイートカンパニーを設立。 その他、内閣府クールジャパン等の政府委員や東日本の食の復興を目的とした「東の食の会」、「おいしい」を軸に新たな循環や仕組みを生み出し持続可能な未来への貢献を目指す「おいしい未来研究所」の代表理事等も歴任。

    楠本 修二郎さんのページを見る

プロジェクトの歩み

  1. 2017/7/5

    入居開始

  2. 初開催のMEETUPイベント。 “ボクらの未来づくり”1ヶ月の成果は?

  3. EAT VISION 
    〜100年後のボクらは何をどう食べている?〜

  4. 100BANCH Open GarageProgram〜プロジェクトがどんな活動をしているのか〜

  5. 100年後、私たちは何を食べている? 〜白熱の「EAT VISION」トークレポート〜前編

  6. 昆虫食◯△◇

  7. Future Insect Eating リーダー高橋祐亮: 昆虫の「食」としての可能性を探求! 世の昆虫食観にコペルニクス的転回を起こすデザイナー

  8. 新たな価値を生む多彩なプロジェクトが集結 〜GARAGE Programプロジェクト成果報告会〜

  9. 100BANCHが「Slush Tokyo 2018」に出展

  10. スタートアップの祭典「Slush Tokyo」に100BANCHが登場! 世界を舞台に躍動した9プロジェクトに密着!

  11. 昆虫食解体新書 #0 「味覚」+「情報」+「思考」

  12. 昆虫にしかできない食文化を——— 昆虫食解体新書 第零回「味覚」+「情報」+「思考」

  13. 味覚・視覚・思考の昆虫食|昆虫食解体新書 -祭-

  14. 私たちは何のために食べるのか? 「EAT VISION 2 〜 Conceptual Eating 〜」開催レポート

  15. Panasonic創業100周年記念フォーラムに出展! NEXT100をわかせたミレニアル世代の展示を紹介

  16. 出張100BANCH 台湾編: パナソニック100周年の特別展「FUTURE:FUTURE 」

  17. 昆虫食解体新書 #啓蟄祭

  18. 「昆虫食」という新たな食の可能性——— 昆虫食解体新書 #啓蟄祭

  19. WHAT’S NEXT? -新食視点-

  20. ナナナナ祭 EXHIBITION【2F GARAGE】

  21. 100BANCH ナナナナ祭2019 キックオフイベント 今年の企画ラインナップを紹介!

  22. 渋谷で未来のグルメを堪能! 100BANCHナナナナ祭の「食」にフォーカスした新感覚イベントをピックアップ

  23. やがてそれは日常に溶け込む――未来の昆虫食“文化”を先取りして魅せた「ナナナナ祭2019イベント WHAT’S NEXT? -新食視点-」実食レポート

コンタクト

urlhttps://www.strangeworks.info/

mails1216426@fa.geidai.ac.jp

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