- イベントレポート
さまざまな試行錯誤が生み出す未来のかたちとは? 〜GARAGE Program実験報告会〜
「作って売って、幸せを届けたい」を、やりたい全ての人に
売り物の食品を作るための厨房を共有することによって、食べた人に幸せを届けたい人の夢を実現させる。
会社員をしながらパン作りに目覚め、楽しさを伝えるためにパン教室を始めた。そのパンを遠くの方にも届けたいと思ってレンタルキッチンを探したが、「作ったものを販売しても良い」というレンタルキッチンがなかったので、自分で作った。
次の100年は、「人はやりたいことをやって、幸せに生きる」時代だと仮定する。
①やりたいことをやって生きる人は、時に辛いかもしれないが、総じて幸せである。
②美味しいものを作って届けることに幸せを見出す人がいる。
1.厨房DIYの完成と、DIYキットの販売(屋内にポンと置ける厨房と、地方の自宅の庭にぽんと置けるコンテナボックス型の厨房)
2.こだわりの生産者の食材10種を使ったお菓子/パン/ごはんを食材ごとに開発する。 3.magazine30記事ためてローンチして、100記事ためる。
「人はやりたいことをやって、幸せに生きる」時代になっているので、そのための教育機関を作りたい。 教養は大切だと思うし、アインシュタインが一生かけて見出したものを1時間で学ぶことができる学校はとてもありがたい。 しかし今の教育機関では、学んでも人生のみのりに活かし難いので、もっと人が自由に幸せに生きられるような教育機関を作りたい。 (ここ10年くらいなら、①起業②デザイン③ファッション④プログラミングが学べる学校を作りたいが、100年後だとまた違ったカリキュラムになっていると思う)
言い出しっぺ兼リーダー木村優子
菓子製造/飲食店営業許可付きシェアキッチン”すたーとあっぷきっちん”代表。大学の建築学科を卒業してハウスメーカーで働き、より良いワークライフバランスを目指して食の道へ移る。栄養士の専門学校へ通いながらパン教室を始め、教室に通えない方にもパンを届けたいと思い、菓子製造許可付きレンタルキッチンを始める。
たかはし かよこ
株式会社社員食堂CEO シェアキッチン「社員食堂Lab.」「基地キッチン」ディレクター 栄養士・調理師
東京大学 大学院農学生命科学研究科 教授岩田 洋佳
幼少期をタイ、インドネシアで過ごす。
東京大学 農学部卒。東京大学 大学院農学生命科学研究科で博士号を取得。
統計学・情報科学と農学の融合をテーマに、農研機構で研究に従事後、2010年より東京大学 生物測定学研究室 准教授、2023年より教授。
現在は、ゲノム科学と情報科学の融合による品種改良の効率化、植物と微生物の交互作用の品種改良を介した強化、リモートセンシングを用いた農業・林業の効率化などを主な対象に研究を展開中。